bunbun 201704

 居住地が内陸地方に移ってからも、近隣の未訪店を積極的に開拓しているこの春。
 ある休日、山辺町大塚地内のR458沿いにある「そばやぶん文」を初訪問。

 ぶっかけそばがお勧めのようなので、天ぷら、えび天、とろろ、ネバネバ、納豆おろしなどのぶっかけメニューから「納豆おろしぶっかけそば」800円をチョイス。
 ご覧のとおり納豆、大根おろし、温泉卵、ワカメ、かまぼこ、ネギのトッピング。これに徳利に入っているそばたれを適量ぶっかけて啜るという趣向になっています。

 手打ちの蕎麦がしっかり硬めできりりとした食感があり、たいへんに美味。街道沿いの小さなそば屋とアナドッテいたことを反省します。
 そばたれはこころもち薄め。このぐらいの味だと家庭的なレベルの範疇で店屋物としてはインパクトが弱いように思いましたが、食べ進めるうちにこれぐらいでいいのだなと感じるようになりました。塩辛いそばたれも、たれのみの味で食べているようで考え物ですからね。
 付け合わせの小皿はキクラゲの辛子醤油煮で、コリコリしていて旨し。

 もうひとつ絶賛すべきは蕎麦湯。食べ終わる頃に小椀とともに運ばれてきたそれは、とろりと白濁した熱々のもので、そぱたれを少々加えて飲めば最高においしく、全部飲んでしまいました。

 冷たい蕎麦がおいしい季節になってきました。
 村山地域に戻ってきてからは、蕎麦を食べる機会がぐんと増えてきています。
スポンサーサイト
toiya-honami 201704

 河北の本店は行ったことがあるけれど、寒河江の「といやほなみ分店」は初めての訪問となります。

 といやセット、平日限定780円。肉そば、カツ丼のハーフセットで、「一度に2種類食べられないお客様にぴったりの量です」とのこと。
 確かに量は多いとは言えませんが、少なくもありません。仕事の合間に食べる量としてはこのぐらいが適量でしょう。

 肉そばは、先に食した一寸亭のそれを一様に薄めのインパクトにしたような印象。鶏脂は少なく、色の薄いそばたれで、甘さはマイルド。麺はやや白っぽく、鶏肉はやさしい歯触りのものとなっています。

 カツ丼は、こんがりと揚げられたカレー風味のする薄いとんかつと真っ赤な紅生姜で構成されています。どんつゆは濃いめのものが少量で、ざぶざぶせずなかなかに美味です。
 これもまた真っ赤な赤カブの甘酢漬けが付いており、全体として「赤」の色合いが強調されていました。

 正直言うと、肉そばもカツ丼も自分にとっては量が中途半端な印象。それぞれ食ったなぁという気にはなれません。
 自分に合うのは肉そばの単品もしくはその大盛りかもしれません。
chottotei-hon 201704

 肉そばといえばココが人気ナンバーワン、谷地所岡にある「一寸亭本店」へ。
 いつも混んでいるので敬遠してきたけれども、平日のこの日はさほど並ばずに着席できました。その後行列ができていたけど、店内には空いている席が散見されます。つまりは客さばきのオペレーションがよくないということなのかもしれません。多くの店を見ていると、そういうことって何となくわかってくるものです。
 前回の入店はおそらく20年ぐらい前のことになるのではないかな。店内が多少改装されているようで、以前の印象とは異なります。

 冷たい肉そば700円。一味をババッと振りかけて、さっそくいただきます。
 他店よりも鶏脂が多く、こってりした味わいのスープだなという印象。
 鶏脂をまとった刻みネギとともに麺を啜ればうまいのなんの、たまりません。
 一方、かつてはえらく硬かった印象のある短冊形の親鳥肉はすっかり柔らかいものになっていて、やや拍子抜けした感じでした。

 スープを全部飲みたいけれども、脂の量を意識して我慢。
 また、ここに来たならカレー味のソースカツ丼も食べたいところだけれども、それはハーフでも450円するので、2つで1,150円は高いでしょ。なのでこれも我慢。
 このように我慢を求める「一寸亭本店」。このジレンマが多くの人の再訪を促す原動力になっているのかもしれません。
marukiya 201610

 庄内から山形に戻る途中に昼の時間になったため、R112沿い、西川町睦合にある「そば処まるきや」を初訪問。
 村山出身者は村山地域に戻るとなぜか肉そばを食べたくなるもので、ラーメン系ではなく冷たい肉そばの大盛り680+100円をチョイス。

 この店の味なのか、それとも久々に食べる肉そばだからなのか、スープから漂ってくる鶏脂の香りが強めに感じられ、唾液腺がキューッ! 鶏脂がうっすらと浮いていて、レンゲがないのでどんぶりから直接啜ってみれば、味もまた秀逸です。
 ただ、ちょっと塩辛めかな。麺を啜りあげた後はおいしいそばつゆを全部飲み干したいところですが、そうはいきません。わがままを言って蕎麦湯を所望し、これに足して飲んだらおいしいかもしれません。

 トッピングの鶏肉はいかにも親鳥のそれといった見た目で、どんぶりの表面をまんべんなく覆っています。食べてみればけっこうな歯応えはあるものの、硬すぎず、けっして柔らかくなくのいい嚙み心地。皮の部分が多く、そのこりこりした食感もステキ。肉そばの鶏肉はこうでなくっちゃ。
 そばは、黒くも白くもないミディアムな色合い。太さが多少不揃いなところがあり、製麺所モノではなく手打ちだろうなと思わせるものでした。
 添えられたタクアンは、梅のような風味も感じられて、はじめに供されるそば茶のお供にぴったりです。

 大盛りのボリュームも適度で納得。
 ここ、けっこう費用対効果が高いのではないか。680円という割安価格や、大盛り100円増しというのも良心的だ。
 機会があれば再訪し、もり天そばや味噌ラーメンなども試してみたいなと思ったところです。

yoshitei 201608

 ある日の昼、仕事の関係で庄内から山形に向かう途中、刀削麺を食べようと思って高速を寒河江で下り、「双福飯店」に向かったものの、あいにく休業でやんの。なんだよまったく。
 それではその向かいにある「そば処吉亭」で蕎麦でもたぐろうか。

 16カ月ぶり3回目。過去2回はいずれも肉そば(冷)を食べた記憶があるので、今回は「げそ天ざる」780円にしてみました。

 いいデキ。ゲソ天そばでは随一と言っていい山形市荒楯の「そばのまるごまるご」と比較すると、げそ天はボリュームこそ劣りますが揚げたてしょりしょりで美味。色黒の蕎麦もまたボリューム的には劣るものの、山芋が入っているのか口当たりは滑らかで、味的にはこちらのほうが上かもしれません。刻み海苔がふりかけられているところがプレミアム感あり。
 薬味のネギは不足感なく、まるごでは付かない漬物がグッド。
 これはいいと思ったのは、たれに落とす卵。まるごよりも大ぶりで黄身がしっかりしているため、たれのマイルド感が極めて高く、これぞ山形で啜る蕎麦だなあと感激しました。

 配膳されたもののビジュアルはきれいで清潔感があり、まるごより上。(笑)
 蕎麦湯も温度が高めでおいしくいただけました。

 吉亭、レベルが高いです。人気が高いのもうなずけます。
higashitei 201606

 庄内に住んでいると、無性に冷やし肉そばが食べたくなる時があります。庄内地方にはこれを食べられるところが極めて少ないもので。
 山形への出張の途中、さくらんぼ東根温泉至近の「東亭(ひがしてい)」を初訪問です。

 げそ天肉そば(冷)880円。
 肉そば(冷)680円にゲソ3本、サツマイモ1の天ぷら皿が付いてこの価格。天ぷらには温かい天つゆがつくというあたり、ちょっぴりウレシイ。それにおろし大根が添えられていたならばなお嬉しかったのですが。

 肉そば特有の甘い味で鶏油の旨みたっぷりのつゆが懐かしく旨い。自分が内陸の村山漢(おとこ)だったことを再認識させてくれます。
 鶏肉は、親鳥にしては柔らかめのものが多めに入っています。肉そばの鶏肉は硬くなければ本当ではないという人もいるようですが、顎がつかれるほどでは困ってしまうし、ある程度食べやすいのも大事なことだと思います。
 蕎麦は、色こそあまり黒くありませんが、ある程度の太さがあって、しっかり田舎そば仕立てになっています。大きくないどんぶりが使われていますが、そのどんぶりに蕎麦は想像を超えてたっぷり。普通盛りとしては量がある方ではないかと感じました。

 写っていませんが、漬物はおみ漬と白いタクアンが人数分、一つの皿に盛られて登場するシステムのようです。
 久々の肉そばに大満足でした。
taki 201601

 天童市駅西の「そば処多喜」を初訪問。

 肉そばの「大盛」650+150円。内陸地方村山の人間は、寒い時期であっても時として冷たいコレを無性に食べたくなるものらしい。
 そして、食べればやはり旨い。
 まずは、レンゲが付かないのでどんぶりを持ち上げてタレを啜れば、鳥のダシと脂がにじみ出て甘じょばい懐かしい味。ああこれ、この味と、舌、脳、身体がヨロコビ始めます。この味は庄内に住んでいるとなかなか得られないものなぁ。

 鼻に抜ける蕎麦の香りがいい。新蕎麦というわけかな。おーし、それでは卓上の一味をかけて戦闘開始だ。箸で手繰ってそばを食べ、つゆを飲み、時折タクアンをつまみ・・・。
 鶏肉は、一部にコリコリとした食感が感じられていい塩梅です。
 肉そばを食べるときにいつも思うのだけど、この刻みネギの瑞々しさって何なのだろうな。水にさわしてでもおくのでしょうか。いいです、ネギ。

 150円増しの大盛りは値打ちモノ。かなり多いです。
 でも、とてもおいしいので、啜っているうちになんなく喉を過ぎて入っていってしまいます。つまり、食べているうちは適量ですが、食べ終えた後は多くて膨満感というコトですね。おいしい蕎麦を食べたときの常だな。(苦笑)

 おいしかったし、量もいいし、店内もわりかし広くてこぎれいだし、いい店でした。肉そばサイコー!
rinsho 201511

 山形に戻っての昼は、なぜか五目焼きそばが食べたい。それならば、少々遠いけど、天童の「林商」にしようか。遠いと言ったって、庄内のアパートから酒田までよりも近いだろうしな。
 というわけで、久々の林商は9か月ぶり4回目。これまでご飯ものばかり食べてきたので、麺類は初めてになりますか。

 五目あんかけ焼きそば680円。
 一言で言って、大迫力。どっかーん!
 これで一人前?! 多いですよ、これ。ちょっぴり嬉しいけど。一般店の大盛り並みもしくはそれ以上でしょう。
 これで680円は安いよなぁ。感覚的には最低880円。980円でも許せてしまうかもしれません。

 味も極めてよし。中国酒の風味付けのためか、それとも新鮮な白菜から出た野菜の味なのか、馥郁とした甘さが感じられます。五目あんのとろみが固くなくゆるくなくでちょうどよく、麺とのバランス上もあんの割合が高くて、中華の御馳走をいただいていますといった感じ。
 むき海老やイカ、たくさんの干しホタテ、うずらの卵なども入っていて、具材も充実の感があります。
 スープはイマイチだけど、中国風と思えばそれもまた楽し。
 セルフではなく店員さんがサーヴするグラスは、水ではなく大きな氷の入った、これはウーロン茶? というのもいい。

 この店、いいですよ。以前からそう思っていたけど、ますますその思いを強くしたところ。
 豊富なメニューをひとつひとつ制覇していきたくなります。
kaerunoko 201510

 R112を庄内方面に向けて進み、昼前に西川町周辺を通過。そろそろ昼飯だな。それではこの界隈で行ったことのない店に入ろうぜ。
 ということで、同行者3人で水沢にある「蛙の子」を初訪問。わりと頻繁に通っている道だけど、ここにこんな店ってあったっけ。

 この店のイチオシと思われる山そば(山菜)800円を所望。
 間口が小さくて深さのあるそばどんぶりに入って運ばれてきたのは、山のものたっぷりの温かいかけそばでした。
 きのこや山菜がたっぷり。これってこのあたりで採れたありとあらゆる山菜・茸を入れているのだろうな。ひとつひとつ名前を挙げよと言われても無理なぐらいにいろんなものが出てきます。
 つゆになめこやわらびのとろみが出ていい塩梅になっています。ああそうか、何切れか入っている肉片は鴨肉なのだろうな。そのダシも出てうまいぞ、これ。どんぶりを持ちあげてごくり。

 手打ちと思われる蕎麦は、「温かけ」の常としてやや柔らかめで後半に行くに従ってダレてきますが、ぶつぶつ切れてしまうようなことはなく。まあ、おいしく食べられました。

 悪くないんじゃないですかね、この店。かけそば、ざるそば、麦切りはなんと400円。今どきこの価格で手打ちそばを食べられるところなんてほとんどないのではないかな。
sobayoshi 201508

 内陸育ちの人間は、時折無性に蕎麦が食べたくなるもので、とりわけ冷たい肉そばには目がない。盆休みのある日、今日は肉そばだと思い至り、河北町谷地へ。

 「そば吉(そばよし)」を初訪問。昼前の時間帯なのにめちゃ混み。それはこの店に限らず、谷地の肉そば屋はどこも行列ができていたようです。

 肉そば+ミニカツ丼、1,000円。
 蕎麦のほうは、客が多すぎて丁寧につくってはいられず、大量一括処理が行われていた模様。そのためなのかどうか、蕎麦にはコシが感じられず、つゆは旨いがやや温めでした。

 肉そばに遅れること約5分でやってきたミニカツ丼は、カレー風味のソースをまとってかぐわしい。トンカツは肉厚で赤身。ごはんもたっぷりで満腹になりました。自分にとってはこのセットはやや量が多かったかな。
yoshitei 201504

 肉そばをしばらく食べていないなぁと思ったら無性に食べたくなり、3年5か月ぶりに2回目の訪問。寒河江で肉そばなら、ココは代表格の一つでしょ。今暮らしている地域では肉そばはあまり見かけないからねぇ。

 冷たい肉そばの大盛り、680+100円。
 一味唐辛子をかけ過ぎてしまったけど、ああ、うまっ!!
 久々に大盛りを頼みましたが、普通盛りの器と比べるとかなりデカく、圧迫感あり。でもまあ、旨いのでどんどん食べ進んで、なんなく完食。
 ああ、腹がくちい。

 甘めの味付けのキャベツの漬物もイケル。
 ゲソ天皿310円も注文しましたが、これ以上食べるのは身体にいけないとの抑制が働き、足3本のうち2本は同行者に食べてもらいました。
 床暖房を施した一面のフローリングが居心地いいし、全体としてもすごく満足ですな。
tsuruyoshi 201503

 東根市蟹沢のR13上り車線沿いの「つるよしそば屋」を初訪問。
 この店、田舎風の蕎麦を供する店としてかなり昔から認知はしていたものの、これまで入る機会がなぜかなかったのだった。なので今回は、この店に行くと決めて長駆したところ。

 げそ天板そばの大盛り、昼どき770(通常800円)+150円。
 蕎麦は、見た目のインパクト高し。ぶっとくて、長いものでも20センチに満たないほどの極端に短いつくり。
 つなぎが入っていないので切れてしまうのだろうかと思いましたがさにあらず。お品書きによれば、「食べやすいように短く切った太めの二八田舎そば」とのこと。
 へえー、二八なの。で、この長さは食べやすくするための工夫なのだと。ナルホド。口当たりもよく、山芋も使っているんじゃない?

 食べ応えがあり、結論的に言えば大盛りは不要。でも、こういう田舎蕎麦を後先考えずにガッツリ食べるというのも蕎麦喰いのひとつの醍醐味。
 途中で休むと満腹になって食べられなくなるので、蕎麦は一気に休まず食べるというのも鉄則。
 それと、田舎蕎麦は小さな蕎麦猪口なんぞで啜ってはいけない。写真にあるような間口の広い大きめの器に放り込んで豪快に啜り上げるのが粋というもの。まあ、ここの蕎麦の場合、ぶっとくて短いので、啜り上げるというよりも、丼ものをかっ込むような感じに近くなってしまうわけだけれども。

 げそ天は、手をかざすと熱がうっすらと伝わってくるほどの揚げ立て。衣はサクサクで、その中のゲソは極めて柔らかく、どこからでも齧り取れるほど。これは秀逸といってよいと思うし、その量も立派です。

 創業50年を過ぎる老舗らしいですが、このクオリティ、この値打ち価格ならばさもありなんと納得です。
marutake 201502

 上山市金生のR13下り車線沿いにある中華料理店「○武」を初訪問。伏せ字ではなくこういう名前。ラーメン店の空き店舗を居抜いてできたのは去年の春頃だったでしょうか。

 五目餡かけ焼きそば840円。
 サンラータンメン、四川風麻婆豆腐かけ御飯と並ぶ、この店のウリのようです。
 量が少ないとショックが大きいメニューなので、150円増しの大盛りにしようかと悩みましたが、普通盛りが正解。麺量は十分だし、その上の五目餡がたっぷりなのでした。

 麺が揚げられる香ばしいにおいが厨房から届いてからしばらくして、ど~んと登場。
 その香りのとおり、麺の揚げは心もち強めでいい感じ。何よりも餡の味付けがよく、前述のとおり量もたっぷり。絶対に口内火傷だなと思いながら口に運べば至福。予定どおりの口内火傷もなんのそのデス。

 大ぶりの椎茸からにじみ出る特有の味がいいし、白菜の茎の部分はみずみずしく甘みあり。むき海老、うずら卵、イカ、鶏肉などもしっかり投入され、ほかに豚肉、キクラゲ、ニンジン、タケノコ、チンゲン菜、ヤングコーンと、具をケチったような素振りは一切なし。この餡を麺にぐりぐりと絡めて食べるのがたまりませんな。

 中華スープも熱々だし、かなり高いレベルの五目焼きそば。値段設定が高めかなという先入観は吹っ飛びます。
 店員同士の掛け声や笑顔も好感。再訪問は確実。そのときは四川風麻婆豆腐かけ御飯かな。
maruyoshi 201412

 初訪問。
 この店を選んだのは、天ぷらが食べ放題だと聞いたから。食べ放題? それはすごいことではないか。

 肉そば(冷)+ご飯、700+100円をオーダーすると、しばらくして「天ぷらが揚がりましたぁ」とのアナウンスがあったので、肉そばがやって来るまでの間、小皿に天つゆと天ぷらをいただいて賞味。本日の天ぷらは、かき揚げ、ニンジン、ジャガイモ、麩。麩というのが東根らしい。これら以外にゲソ天などが食べたい場合は有料で食べることもできます。

 注文の品がやってきたところで、改めてご飯に天ぷらをいくつか乗せて、天丼のタレをかけて、さあて、いただきま~す♪ それが写真になっています。

 肉そばのほうは、店の特徴らしきものを敢えて全部取り去ったかのようなつくりで、スタンダードな肉そばとはこういうものだという味をうまく表現しているかようです。蕎麦は、細くもなく太くもなく、色も黒過ぎず白過ぎず、二八かな、誰にとっても食べやすいもののようです。
 鶏脂がたっぷりと添えられており、刻みネギは水っぽくないしっかりした小口切りで、ネギらしい味がしてgood。

 天ぷらのほうは、油が強めなので、このぐらい食べれば十分。ご飯の入った器が深く、ご飯の上にどうぞたっぷりと天ぷらを乗せて食べてねという心意気が感じられてよろし。
 これで都合800円なら立派でしょ。
oogiya 201412

 初訪問。休日の開店間際の時間帯に入店しましたが、そう広くない店内にはすでに客が5~6人。繁盛しているんですね。

 肉カツセット850円。肉そばか肉中華の温または冷に、ミニソースカツ丼を添えたもの。50円値上げしたようですが、値段的にはリーズナブルの範囲だと思う。
 「冷たい肉そば」を冠する店なので、季節的には寒いけどここはトーゼン冷たい肉そばを合わせてみました。

 肉そばは、うまい! けど寒い。入口のすぐ脇に座ってしまったので、板戸一枚からの隙間風が寒い。でもうまい!!
 ミニカツ丼についている蓋を取り払うと、カレー粉のいい香り。この香りを嗅ぎながら肉そばを啜るなんざ、山形衆としてのひとつの粋と言っていいのではないか。

 麺は角ばった棒状で、太さがあってなかなかグッド。肉は親鳥標準でコリコリめ、ネギは他店と比べてやや厚めの小口切りになっていて、ネギの辛味が残るもの。スープは甘じょっぱい、わりと脂分の少ないもので、どんぶりを両手で持ち上げて飲めばかなり美味。

 香り立つカツ丼は、カツの厚みこそさほどではないものの、脂の乗った部位を使っていて、それがからりと揚げられているのがご飯に絶妙にマッチ。ソースだれとカレー風味でかっ込みます。

 全体として、自分としては多すぎず、ちょうどいい量。女性でもイケそう。ご自由にドウゾの漬物もたいへん美味しかった。
juzo 201411

 気候は寒くなってきたけれど、山形に住む者にとっては寒い時でもたまには冷たい肉そばが食べたくなるもの。
 ということで、数ある肉そばの店から寒河江市内にある未訪問の「十三(じゅうぞう)」を選んで行ってみたところ。

 肉そば(冷)の大盛り680+120円。
 この春からそれぞれ30円、20円値上げしたようです。それでも他店と比べて若干安いと感じます。

 まずはつゆを啜ってみて、かなり甘めの味付けに驚きます。そもそも肉そばのつゆは甘めになっているものなのですが、これほど甘いつゆに出会ったのは初めてかもしれません。
 鶏脂を含んだそのスープは非常に美味で、レンゲでそのまま3口、続けて七味を多めにふりかけて3口と、まずはスープをひとしきり堪能します。うーむ、これぞ肉そば。

 ここの蕎麦は黒々としていて、比較的細づくりのもの。喉越しのよさはさほどないもさもさっとした感じのものですが、他店のものとはちょっと違うぞと思わせるものがあり、興味深くいただきました。口当たりがよく、これも悪くありません。
 鶏肉は、肉そばらしく親鶏を使っていると感じましたが、さほど固くはなく上等です。

 大盛りの値段が安めなので量が十分か心配でしたが、それは杞憂。むしろ多いと感じました。
 こういうことならばもっと早くから訪れるべきだったなと思わせてくれた店。つまりは、自分にとってウマの合ういい店だったということです。
alice 201408

 初訪問。天童駅ターミナルビル「パルテ」の2階にあります。
 スパゲティ、ハンバーグ、ピザ、サンドイッチのほかに、ラーメン、カレー、天丼などもあるなんでも屋のような店。

 この店のオーソドキシーと思われるスパゲティセット980円をいってみました。
 スパゲッティをパスタなどと呼ぶ習慣及び姿勢は持ち合わせていないし、スパゲッティの基本は自分の中ではナポリタンと決まっています。
 そしてそのナポリタンは、ベーコン、タマネギ、ピーマンなどが入り、トマトケチャップで味付けしてコテコテのものが旨いと考えます。
 さらには、華奢な皿に少量盛り付けられたスパゲッティなんて、ちゃんちゃらおかしくて食べていられません。

 ・・・なので、基本的には値段だけ一丁前のイタ飯屋は敬遠している自分なのですが、ココの場合はきちんと日本のスパゲッティらしい体となっているし、グラタン、サラダ、スープ、ドリンクがついて量がしっかりしているので、申し分ありません。
 しかしながら、自分のお下品なスパゲッティライフよりも少々グレードが上のような感じも。スパゲッティは、トマケではなくしっかりトマトソースだし、ベーコンではなくむき海老、イカ、マッシュルームがゴーロゴロの豪華版。また、サラダも一工夫凝らされたものでした。選べるドリンクのアイスティーもよろし。
 980円でこのラインナップなら、ちょっとしたイタリアンのコースとして楽しんだ気にもなれるのではないか。

 パルテの駐車場は1時間までなら無料だし、ラーメンと天丼のセットなど気になるメニューもあるし、機会があれば再訪しようと思います。
ise 201408

 東根市野田の名物そば屋に何年ぶりかで訪問。
 東根市役所と関係のある仕事をしていた時だから、あれは平成2年か3年。だから、約四半世紀ぶりの訪問となります。店舗も立派になって、早い時間帯から次々に客がやってきます。

 もり天780円。
 そばをたぐる、などという華奢な食べ方とは一線を画する、太くて硬い蕎麦。ある程度噛まないことには喉を通っていきません。
 この武骨かつ豪快な蕎麦をそばタレに浸してもあまりタレの味をまとってこないので、タレをもう少し濃くしたらいいのにと思って食べていましたが、食後にそば湯を足して飲んでみるとかなり濃いめの味でした。ということはやはり、どうにもそばが太くて硬すぎるのですな。(笑)

 天ぷらも、食べていてこみあげてくる懐かしさがありました。箸で切れず、かぶりつかないと食べられないほどの硬~い天ぷら。四半世紀前にも口の中を切りながら食べたものだったなぁ、と。まあ、当時よりはずいぶんと軟化したのだろうけれど。

 かように、インパクト強し。なのでおそらくは中毒性あり。
 美味いとかなんとかいう範疇を超えて存在する、田舎そばのひとつの姿を見たという感じがします。
shiratori 201407

 初訪問。
 そば屋の「本舗」だと言うので、古風なつくりの店かと思ったら、まったくその逆。カラオケボックスが併設されていて、店内はなんだか大衆食堂か喫茶店風。

 おろし肉そば(冷)750円を。
 ざくざくと乗っかったネギがいいではないか。
 黒さが強い平打ち麺は、コシのあるものではなく、するするといける口。
 味わいは悪くありませんが、普通盛りでは量が足りないかもしれません。
 大根おろしが清涼感を引き立てますが、肉そばはやはり親鶏の肉とそれから滲みだした鶏脂の深い味を楽しむものなのかもなと思いながら食べたところ。
 この程度の量の大根おろしの追加でプラス100円というのは少々残念です。

 店にやってきた10人近くの地元団体さんは、肉そばを3つほど頼んだほかは大量に納豆餅を注文していました。なるほど、ここは谷地なのだなあ。
suiren 201405

 翠蓮は、過去2回レポートしていますが、入店は4回目。
 ここのウリは五目焼きそば。大盛りがありえないぐらい特大で、反対に、セットについてくる場合はやや少量。で、よく考えてみると普通盛りを食べたことがなかったので、その量はいかに?!というのが今回の探訪テーマなのですな。

 什景炒麺(五目あんかけ焼きそば)750円。
 う~む、多い。普通盛りでも一般店の大盛りの量を凌駕しています。
 麺も多いけど、ご覧のとおり何といっても五目餡がめっちゃ多いのですよ。けっこうな量の麺が完全に覆い尽くされていますからね。

 すごく美味い!というわけではありませんが、麺がいい具合に焦げていて、それにやや硬めに仕上がった餡をぐりぐりと纏わせ、添えられた辛子をちょんとつけて頬張れば、アッチチの、ツーンので、もう、でらウマです。

 この量で、消費税アップの4月以降も料金据え置きで、この価格なのは立派です。
 あんかけ焼きそばをたっぷりと堪能したいという願望を持つ者にとっては、極めてありがたい店デアルと言えるでしょう。
 しかしまあ、いかなあんかけ焼きそば好きであっても、一人であの大盛りを食べるのは無謀というもの。皿の面積から判断すればこの3倍ぐらいの量はある印象です。だからやめておきましょうね。