marugame-yamagata 201704

 独立系の店を攻め続け、未訪の店を地道につぶしていこうとの考えで食べ歩きをしていますが、この日はそれにこだわらず、久々にあれが食べたいと思って、山形市嶋南の「丸亀製麺山形店」を4年8か月ぶりに再訪しました。ターゲットはかけうどんと野菜かき揚げです。
 なお、初訪時の様子はこちらをご覧ください。

 親子丼定食+野菜かき揚げ、680+130円。
 親子丼定食は、かけ並+親子丼小、290+390円の組み合わせになります。

 かけうどんは安定したうまさで、セルフのネギ、つゆをたっぷり。
 今回はどでかい野菜かき揚げをテイクしたので、天かすは遠慮したところ。

 親子丼は、「小」とはいえ侮れないボリュームです。
 味はそこそこかもしれないけれども、うどんと一緒に注文して、支払いを済ませるまでのわずかな時間にきちんと調理してはいドウゾと配膳されるのは立派。若いアルバイトではなく熟練のおばさんがつくっているところがよく、それなりに納得できる内容です。

 親子丼が想像以上の量だったので、このコンビネーションでは自分にとってはちょっと多過ぎました。天ぷらが明らかに余計だったな。
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marugame-yamanan 201701

 想いはすぐに遂げたい。比べてもみたい。そんなわけで、「はなまるうどん」に続いて「丸亀製麺」にも行ってみました。
 「丸亀製麺イオンモール山形南店」。イオンモールのフードコートに入っている店なのですね。
 「丸亀製麺」は、米沢勤務時代に米沢店で何度か食べたことがあり、自分の中ではいい店だという位置づけになっています。その後山形の嶋南を一度だけ利用したことがありますが、ここは初めて。しばらくご無沙汰しており、4年4か月ぶりの丸亀製麺訪問となります。

 かけ(大)+野菜かき揚げ+さつまいも天、390+130+100=620円。
 まず、朝食なしの朝昼兼用食なのでどんといってみた「かけ(大)」ですが、ツルツル、シコシコでおいしいので難なく入りました。けっこうな量があります。

 以下、「はなまるうどん」と比べてみましょう。
 うどんはこちらのほうが微妙に太い印象があり、エッジが立っていて、自分としてはこちらのほうが好き。
 ダシは、こちらのほうがやや色が濃く、比較的醤油の味が感じられます。茹で汁の味がせず、こちらのほうが上。ただし、少し温いのが残念です。
 天ぷらに関しては、ダンゼンこっちが上。でっかい野菜かき揚げがさっくりしていてすごくおいしいし、さつまいも天もこちらのほうがデカいし厚い。加えて価格もこちらが安いです。

 こうなると、うどんを食べたいときは「丸亀製麺」だということになりましょうか。
 ところでかつて、山形の南館に「釜や本舗」というセルフ式のうどん店があったのですが、閉店して久しい。あれはどうなったのだろうな。調べてみると「元気寿司」系のようなのですが。
 ついでに、「はなまるうどん」は吉野家ホールディングス系列だそうです。
hanamaru-teppou 201612

 「手打ちうどん鶴」から弾みがついてすっかりうどんづいているこのごろ。
 今年オープンした「はなまるうどん山形鉄砲町店」を初訪問です。「はなまるうどん」自体は「山形桧町店」で何度か食べたことがあり、1年11か月ぶりとなります。

 かけ(小)+牛肉ごはん+さつまいも天、130+380+110=620円。
 かけうどん130円は驚異的だと思う。それなりにおいしくて、揚げ玉や生姜もご自由にどうぞだし、これはお得感たっぷりです。なにせ、やさい天1個(140円)より安いのですから。
 うどんの仕立ては万人向けの感があり、もう少し硬めでエッジの効いた麺線にしたらいいのになとの感想を持ちました。また、いつも思うのだけど、湯切りが甘いのか、せっかくの出汁が茹で汁の味がして少々残念。まあ、やっているのが二十歳そこそこの女性アルバイトなのだから、やむを得ないのかもしれません。

 しかし、ここで儲けているということなのだろうけれども、牛肉ごはんが380円というのはいかにも高い。自分が考える貨幣換算価値としては、せいぜい250円ぐらいがいいところではないでしょうか。
 第一、つくり方がよくありません。注文を受けると、客の目の前で前もって小鉢に分け入れていた牛肉を何らかの調理器にカパッと移し、数秒後にそれを引き上げてただごはんにかけて出すという速攻メニューで、見ていてがっかり。こういうことはせめて見えないところでやってほしいものです。
 ごはんの量も肉も少なく、これを食べるぐらいだったら少々手間でも、ここでかけ(小)のみを食べて、近くの牛丼屋に走って「並」を食べたほうがずっと満足いくことでしょう。

 天ぷらは、おそらく「丸亀製麺」のほうが上なのではないのかな。さつまいも天も、格別の感慨はありません。
 そうだ、「丸亀製麺」にも行ってみなければナラヌなあ。
zamian 201610

 山形に帰ってくると蕎麦が食べたくなるもので、2日連続の蕎麦昼食。
 蔵王成沢のR13上り車線沿いにこの7月にオープンした「蔵味庵(ざみあん)」を初訪問。ここ、以前はたしか「ごちそう市場」があったところだよな。

 もり天そば700円。
 メニューを見ると、「当店の盛は普通盛りで通常の大盛りの量です。お子様や女性の方は小盛りをおすすめいたします」との威嚇文が。(笑)
 また、「かき揚・下足天がございます。いずれかをお選びくださいませ」というので、かき揚をチョイスしてみました。

 「そばのまるごまるご」のようなあっと驚くサーヴィング・スピードはなく、数分後に運ばれてきたものは御覧のとおり。
 麺量はけっして多いとは言えないけれども、一般的男性にとってはこのぐらいの分量が適量でしょう。断面が長方形をしたそばの切り口です。
 天ぷらは作り置きで冷めていますが、箸でちぎれるぐらいの硬さで、東根「伊勢そば」のように衣で口内を切るようなことはありませんので、ご安心を。(笑々)

 チューブからにゅるっと出しましたと言わんばかりのわさびを見てやや興ざめ感があります。
 格別すごくおいしいというわけではありませんが、まずくなければそれで充分。そもそも昔は蕎麦なんて、米ができないような地域で作付けされて腹塞ぎに食べていたようなものなわけで(認識不足か?)、しっかり食べて満腹になればそれでいいのではないか。
 でもまあここ、コスパはなかなかいいと思います。

 最後に、おばちゃんに蕎麦湯を催促し(催促しないと持ってきてくれなかった)、冷えた腹を温めてゴチソウサマ。
marugomarugo 201607

 帰省中の山形で、「孤独のグルメ」の井之頭五郎サンのように自分は今何を食べたいかと考えて、そうだ、蕎麦だ、しかも「まるご」で――と決定。
 ものすごくおいしい蕎麦というわけではないけれど、あのボリューム、あのゲソ天、あのカジュアルさはほかではなかなか得られない楽しさなのだ。
 旅籠町の「丸五そば」がわけあって廃業してからは、そんな味わいを持つ蕎麦屋は荒楯のココしかなくなってしまったのではないか。
 というわけで、2013年6月以来丸3年ぶりの訪問となりました。

 もり天750円。3年前のときよりも50円値上げされているのはやむを得ないでしょう。
 相変わらず一息つく暇もなくすぐにサーヴされるソッコー作業には笑えます。また、私むかーしから店を仕切ってますといった感じの年期と気合と気骨を兼ね備えた化粧厚のおばさんも健在でよろこばしい。若い頃から見知っているだけに、あの時代からのン十年の歳月を一人思い起こしたところ。

 ひゃあ、盛りがいいよね。猪口のたれではなくこの蕎麦の上に一味をパラパラではなくバラバラとかけ、卵を割ってたれに落とし、箸でネギを少々使って手繰り始めます。これこれ、この味、この醍醐味。
 たれが少々塩辛く、醤油味っぽくなったかなと思うのだけど、以前からこうだったのかな。
 大きくてごわごわのゲソ天も以前のまま。ネギは少なめ。蕎麦湯は熱めでよろし。

 ゲソ天蕎麦って、村山地方人のソウルフードと言ってもいいかも。山形の蕎麦は、おいしいし楽しいし、腹くっつぐなります。
 客数が少なくなっているような気がしましたが、お邪魔した時がたまたまそうだったということであればいいなと思います。
pekin 201605

 山形出張。山形大学前通りにある「北京飯店」をついに初訪問。
 ついにというのは、ここってよく通る道なので昔から知っていて、古いしもた屋風たったので入るのにやや躊躇する雰囲気があり、駐車場もないために、「見てるだけ」にとどまっていたのでした。しかし数年前、店を建て直して新しく、明るくなり、店前に車を何台か停められるようになったので。入ってみたというわけなのです。

 お冷を運んでくれた女性にオススメを訊くと、五目焼きそばとか、暑くなってきたのでいためそばあたりですかね~とのこと。
 聞き慣れない「いためそば(醤油味)」というのにも興味が湧きましたが、ここはファーストアイテムの「やきそば(五目あんかけ)」730円にしてみましょう。

 でっかい平皿。五目あんがたっぷり。いいですねぇ。
 イカ、エビ、豚肉、ハムなどのほかに白菜を中心とした野菜類が入っていて、これができたての熱々。口内火傷を気にしながらフーフーして口に運びます。焦げ目のついた麺に絡むあんがたまりません。あんかけ焼きそばの醍醐味ここにあり、です。
 味は、格別凝ったものではなく平易。それが庶民性を感じさせ好感が持てます。

 中華スープは鶏ダシが効いたいかにも中華料理店といった塩梅のスグレモノ。これなら中華麺類もさぞかしおいしいことでしょう。
 価格も大衆的だし、数多くあるメニューを一つひとつつぶしていく楽しみもありそうです。
 そのうちまたお邪魔することにしましょう。
churaumi 201605

 山形市青柳、県立中央病院近くの「Dining美ら海」を初訪問。
 「沖縄」に関してはかなり多くのものを見聞しているつもりですが、地元山形市で2005年にオープンしたこの沖縄料理店には、知っていたけどなかなか足が向かないでいました。
 その理由は、ホンモノの沖縄料理がここで味わえるのだろうかという疑問と、もし味わえなかった場合の失望感はかなり大きいものになるであろうとの懸念からでした。
 加えて、ホンモノの沖縄料理が食べたいのなら沖縄に赴いて好きなだけ味わってくればいいじゃないかという考えもありました。
 で、ある日曜日の昼の時間、沖縄そばを食べようと、ようやくつれ合いと行ってみたところ。ランチパスポートを持ってきている人たちでやたらと賑わっています。

 なんこつソーキそば756円。
 見た目スープが濁っていて、ホンモノとはちょっと違うなと思いながら啜ってみましたが、鰹節ととんこつの風味がいい具合にマッチしていてこれはなかなかに美味。多少塩辛めなのは東北地方の人々に合わせたから? 卓上のコーレーグースを少量回しかけて食べましょう。
 なんこつソーキは、期待を大きく上回るやわらかソーキで、軟骨部分も違和感なく食べられるデカくておいしいものでした。
 沖縄の蒲鉾も入っているし、しっかり沖縄ナイズされています。

 しかし、麺はいただけません。打って、熱いうちに切って、油を回して、ゆっくりさまして――という本来の製法は採用されていず、ラーメンの麺をつくるやり方で形状を太めにして、どこかこのあたりの製麺所でつくったものと見ましたが、どうなのでしょう。これは沖縄そばではないことは明らかです。
 うーむ・・・、悪い予感は当たっちゃったかなぁ。

 店内は沖縄ムードが漂い、夜は泡盛も飲める様子。BGMはエイサーソングとネーネーズでした。
 山形にいながらにして沖縄ムードに浸りたいという人はどうぞ、という感じでしたかねぇ。
 あぁ、なんかモーレツにホンモノの沖縄そばが食べたくなってしまったではないか。
iseya 201603

 2013年3月以来まる3年ぶりに、ビッグウイング北の流通センター内にある「伊勢屋」を再訪しました。

 げそもり天700円。
 立派です。これで700円?!
 そばの量は十分。卓上のサービスの玉子をたれに割り入れ、薬味のねぎを少量。七味唐辛子をふって食べ始めます。この大きさのそば猪口(?)がいいです。これに手繰ったそばをどぼりと入れ込んで、卵のぬめりとともに啜り上げるというのが、山形・村山地方の正統的な蕎麦の食べ方なのでありますよ。

 立派だというのは、天ぷらの質と量に負うところが大きいです。
 サツマイモ1、タマネギをかき揚げ風にしょりっと揚げたもの2、春菊2、小さいとはいえゲソが数えてみたらなんと14本も。これってすごいでしょ。いやぁ、たまりませんな。

 昼時とあって、働く男たちが次々とやってきては、ささっと啜って帰っていきます。
 店内は椅子席とカウンターがあり、店をいったん出て公共スペースの廊下を挟んだ反対側に座敷席があるという一風変わった店のつくりになっています。
 このぐらい実質的で格安ならば、また行きたいです。山形新聞・放送本社の裏手にあった「まるごそば」が閉店した今となっては、こういう店は貴重なのです。
tsukishiro 201603

 清住町の「お食事処つきしろ」を初訪問。
 山形市内では数少ない未訪店のひとつ。なかなかチャンスがなくて行けなかった店です。スパゲティがレギュラーメニューのようで、定食も出すという感じでしょうか。
 メニューを持ってきてくれた店のおばさんは、すぐさま「今日のランチは固焼きそばです」と告げます。おお、ではそれをお願いします。

 日替わりランチセット800円。
 メインディッシュの固焼きそばに味噌汁がセットされています。
 焼きそばは、中華麺をフライパンに薄く敷いてその両面に焦げをつけたもの。箸でつまむと麺全体が持ち上がってくるような揚げ具合になっていて、うーん、どうなのかな。
 かけられた五目餡は、味は悪くないけれども家庭的でまあそれなり。白菜中心で、ホウレン草、ニンジンなど。豚肉のほか、ナポリタンで使うようなベーコンっぽい肉が入っていますが、中華料理店のようにうずら卵、イカ、エビなどはありません。
 味噌汁は、油揚げに大きい豆腐、エノキ茸が入った正統派です。

 量も質も、店の看板メニューとしては全体としてややしょぼいんじゃないのというのが正直な感想。もうひとつ、小鉢ぐらいついていてもいいかもしれません。そういえば漬物もなかったな。
 これに食後のコーヒーが付いたので、なんとか恰好がついたというところでしょうか。
ikkyuan 201603

 山形市に出張。内陸に戻ったなら蕎麦でしょう。
 ということで、一仕事終えてからの昼メシは「一休庵」で。ここでの食事は2014年12月に「みそラーメン」を食べて以来となります。
 
 肉そば(冷たい)+ゲソ天、650+150円。
 蕎麦は製麺機製のもので、ストレートの真っ黒仕立て。そして鶏肉はかなりくたびれた親鳥、というよりもババ肉と言っていいような固いものです。まあ、それがまたいいのだけど。
 あわせて注文したゲソ天も硬めの足のごりごりした揚げっぷり。2~3日前に庄内地方で食べた麦切りについてきたソフトなゲソ天とは雲泥の違いです。
 しかし、どこをとってもこの下品な品物が、村山衆を欣喜雀躍させるのですよ。
 これだよ、これ。肉そばはこうこなくっちゃ。ゲソ天とはかくあるべしだよな。

 というわけで、かなり満足。
 食べ慣れたものが一番おいしい、ということなのでしょうね。
osobani 201509

 山形駅にほど近い幸町のこの店は、かつて「手打ちそばさん七」だったところ。2年前の夏に開店したようで、今回初訪問になります。

 当店人気No.1だという「おそばにスペシャル」の大盛り780+100円にしてみました。
 蕎麦と季節の野菜の天ぷら・げそ天、おしんこのセットです。

 味は悪くはないのですが、全体としてこぢんまりとしてしまっている印象。
 そう思えてしまう理由はいくつかあって、まず薬味のネギが極めて少量であること。小口切りのネギが10切れぐらいでしょうか。(嗤)
 ネギ好きの自分からみれば「馬鹿にしてんのか」的な少なさです。ネギは最低この5倍ぐらいは欲しいです。
 それと、そばつゆも少ない。はじめにこれっぽっちかと思ってしまうと、豪快に啜り上げようという気が萎えてしまいます。
 さらに、蕎麦の盛りも貧弱で、大盛りが他の店の普通程度の量かも。

 そう思ってしまうと、なんだかいろいろと粗ばかりが見えてしまいます。
 フロア担当が3人もいるのにお茶がセルフだったり、勘定の時も手が空いているのになかなか出てきてくれなかったり。

 でも、天ぷらはまあまあでしたか。
 なす、ししとう、にんじん、さつまいも、カボチャにげそ天2。これを天然塩でいただくという趣向です。
 その天ぷらをタレにつけて食べよう思っても、そばつゆが少ないし、猪口の間口が小さいのでネタがつゆまで届かないというジレンマのおまけがついていました。

 ああもう、うるせい客だよな、まったく。(自分)
 再度行くとしたら、夜かな。酒を飲んでから蕎麦というのがいいかもしれません。
tomo 201504

 山形市役所に用事があり、その近くにある「キッチン友」を1年5か月ぶりに訪問。
 というのは、いつも通っている理髪店のオーナーがいつになく感情を込めて「友のナポリタンって旨いと思うんだよなぁ」とつぶやいていたのを思い出したからだ。
 子供のころにお母さんがつくってくれたスパゲティを食べたときの懐かしい味がするというのだった。

 ナポリバーグ700円。
 とりわけ何かを主張しようという様子が微塵も感じられない極めてオーソドックスなスパゲティ・ナポリタン。
 ははあ、これか。彼が言っていた「旨さ」というのは。その気持ちはとてもよくわかる。

 これを「普通」と一言で片づけてはいけない。普通であることこそ素晴らしいのではないか。
 奇を衒ったところがなく、パスタの茹では硬めできりりとしており、妙な油っぽさがなく、シンプルな具は万人受けし、味付けのきつさもない。そういうことをこそ評価すべきではないか。

 なかなかによし。100円増しとなるトッピングのハンバーグがしょぼいのがちょっぴり気になりますが、上等と言っていいでしょう。
minaka 201503

 退社が遅くなり、帰宅途上にある「三な花(みなか)」を初訪問。正統派の蕎麦屋で21時までやっているところなんてそうあるわけではないので、ちょっとうれしい。
 しかも、ミニ丼が充実しているというではないか。

 もりそば+ミニ野菜天丼、650+230円。
 まずはもりそば。
 山形の有名蕎麦処、三津屋の暖簾分けだと聞いたことがありますが、まさにその蕎麦。細打ち、固茹でで、きりっと冷やされていてその喉当たりがたまりません。
 麺量は多くありません。たっぷり食べたい向きは板そば方面に走りましょう。
 めんつゆは、カツオ、昆布風味が深いもので、絶妙。塩辛いというよりも、やや甘いほうに振れていますが、これは好みの味だなあ。

 三津屋の蕎麦は洗練された感じがして昔から愛好していたのですが、数年前に食べたときに味が落ちたと感じ、しばらく訪問していません。その時たまたまそうだったのかもしれませんが、むしろこの「三な花」のほうがかつての三津屋のすばらしさを髣髴とさせ、本家を凌駕してしまったかのようにも感じました。

 それと、ミニ野菜天丼。こちらもまたミニの範疇を上回っています。かぼちゃ、さつまいも、ナス、タマネギが入ったかき揚げ。見た目はぱっとしませんが、冷凍モノではないなかなかのものです。
 ちなみにここの蕎麦は大盛りが230円増し。だったら、大盛りよりもこちらのほうがずっとお得だと思います。
 天丼のほかに、同料金でミニカレー丼、ミニ山かけ丼がチョイスできます。いろいろな組み合わせで蕎麦が堪能できるというのもステキです。

 食中後半に運ばれてきた蕎麦湯は熱いのがたっぷり。蕎麦湯もうまいなあ。
 これぞ真の蕎麦屋と言っていいでしょう。
kotobukiya 201502

 この店は、15年ぶりぐらいになるのかなあ。父が健在で、母が済生館病院まで歩いて行けた頃に、一度だけ一緒に入った記憶があります。
 ここでは山形のしっぽこ、もしくはすっぽこが食べられるというので、再訪してみたところ。

 すっぽこうどん900円。こちらの店ではそう呼ぶ習わしなのですね。
 去年も2月に品川家のしっぽこを食べましたが、それとはルックスが全く異なるものになっていました。

 御覧のとおり、一面片栗粉どろりの海。すげえなあ!
 で、このスープというか餡がとてもぽってりとしていて、まるでみたらしだんごのしょうゆのような感じ。まあ、そこまでしょっぱくはないけれど、かなりの存在感ではある。

 そのアチチの餡をしばらく掬っては食べを繰り返すと、中から茹でたうどんが餡と絡みもせず白さを保ったままで見えてくるのが洒脱というか不思議というか。

 具は、味出しの鶏肉が2個、紅白の蒲鉾が2枚、海老1尾、セリが少々とシンプル。
 品川家のしっぽこが京都の「卓袱うどん」の風情を多少は残しているのに比べると、こちらは卓袱本来の豪華さが薄れ、すっかり山形の風土になじんだもったりとした仕上がりになっているのが面白いところ。
 トップに添えられた柚子の皮の香りがほのかに感じられるあたりがわずかに見出せる都の味だろうか。

 これが900円というのは高いような気がするけど、山形のすっぽこの存在自体の絶滅が危惧されている現在であれば、少々値が張っても今のうちに食べておかなければなりませんよね。
 来年になるかもしれないけど、次は羽前屋のしっぽこを食べてみようっと。

yamanakaya 201502

 平日じゃないと安くならないランチなのでなかなか食べる機会がおまへんのやけど、ある月曜日に休暇が取れたのを機に、行ってみたところ。ここは2回目かな。

 ランチ盛岡冷麺の麺増量、500+200+税=756円。
 きわめてタイミング悪く、2月から外税になったばかりだというのだな。

 でもまあ、でっかいどんぶりに入ったたっぷりの冷麺を食べることができて大満足。
 弾力性のある冷麺をパクついて、辛みたっぷりの汁を啜って唇ひりひり。ジョートーです。

 肉をただ焼いて食べるなんてのはまったく無芸で下品ですらあると考えている自分としては、焼肉屋は避けて通っていますが、冷麺やビビンバなどはときどき無性に食べたくなったりするもの。そういうときには、夜ではなく昼の時間帯に、こうしてそれだけを食べに来るのは悪くないなと思ったところ。
 ランチタイムには冷麺のほかにユッケジャンクッパや石焼ビビンバも500円+税で食べられるようなので、また平日に仕事を休める機会があった時に寄ってみることにしようっと。
megoan 201501

 R13バイパスの下り車線、伊達城付近にある「愛庵」(“めごあん”と読む)を初訪問。

 十割下足天ぷら板そばの大盛り。800円のところ、10時台に入店したので「早板そば」となって、100円安の700円で食べることができました。

 まずは、ご自由にドウゾの野菜サラダと漬物を。いくらでも持ってきてよさそうですが、そんなに食べられないのでサラダを中心にお上品に一皿頂戴します。

 ほぼ間を置かずにメインが登場。
 そばは、十割といいながらわりと色白で、角のとがっていないぬらりとした麺線。艶があり、心持ち、といった程度に太め。きりりと冷たくて美味。人間に例えれば、40代、女ざかりといった感じか。どこが、どのように、という説明は難しいですが(笑)、山葵を多めに溶いたそばつゆにつけて啜ればつんと鼻に抜ける爽快さがあるあたりも、まちがいなく40代でしょう。(って、いったい・・・)

 ゲソは、太さはさほどないものの身が極めて柔らかいサクサク揚げたて。お年を召した歯の弱い方でも楽に食べられそうです。

 食中に提供される蕎麦湯も、ちょっぴり熱さが不足するけど、なかなかいい香り、色、とろみを兼ね備えていたと思います。

 そばの量は、少し多いけどほぼ適量。この充実度で700円なら再訪はアリですね。
 しかしなんだな、齢のせいか、このごろは蕎麦がうまいと感じるようになったな。
hanamaru 201501

 2006年12月以来8年ぶりの訪問。前回いつ行ったかということについては、このブログや他のブログなどで書いた記憶があるため、それを検索すればワカル。

 丸亀製麺山形店が念頭にあったのですが、カレーも食べたいなと思い始めてこちらに変更。
 注文する段になって悩んでしまう。カレーセット500円というのがあって、これにはカレーライスに「小」のうどんがつくのですが、はじめから決めていた「かけ」が選べないようなのですな。
 ではというので、かけ(中)とカレーライス(小)を単品にして、これにヘルシーかき揚げを加えて230+350+140円、都合720円にしてみたところ。

 お盆の上の品々を見ただけで明らかに多すぎるということがわかり、困り果てる。
 カレーの「小」なんて、どこが小なの? うどんをメインにと考えた注文したかけ「中」も、たんまりと麺が入っている。こうなるとかき揚げも余計だったかな。
 残すのがいやなので懸命に食べたものの、超満腹。ああ、失敗、失敗。

 うどんは湯切りが甘く、せっかくのダシの味がぼやけて茹で汁の味がします。要改善でしょう。
 また、ジャガイモやニンジンが形あるままに入って家庭的な味がするカレーは、ご飯が余るほどのルーの多さは評価できるものの、添えられた福神漬の上にまでルーがかけられて渾然一体となってしまっています。独立店ならばこういうことはあまり見かけません。改善してほしいと思います。
eika 201412

 2年4か月ぶりの栄華飯店。過去2回はご飯ものの定食を食べましたが、今回はあんかけ焼きそば(焼き麺)の大盛り720+150円にしてみました。

 予想に反して塩仕立ての餡。塩味の五目焼きそばは上品と言えなくもないでしょうが、見た目が白っぽいし、醤油の香ばしい香りもなく、個人的にはあまりそそられないのです。
 それに、いつぞやウェブで見たココの焼きそばの画像には縁の赤い蒲鉾とかむき海老とかが入っていたのに、今回は入っていません。あの画像とは違いすぎるぞ。

 そして、使われている肉は鶏肉です。豚肉ではありません。
 メニューを見てみると、かつて食した酢豚定食が消えて鶏肉の甘酢あんかけ定食(酢豚風)になっていたり、カツカレーがなくチキンカツカレーしかなかったりと、人気メニュー(鶏の唐揚げ定食880円)に引きずられてか、鶏肉にシフトしたメニューになっていました。

 大盛りにしましたが、量的には格別多くなく、普通盛りだったらおそらく足りなかっただろうと思わせます。
 いい焼き色の麺や、麺量の割合に餡の比重が高い点などは評価できますが、全体として、膨らませ過ぎた期待を満足させるまでには至らない印象だったことは否めませんでした。
rakushomon 201411

 そばが食べたくなって、伊達城のそば処楽生門を初訪問。
 自分にとっては蕎麦といえば山形市役所裏の丸五そばだったのですが、閉店してしまったという噂を聞いた。ではどこに行こうかと思案して、ここをチョイスしてみたところ。

 Aランチ850円。
 もりそばと天ぷら(ゲソ、とり、にしん)のセットで、漬物とコーヒーゼリーが付きます。

 そばは太麺と細麺から選べ、田舎蕎麦好きの自分は太麺をチョイス。
 けっこうボリュームがあると聞いていましたが、蕎麦だけならさほど多くはなく、大盛り(150円増し)にすればよかったとちょっと後悔。なんだかんだ言わずに食い扶持として食べる蕎麦としては十分に合格です。

 この店が繁盛するのは天ぷらが充実しているからでしょう。ゲソ天は3本足と2本足のものがそれぞれ2つずつ、とり天はもも肉の大きいもので、メインにそばを食べているのか天ぷらを食べているのか、途中からわからなくなってきます。揚げ具合がよく、からり、サクサクで美味。

 コーヒーゼリーはおいしいですが、寒天質が強く、箸で切ろうと思っても切れないぐらい。それもまた面白いと思いましたね。
rokkou 201411

 青田にある焼肉店。昔々、店ができた頃に家族で焼肉を食べに入ったことがありますが、ランチタイムは初訪問となります。
 ワンコインのランチがあるという噂を聞いて。

 冷麺の大盛り、500+0円。
 これだけ立派でボリューミーなものが500円って、冗談でしょ。ランチタイムにしたって680円、いや、780円ぐらいは取っていいのではないか。

 冷麺は、平城冷麺とはちょっと違う、つゆたっぷりのデキ。スープそのものに加えてキムチも酸味が強めで、麺はくすんだ色の本格派。サラダのドレッシングもしっかり韓国していてマシッソヨー。
 それに加えてホウレン草ともってのほかのおひたし、2種の漬物たっぷり、ウーロン茶添え。

 大盛りにしても500円だもんなあ。ランチタイムは石焼ビビンバやカルビクッパも500円。これは昼の再訪大いにありでしょうな。