kashiwaya 201703

 山形から庄内へと向かう昼の時間帯、尾花沢市内に寄り道して、「柏屋」を初訪問。
 間口はそれほどでもありませんが中はかなり広く、メニューも豊富。客もひっきりなしにやってくる市内の人気店のようです。

 先客の何人かがたのんでいた「マーボー野菜メン」900円をチョイス。
 けっこういい値段だなあと思って待っていましたが、運ばれてきたものを見て納得。量、質ともに充実しています。
 大きなどんぶりにご覧のとおりたっぷりの量。ははあ、豆腐も野菜も入っていますね。
 あんの部分をまずキャベツの塊りから食べてみると、あひゃあ、熱っちい! こりゃあよくフーフーしてから口に入れないととんでもないことになるぞとほくそ笑む。そう、ラーメンは熱さが身上であり、ここに美学があるのだから。

 「あん」と表現したとおり、かけられたものには豆板醤、甜面醤、挽肉などは入っていず、したがって四川風の味付けではありません。五目ラーメンや中華丼の「かけもの」に唐辛子を効かせて辛みを付けたものです。
 そのあんは極めてとろみが強く、感覚としては県内最強のとろみを持つと認識している川西町の「大都嘉屋」の五目あんに勝るとも劣らないどろり感があります。とろみというよりもずっと、ぽってりとした感じがありますから。いいんじゃないですか、これ。

 豆腐は大ぶりにカットされたものがごろごろ。しかしむしろ秀逸なのは野菜のほうで、キャベツ、白菜を主として、モヤシ、ニンジン、青野菜、タマネギ、キクラゲ、シイタケ、タケノコなどで構成されています。イカやエビなどの魚介類は入りませんが、豚のバラ肉は分厚くて、噛むと豚肉の旨みがジュワッと出てくるようなスグレモノでした。
 麺もおいしいですが、この一杯の主役は完全にあんのほう。なので、コメントはなくてもいいでしょう。

 ミョウガをそのまま漬物にしたものは初めていただきましたが、これもイケました。
 いやぁ、もう満腹。汗タラタラ。いい店ですよ、ここも。すぐにでも再訪したいと思うくらいに。家からもアパートからも遠いのが難点ではあるが。
 ミニラーメンとミニかつ丼のセットが930円で、これを両方ともミニではなくフルにしたものがわずか50円アップの980円なのだそう。それなんかにも興味が湧いたぞ。(そんなに食べられないでしょうよ)
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ipponmichi 201702

 2か月前にできたばかりの「豚骨らーめん一本道」を初訪問。
 14時近くに行きましたが、まだ混雑していました。

 豚骨らーめんの大盛り、680+100円。
 しばらく待って運ばれてきたのは、ご覧のとおりたいへん華やかな器量のものでした。
 煮卵、柔らかい穂先メンマが3本、チャーシュー、2種類のネギ、ナルト、板海苔、そして大量の背脂と、トッピングが極めて充実しています。これで680円は上出来だと思います。

 豚骨ラーメンだというので、博多風の細麺で少量なのだろうと想定していましたが、予想に反してエッジの立ったきりりとした太麺のストレートでした。それだったら普通盛りでもよかったかもしれません。
 この麺、超多加水ですごくもっちりとしています。オリジナリティが高く、食感もよく、マニアにもしっかりと訴求できるつくりだと思います。
 麺のつくりとスープの濃密な脂が相まって、啜ったときの喉越しが極めて滑らかなので、つるん!と入って噎せないように注意しなければなりません。
 また、あまり豪快に啜ると、踊った麺の先から背脂が四方八方に飛び散り服が汚れる可能性がありますから、それもご注意を。

 長所ばかりが目につくなかなかいいつくりですが、スープがやや少なめで、若干ぬるいのが気になるところ。
 これだけトッピングが入ればぬるくなってしまうのはわかりますが、この温度だとラーメンチェーン店で出会うラーメンを連想してしまいます。独立店はどこもアチチですからね。
 というわけで、大盛りにしたにもかかわらず食後は汗をかかずじまい。もう少しスープの量を奢って熱くすれば文句ナシ100点です。
sai 201702

 2013年12月以来、3年2か月ぶりに、天童市の「寿司ショップ彩」を再訪。
 ここは節操というものが感じられない店で、寿司はもちろん、大量5段重ねの「どばそば」などがあり、いちばんの人気がこの納豆味噌ラーメンなのだ。

 納豆味噌らーめん、800円。
 3年前にもこれを食べており、そのときの状況はこちら。

 ひきわり納豆を前もって味噌スープに溶かしてあり、その香り、とろみ、味がすばらしい。こういう納豆味の強い味噌納豆ラーメンを供する店はそうないと思う。オリジナリティの面からも一流と言っていいのではないか。

 感心するのは手のこみよう。甘みすら感じる熟成感の高い味噌スープにひきわり納豆を入れてまぜまぜするでしょ、で、それに茹で上がった麺を泳がせて、モヤシ、タマネギなどの炒め野菜、メンマ、ぐるぐるほろほろのチャーシュー2+はじ肉数個が入り、白髪ネギをどばりと乗せて、さらに辛味噌ですよ。おれは文句ないなあ、マッタク。

 まあ、麺量については、庄内地方の多さには敵わないかな。でもこの味噌味は村山地方に戻ってきたぞと思わせる何かが潜んでいると思う。
 また、秀逸なのは穴あきレンゲ。写真の下方にチラリと見えていますが、穴の大きさが小さく、それがスープに散開したひきわり納豆をしっかと掬ってくれるのがウレシイ。

 3年前と違うのは、60円値が上がって漬物が付いていないこと。でも、こうまでおいしければそれもやむを得ない範囲でしょう。3年間変わらない、ここでしか味わえない味だしね。
ibaraki 201701

 天童市北目の「麺処いばらき」を初訪問。2014年10月オープンですが、それ以前は移動販売でやっていて、おいしいと評判をとっていました。
 この店は、以前「紅花」だったり燕三条系の「愛ちゃん」だったりしていましたが、「いばらき」になって落ち着いたようです。
 入店時から煮干しのいい香りが店内に漂っています。これは期待できそう。

 初訪問なので、まずはスタンダードのらぁめん600円と、ご飯も食べたいので肉めし250円にしてみました。

 らぁめんは、予想通りしっかりした煮干し味。
 煮干しというと、やたらたくさんのブシ粉を加えて、これだけたくさん突っ込んだんだから文句言わずに食えみたいな、煮干しの悪い味の部分までが背後に見える店があったりするのですが、ここの風味は上質。旨い! こっくりとした味がして、表面が煮干しから滲み出た脂でうっすらと覆われています。
 麺は、浅茹でで、プリッとした感じ。いや違うな、それよりももっとすごいブリッ!という感じでしょうか。独特で、これもまた旨い!と思う。これならば大盛りで食べるべきかもしれません。
 トッピングのチャーシューが立派。ジューシーなほろほろとしたものが2枚。ラーメンに加えてチャーシュー150円を注文する客が多いようでしたが、それもうなずけます。
 ほかには茹でモヤシにカイワレ、板海苔とネギ。ラーメンの場合、海苔はもちろん食べてもおいしいけれど、海苔の香りが、全体のいいプラスアルファになっているのだなと思う。
 これらが背の高い、細身の逆三角錐のどんぶりの中で、ひとつの世界を形づくっています。
 これだけ凝ったスープでこの麺なのに、600円というのはナイス・コスパだと思います。

 一方の肉めし。まず量が立派。
 そして、厚切りのチャーシューをタマネギととともに少し煮て、やさしい味に仕上げています。煮卵1/2と青ネギもトッピング。
 250円でこれだけの質量の者が出てくるとは思っていなかったので、うれしさも倍増です。

 納得度の高い店。再訪は間違いないでしょう。
405 201611

 ある休日、山形に戻る途中の昼前の時間帯に、村山市の「ラーメン405(よんまるご)」を初訪問。たしかここは二郎系だったはず。朝食を食べていないので、がっつりいこうかということで。

 山らーめん味噌800円。店員さんにニンニクをどうするか訊かれ、つい増量してねと言ってしまう。なお、野菜増しはココの場合有料です。

 どんと登場。想定どおり大迫力です。
 特徴を端的に言えば、「大きな山」にこそなっていませんが、1袋分かと思わせる大量のモヤシ。まずはこのモヤシの独特の香りがやってきます。
 そして大量のニンニク。その辛さがじんと感じられるほどにフレッシュで、食べてから1時間後に自宅戻ったときの母の一言めは「生ニンニク食べたか」でした。(笑)

 ぶっとい麺。他の二郎系に見られるようなこれ見よがしのえげつなさはありませんが、もっちりでうまい。茹で時間がかかりそうなものだけれども、わりかしすんなりサーヴされました。茹でをどうしているのだろうな。

 背脂たっぷりのスープ。どこぞに焦がし風味が感じられます。この焦がし風味こそが日本人の味覚を強烈に刺激してくる一大要因だと思うのですが、どうなのでしょう。
 濃厚さに負けないようにするためか、かなり塩辛いものになっています。おいしいのだけど、これを全部飲んだら腎臓によくない、と思う。
 分厚いトロチャーシューが2枚。重厚さ十分で、肉マニア以外の方は肉増しは不要でしょう。

 最近食べた二郎系、鶴岡の「ラーメン風林火山」と酒田の「麺や土門」と比べると、野菜は心持ち少なめで、麺の色は茶色くなくおとなしめ。けれどもバランス的にはむしろ好感が持て、極端に尖がったところを求めないのであれば十分な満足感が得られる二郎系だと思います。

 それにしても満腹。腹をさすりつつ店をあとにしたところです。
tamayanishiki 201610

 天童市北目の「支那そばたまや錦」を初訪問。
 ここは以前「麺や大翔」というハイレベルな店があったところ。金ちゃんラーメン系のつくりにも似たおいしい中華そばを出す人気店だったのですが、どうして閉店したのだろう。
 で、新店の「支那そばたまや錦」は今年5月にオープン。「らー麺たまや」の流れをくむ店なのでしょう。

 味玉マナサンラーメン870円を。
 券売機には「ワシワシ手もみ太麺(300g)&あぶりチャーシューwith腹脂」のポップが付されていて、唾液腺をきりきり刺激してきます。

 店側で何かトラブルでもあったのか、激混みでもないのに配膳まで30分ほど待たされました。その後には格別の日程もなかったので持参の新書を読んで待ちましたが、ちょっぴり待たせ過ぎではないかい?

 これはケンチャンラーメンのつくりとよく似ています。ポップどおりの麺で、以下ケンチャンラーメン山形店と比較すると、やや手もみの度合いが少なめで、したがって麺のビラビラ感も少ない感じ。これは好みの問題で、ケンチャンのようにテッテー的にやるか、この程度にとどめておくかの差でしょう。麺量は、普通盛りにしては極めて多く、このあたりの方言で「うがい!」という感覚がぴったりきます。

 スープは薄め。それはケンチャンとの比較であって、一般的に言えばこれでも濃いめかも。これにはコショーではなく唐辛子を振りかけるべきだろうな。
 煮干し出汁が秀逸で、背脂ならぬ腹脂も適量添えられていて美味。
 そのスープに焦がしチャーシューの風味が加わって、ぐいぐいと食欲が高まっていきます。

 チャーシューはデカいのが2枚。チャーシューメンにしなくても自分にとってはこれで十分な肉量です。
 角材を思わせる極太メンマが2本、黒くて厚手の海苔1枚、刻みネギたっぷり。
 味玉は深い味わいがあり、黄身も引き締まっていながら固くない絶妙な出来栄えですが、これ1個で120円アップというのはいかがなものか。

 いろいろ言っていますが、おいしいラーメンを腹いっぱい食べることができて、大満足です。
 ところで、マナサンって何だ?!
chosaku 201608

 夏休みを終えて山形から庄内へと戻る途中に少し回り道をして寄ってみた、大石田駅至近のラーメン店。昼の時間帯で賑わっており、活気すら感じます。
 カウンターに席を得て店内を眺めると、「手もみ太麺あります」との貼り紙が。おお、それはいいではないか。その麺ならやはり味噌系だろうな。
 カウンターの上に掲示されたお品書きボードには「みそラーメン」とあり、手元のメニュー表には「味噌らーめん」とあるのだけど、どちらも同じものでしょう。
 ここではメニュー表に従って「味噌らーめん」と表記することにして、650円のそれを手もみ太麺でいただくことにします。

 ほほう、こうきましたか。
 スープは合わせ味噌系のオーソドキシー。味噌の熟成感とラードのコクが混じりあって美味。これに卓上の辛味噌を2すくい入れてみました。辛味噌の味は単純に唐辛子系の辛い味。投入することで優しい味噌味が刺激的なものに変わってしまうあたり、目立たなかった女の子が化粧をしてぐっと大人っぽく見えたような感覚でしょうか。

 トッピングの野菜はキャベツ中心で、ほかにモヤシ、ニンジンなど。炒めるときにごま油を隠し味程度に使っているようで、そうなると家庭の味というか、食べ慣れた味噌ラーメンの味になり、食べていて安心感があります。
 一般的に野菜炒めには豚挽肉が用いられるところが多いですが、ここの場合、豚肉のこま切れをたっぷり使っており、そのジュワーッとした味が全体に深みを添えるような趣向になっています。
 チャーシューやメンマは省かれてしまいますが、この野菜炒めが実にたっぷりで、全体として麺というよりも野菜炒めを食べているような感覚です。

 手もみ太麺も、十分な存在感があって美味。やや短めですが、太麺特有のもっちり感がいいです。
 太さはかなりのもので、鶴岡の「麺工房太麺屋」並みといったら言い過ぎでしょうか。太いのに手もみが効いて、ぐにぐにと縮れていました。

 野菜と麺をあらかた食べたあとは、スープに残っている豚肉の山をレンゲで掬ってスープとともにひとしきり味わいました。ああ、んまかった。

 これはもしかしたら名店かも。大石田って、車で動いているとなかなか寄ることの少ないところだけど、この店でラーメンを食べるために寄っても損はないと思います。
tatsumi 201607

 東根市本丸西の「ラーメン多津味」を初訪問。
 入口の前に「イタリアンラーメン」という幟が立っていたので、その謎を解決しようかと迷いましたが、初訪時はオーソドックスにいこうと、みそラーメン720円をチョイスしてみました。

 この味噌ラーメン、本格派で旨い!
 スープのコクが深いです。野菜炒めの煮出しスープで、ラードが効いていてニンニク風味がほどよい印象。コク深いのに濃厚でなく、この旨さをずっと啜っていたい気にさせます。
 この味は、山形駅花笠通りのどさん娘ラーメンや、寒河江の五一ラーメンなどの味噌ラーメンのスープに共通する正統派の味だと言えると思います。
 心もち粗めの味噌とたっぷりの青海苔というのもなかなかいいです。

 野菜は、モヤシとタマネギのほかにきれいな緑色のニラが加わっていい炒め具合。肉厚のチャーシューとメンマも備わっていて立派です。
 麺は、やや細麺シフトのほぼストレートですが、サッポロ系の黄色味を帯びた卵麺で、味噌味によく合います。

 いずれもつくりが丁寧で、グレードが高いと感じました。
 とてもいいラーメンを供する店だと思います。
harris 201607

 初訪問。緑色の外壁とユニークな字体の看板が目を引きます。
 卓上にこの店を取材した山形新聞の切り抜きが置いてあり、それによると「ハリス食堂」は、羽州村山ラーメン街道(という組織があるのですね、「そば街道」は知っていたけど)加盟店の一つで、昔ながらの味で地元住民から愛され続けているのだそう。

 こだわりラーメン600円。
 そういう名称ですが、いわゆるラーメンです。
 時代に合わせて改良を重ねてきたものの、ベースとなる醤油は変わっていず、およそ80年間伝統の味を守り続けている、とのことです。

 実食してみると、スープは出汁云々よりも醤油のいい味が強調された風味高いもの。「昔の味を守り続けている」とは言っても、そのままではないようで、けっこう時代に合わせた工夫が感じられます。
 麺もわりかし太めのウェーヴ形状のおそらく自家製で、啜る醍醐味の感じられるものでした。
 自家製のやわらかチャーシューに細割きのメンマ、かまぼこ、海苔、ネギ。
 これも自家製のキュウリの浅漬けで美味でした。

 大昔、「ハリスの旋風(かぜ)」というテレビ漫画が流行ったけど、この店の名前の由来が気になります。知っている方がいたら教えてちょんまげ。(という言い回しもかなり古い(苦笑))
kameya 201604

 尾花沢市街から母袋街道をずっと山手のほうに上っていった中島という集落内にある、有名店。地元の人に訊けばこの店は屈指でしょう。今回、ここを初訪問。

 人気メニューのサンラータンと一口ライス、830+50円。
 あっちっちの酸辣湯麺は酸味が効いており、加えて白菜の甘みが深いのが特徴。少し発酵風味が加わっている様子で、海老やイカも入って海鮮キムチのような特徴ある旨さに仕上がっています。
 洗練された味というわけではありませんが、極めて実質的で、質実剛健さがある、と言っておきましょうか。

 麺は、酸辣湯麺に合わせるには意外性のある太麺。存在感があり、ごっつり、もっちりの風合いでこれもまたよろし。

 あり余るほどのとろみスープをごはんにかけて食べるのもまたよし。スープが多いので、ごはんを付けたのは正解。青菜の古漬けとともにぞぞっとかっ込みます。

 いやはや、大汗。ラーメンは汗をかいて食べてこそ美味いのだな。
satake-nakayama1 201601

 久々の「中華そばさたけ中山店」。調べてみると2011年8月以来2回目のようです。
 カレーも食べたいのでメニューにない「半カレー」はできないか尋ねたところ、カレーライス650円から100円引きで出せるとのこと。なにぃ!?そりゃ高い。価格も半値近くでなければ食べませんよ。
 仕方がないのでカレーはあきらめて、みそラーメンとどんどん焼き、750+200円にしました。

 みそラーメンは、スープがたっぷり。スープの海を麺が泳ぐような設えになっていて、すごくいいと思う。
 その味噌スープは、かつて山形市域を中心に店舗展開していた「五一ラーメン」のスープに酷似。白味噌が勝った合わせ味噌仕立てでにんにくのパンチが効いており、自分にとってはとても懐かしい味です。
 茹でキャベツとワカメもトッピングされており、チャーシューも柔らかく、これって「五一」だよなあと感心しながら食べたところです。

satake-nakayama2 201601

 山形県内陸人のソウルフードとして知られるどんどん焼きは、前回ここで食べたときよりもソースが濃くて多いようです。
 もっちりした食感がたまりません。幼少期に10円で買って食べていたものよりも数段厚みがあるしふわふわだし、どんどん焼きも時代とともに進化しているのだなと思わざるを得ません。
 ソースをたっぷりまとわせて食べればボリュームたっぷりで、これって半カレーの量どころではないですな。

 ああ、んまかった。味噌ラーメンもどんどん焼きも。至福感は極めて高いです。
taisho-ken 201512

 天童市の「大勝☆ケン」を初訪問。ここはたしか、かつて「だめだしラーメンだんらん」があったところだよな。
 「食べログ」によれば、
『ぶっ飛んだ感性の大勝軒異端児がラーメン激戦区に山形に殴り込み! 本店の味をさらに地元に合わせた風味に変えて美味しさを追求しました!
 現東池袋大勝軒本店の初期メンバーだった店主。ラーメン屋、プロ格闘家を両立。スポンサーに蒙古タンメン中本・なんつっ亭・一風堂・バッソドリルマン・大勝軒本店・ラーメンせたが屋がつき、格闘技界のラーメンマンといわれるようになる。店主のぶっ飛んだ感性から、大勝軒の異端児、時には問題児と注目される。そして、山岸マスターから頂いた「大勝☆ケン」で山形、ラーメン激戦区に殴り込みに!
 麺は大勝軒専用粉と、北海道小麦“春よ恋”の特製ブレンド。モチモチツルツルの麺に仕上げました。スープは大勝軒本店の作り方に牛を加えて、山形にあわせた甘味をプラス。チャーシューは本店と同じ国産モモ肉だが、柔らかさを追及した美味しい食感。本物の味と作り方のもりそば(つけめん)は山形では大勝☆ケンでしか食べられないないので、食べる価値あり!』
とのことです。(本文の日本語がヘンだったので、一部手直しして掲載。)

 中華そばの中盛り、650+50円。
 エッジの立ったストレート極太麺がたっぷり300g。麺自体の味は薄く、ブシの効いた濃いめの味のスープとの親和性があまりない印象。この麺はおそらくつけ麺(特製もりそば)に照準があっているのだろうな。量は十分です。

 具材もシンプルですが、それぞれに凝ったものになっていて美味。
 周囲の人は大盛り、特盛りなどをたのんでガッツリ食べていました。隣りの人のもりそば大盛りなんて、すごい量。これらがすべて一度に腹の中に入っていくのかと思うと、ちょっとコワいです。(笑)
midoritei 201511

 庄内から山形へ戻る途中に、西川町間沢にある「美どり亭」を初訪問。
 この日は土曜日で、平日限定のセットものは注文できなかったので、味噌ラーメン750円にラーメン類とセットでお得なミニそぼろ丼210円を添えてみました。

 味噌味では珍しい節粉を効かせたユニークな味のスープ。コクのようなものは今一つですが、この独特感は好評価です。
 そしてご覧のとおり、トッピングがしっかり。焙りの入ったチャーシュー、ザクザクとメンマがたっぷり、ほかにワカメ、コーン、ネギ、胡麻などがのっています。
 麺は、製麺所製のものかな、味噌に合わせるには若干細めかなと思われるもの。

 正直言って、この普通盛りだけでは量的にやや物足りません。
 そこで効果的なのがミニそぼろ丼。水分多めの炊き具合のあったかごはんに鳥そぼろ、ネギ、紅ショウガがのっていて、なかなかに美味でした。

 鄙に名店あり、でした。

midoritei2 201511
saheiji 201510

 寒河江市白岩の名店と聞いている「佐平治食堂」を初訪問。
 この店、「不定休」となっていて、去年あたりに再三再四にわたって訪問するもいつもお休みの憂き目にあっていました。で、このたび、たまたま昼の時間にこの界隈を通ったのでダメもとで通過しようとしたところ、ほう、暖簾が下がっているではないか。それでは入るしかあるまい。

 入店すると、デコラ風のチープなテーブルが4つだけの、昭和レトロな小さな店。愛想のよい高齢のオバサマが注文をとりに来てくれます。
 大盛中華650円。「中華そば」の100円増しです。

 運ばれてくる前から、既製品の中華ダシと同じ香りが漂ってきます。
 見た目よし。画像のスープが片寄って見えるのは、テーブルがこれだけナナメに傾いているからです。(笑)
 こっくりした感じの、脂分を多めに含んだ鶏ガラと動物系が混じったようなスープ。麺は中太のストレートで、麺を啜ると油分が潤滑油になって、まっすぐ喉元にやってくる勢いがあります。

 どうだと問われれば、極めて旨みのあるスグレモノ。
 しかし、このスープはここでなければ味わえないというものではないような気がします。よく言えば正統派のスタンダード、悪く言えばありきたりと言えるでしょうか。
 数年前ならばこういうのを旨い旨いと喜んで食べたのでしょうが、食べ歩いて長くなると、わざわざ出向いてきて食べるだけの何らかの「意味」が欲しくなるもの。それはよい特徴ならもちろんOKだし、たとえマイナスの特徴だっていとおしく思えたりするものです。
 そういう意味では、この食堂は近くにあれば通うでしょうが、遠くにあるとなると、わざわざ再訪するかどうか疑問が残ります。

 正午過ぎの時間帯、食べ終わる頃には自分を含めて3つのテーブルが埋まり、その間出前の注文が2件ありました。
sannanbo 201507

 これまで山形・天童・上山・東根・寒河江・山辺・中山・河北あたりの店はかなり探索してきたところですが、未踏の店はまだまだたくさんあります。今回もそれらを虱潰しにするべく(笑)、まだ見ぬ強豪店のひとつであろう天童駅西口の「参男房」を初訪問しました。夜は居酒屋で、昼にはラーメン、どんぶり、定食などを供しているようです。

 みそラーメン780円。
 太めのもっちりウェーヴ麺が美味。製麺所のものでしょうが、こういうもっちり感は今いる庄内地方ではしょっちゅう出会えるものではないので、喜び勇んで口に運びました。
 豚もも肉のチャーシューは、厚いところで4mmぐらいあるものが2枚。はっきりした味付けで、自家製のものでしょう。
 シャキ感のあるモヤシがたっぷり。軽く茹でているのでしょうが、その加減が上手だと思う。
 ほかにはメンマ、青海苔、味玉子半分、ネギ。ネギは刻んだものを水にさらしていたような感じで食感イマイチですが、ほかはグー。

 問題はスープだったでしょうか。まろやかさよりも味噌のコクを強く打ち出そうとしている様子は好感しますが、ずいぶん酒粕の味が混じっています。
 メニューには、今回頼んだ「みそ」のほかに酒粕入り味噌味の「みそっかすラーメン」がありますが、単純味噌をオーダーしたのに粕の味がするというのはどうなのでしょう。自分の場合酒粕は嫌いではないのでおいしくいただきましたが、酒粕のダメな人、たとえば小さな子供などには少々辛いのでは?

 天童市北目でおいしいラーメンを出していた「麺屋大翔」が空き店舗になっていました。残念。
shimputei 201503

 初訪問。中華料理なんでもござれといった感じの店のようで、けっこう繁盛しています。

 激安と噂の支那そばとミニカレー丼、495円+税=534円。
 確かに安い。立派でありアッパレ。ラーメンだけなら295円+税。ということは、ミニ丼は216円なのか。ラーメンが安いのだな。

 でも、味はそれなりだったかな。
 ラーメンはソツなくまとまっていますが、麺はおそらく製麺所のもの、チャーシューは細切り少量、ネギはメニュー写真よりもずっと少量、全体的にも少量で、やや温め。
 カレーはかなり甘口。肉やジャガイモなどがしっかり入っていますが、業務用を一工夫したような味わいで、オリジナリティはあまり感じられませんでした。

 汗もかかず、満腹過ぎず、やや物足りなさが残る食事となりました。
 激安品を選ばずに普通のメニューから選ぶべきだったかもしれません。
ryuen 201503

 上山と天童に同名、同種の店があり、今回行ったのは天童市奈良沢のほう。2013年4月以来、2回目の訪問となります。
 ここの餃子が格別に旨いのは言うまでもありませんが、ラーメンだってハイレベル。でも、前回と同じものを頼むのではつまらない。

 というわけで、みそらーめんとぎょうざ、650+350円。
 消費税上げ後も値上げをしていないというのもスバラシイ。

 でもって味噌ラーメン。これもまた、うれし涙が出るぐらいに旨い!
 煮出しをしており、スープの味は天狗山系の味噌ラーメンにも通じるかというような、味噌の風味とどこかに感じるバタ臭さ。これにテーブルの辛味噌を落としてみましたが、それもまたよし。これが650円とは値打ち品だ。

 餃子は、ぷっくりとしていてボリューミー。皮がもっちりしていてそれ自体が味わい深く、中の餡はたんまり入っていて、遠慮なしのニンニク風味があり、極めて美味。

 いやはや、納得。
 あ!忘れてた。おれ、ここのマーボーらーめんも狙っていたんだった。それと、チャーハンでこの餃子を食べてみてもいい。
 こりゃあ、近いうちに再訪しなければならないな。
kantorii 201502

 かつての超人気店で、今もファンが多い「勘鳥居」ですが、実は今回が初訪問。
 ほぉ~・・・店内にはすでに納豆の香りが漂っていました。(笑)

 この店のイチオシと思われる、納豆味噌ラーメン800円。
 挽き割り納豆が、トッピングされているのではなく、すでにコクのある味噌スープに溶かれている形になっています。
 これはおいしい。ラーメンのスープは全部飲むなと健康管理方面からの指導を受けていますが、このスープは残すわけにはいきません。

 トッピングは、海苔、肉の味が強いチャーシュー、メンマ、メニュー上は半熟卵の名称になっているラジウム卵、ミズナ、ネギ。

 納豆味噌は、「寿しショップ彩」、「尾張屋」、「はまなすラーメン」(いずれも天童市)、「村井家」、「札幌ラーメンどさんこ駅前店」(いずれも山形市)などで食べてきましたが、ココのはその中でも特に旨かった「寿しショップ彩」のつくりとよく似ていると思いました。
shimbori 201502

 9か月ぶり5回目の訪問。
 ここの「たこやき」が食べたくて、わりと足繁く通っている。

 今回もたこやき2本90円×2本。
 たこやきについては何回かこのブログにも掲載しているので、画像は省略。

 それに合わせてみたのは、マーボ中華750円。
 過去に煮込み定食、中華そば、みそラーメン、五目らーめんを食べてきて、ここの5品目。

 なかなかいいんじゃないですかね、マーボ中華。
 一見、麻婆豆腐の具が少ないようにも感じられますが、レンゲで掬って食べてみればけっこうな量があります。山椒や唐辛子の味はきついものではなく、あっさりとした鶏ガラベースの中華スープとともに食べればとてもいい味わいがします。
 煮込み定食にもふんだんにかけられるものと同じ刻みたてのネギは、新鮮な辛さが感じられて極上。どんぶり全体から醸し出されるバランスもとてもよいと思う。

 ココのメニューのうち麺類のいいところはだいたい食べつくした感がありますが、ここには丼類や、焼きそば、炒飯などの焼物もあるので、今後もそれらとともにたこやきを賞味しようと考えているところデス。
haruma-tendo 201502

 先月に続いて2回目の訪問。
 前回はまぜそばだったので、今回は汁ものからルーキー味噌750円をチョイス。

 一言で言って、個性的。麺は角ばった極太で、茹で時間がかかるもの。スープは、味噌と言いながら背脂と煮干し風味が強く、濃厚。大きくて厚みのあるチャーシューが2枚、ネギは白髪と小口切りの2種、ほかに刻みキクラゲ、メンマ、青海苔。別皿に辛味噌が付いて少しだけ赤湯系に振れているでしょうか。
 スープの底のほうはさまざまな具材が混然一体となっていて、けっこうリキが入っているのだなと感心。見たところは龍上海の味噌スープみたいです。

 ああ、納得。大喰らいの若者たちに対する訴求力が強そうな一杯。
 次回は未食となっている普通の中華そばだな。夜だったら200グラムの小盛りでも十分かもしれません。