どうだ、まいったか!!的な巨盛りの店が、米沢にもありました。
 職場の先輩から店の噂を聞いて、ある日、訪問を決意。
 見てよコレ。この盛り付け方。
 いやぁ、何を考えているんだか、ココのオヤジは・・・。

 こんなに食えないって、フツー。
 ・・・と思いつつ、あらかた食べてしまう自分が、いつものことながらコワイ。
 結局のところ、味は悪くないからイケてしまうのでしょうね。

 せいろがあまり大きくないのでこういうことになるのかもしれませんが、その盛り付け方は実に稠密。隙間がない。上から押し付けたのではないかと思えるくらいにびっしり。

 ご覧のとおり、そばが表現する山岳の稜線の急角度がなかなかに美しい。
 盛りのよさで名高い山形の「やま七」の1.25倍くらいはあるだろうか。ゲソ天がうまい「まるごそば」比較なら2倍ほどもあったかなぁ。

 おれが店に入ったときはどうやらオヤジ一人だけで切り盛りしていたようで、そばを茹でたりテーブルを拭いたり支払いを受け取ったりと、てんてこ舞い。
 しかし、できるまでに時間がかかりすぎ。12時15分前には入店したのに、できてきたのは12時49分。(NHKテレビがついていたからワカル) 客、そう多くないのに・・・。

 これでは午後1時までに戻れないゾと職場に電話連絡。急いで食べ、気持ちが焦って最後の2~3箸分を残してしまいましたが、驚愕の食堂をここにまたひとつ発見です。
 これでたったの500円。値段を聞いて再度驚けるヨロコビよ。

 しかしこのオヤジというのが大真面目。そばを持って小走りにやって来て「お待ちどうさまでした」と深々と頭を下げ、テーブルに置いて後ずさるようにして厨房に戻っていく姿は、神々しくスバラシイ! これは必見。
 500円の支払い時にも同様の丁重さ。なんか、相済まないような気持ちになってしまいました。

 いや、米沢というところはそーとーに懐が深いぞ!

(2009年4月記)
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 ある金曜日の昼休み、この日を逃すと米沢で週明けの月曜までラーメンが食べられないことを危惧したワタクシメは、車を駆ってホテルベネックス レストラン楓のラーメンを食べに行く。

 ココのは細麺ホロホロの米沢ラーメンではなく、赤湯ラーメン系。この日はもっちり系が食べたかった。
 それに、なんと言ってもホテルのレストランなので、広めのスペースの中ゆったりした椅子に座って寛ぐことができるので。

 前回は基本の醤油を食べたので、今回は味噌ラーメン大盛り700+100円にチャレンジ。

 辛味噌の乗ったコクのあるスープは赤湯系を強調する他店と比べればそうくどくなく、わりと上品に仕上がっています。
 でも、醤油より100円高い優位性があるとまでは言えないかも。おれはやっぱり醤油のほうが好きだな。

 前回同様、茹でが過ぎるようで、麺がやや水っぽい感じがするのが残念。
 そしてまた、サーブされるまでに時間がかかるのも同様。今回は備え付けの新聞を読んだが、文庫本でも持っていかないと間が持たないかも。

 ま、なんだかんだ言っても、けっこう満足し、納得して職場に戻ったのですがね。

(2009年4月記)


 伊佐沢念仏踊りを観に行く途中の腹ごしらえに。
 うまいんだなぁ、これが。この美味が、わずか500円ですよ!

 金ちゃんラーメンはチェーン店。どの店も麺がウリで、それがうんまいスープとからんでとてもグーなのだ。
 山形に住んでいるので、城西店と南原店にはよく行くのですが、長井店の麺は両店の中間ぐらいの太さ。

 城西店の麺は個人的には絶妙至高なのだが、細いために大盛りを頼むと後半ダレるというウィークポイントがある。長井店の麺はこれをうまく補った感じで、城西店よりやや太め。だからと言って、唇や喉を通過するときのしゅるしゅるとしたあの感覚は損なわれていない。
 これはレベルが高い。福島白河のとら食堂の麺にも勝るとも劣らないスグレモノです。

 スープの風味は城西店とほぼ共通。チャーシューについては質、量ともに城西店の勝ち。
 長井店のラーメンをすすりながら、鄙には稀な味わいに大感動しつつ、一方で、ひょっとしたら城西店の中華そばは麺、スープ、チャーシューのバランスとコストパフォーマンスの面から山形随一なのかもしれないなと思ったのだった。
 ・・・あくまでも自分にとって、ということだけれど。

(2009年4月記)


 昼食時、米沢ラーメンを食べるのになぜこの日、けっしてメジャーでないこの店を選んだのか。
 それは、米沢に赴任した2009年4月1日、米沢駅から職場まで30分の道のりをとぼとぼと歩いていたときに偶然発見したのがこの店だったからなのです。

 その時は早朝だったので店は開いておらず、わりと新しい店のたたずまいをぼんやり眺めながら、「そのうちおれはこんな店なんかにも立ち寄って、米沢ラーメンをもそもそと食べたりするのだろうな・・・」などと考えていたのだった。
 それを実現するために。う~む、おれって案外執念深いのかも。

 正午を10分以上も過ぎているのに、店に入ればほかに客もなくけだるい雰囲気・・・というのも、なんとなく気に入った。けだるさの原因は、愛想もなく覇気もないばあさまが店を切り盛りしているからだ。そんなことが瞬時に感じ取れてしまう不思議。

 中華そば大盛り、550円+100円を。
 ばあさまが両手でドンブリを持っての登場。お盆に載せないのか? まぁ、こういう登場スタイルも、なにか懐かしくすら感じたりもする。

 スープは極めてシンプル。旨すぎない、素朴ないい味だ。ワカメの若干の生臭さを除けば。
 麺は、やや黒みを帯びたいかにも米沢ラーメンという感じのシロモノだが、欲を言うなら縮れの具合がもう一息か?

 チャーシューもメンマもネギも、それぞれが主張しあうということを忘れてしまったかのように、フツーにドンブリ内に鎮座している。朴訥、そして、素敵。
 箸で麺をつまみあげ、息を吹きかけ黙々と口に運べば、ほろほろとした米ラー特有の極上至福の感覚が。

 ラーメンはいいなあ。安いし、どの店も雰囲気が大衆的だし、食べる側の気負いなんてのはまったく不要だ。
 こういうモノにあたかも命を賭けて取り組んでいますというようなラーメン店主というのはかなりマヌケなのだなぁと、フト思う。
 大衆派は大衆派らしくしていればいいのだ、客も、店も。
 なあ、ばあさまよ。

(2009年4月記)


 昼メシは、またまた「三男坊」。中華定食、味噌定食に次いで3回目のアタックです。

 どうしておれはここまで忠実に「三男坊」に通うのか。
 いや、別に忠実なんかではないのである。この店で隣の人が食べていた味噌ラーメンが美味しそうだったから、おれも食べたい、と思っただけなのですな。

 3度目の正直、ということで、味噌ラーメン700円を。
 言ってしまえば、自分はここの麺はあまり高く評価していない。米沢ラーメンらしい細縮れなのですが、あのほろほろとした米沢ラーメン特有の口当たりが得られないのです。なぜなのかはわからないが・・・。

 ココの味噌の味もすでにわかっている。初めて味わうのは野菜の部分だ。
 つくり方を見ていると、白菜、きくらげ、もやし、青菜、ニラ、ニンジンなどを、ラーメンの湯切りをするときに使うあの網々の中に目いっぱいつっ込んで、茹でる。茹で上がったら、そいつを湯切りして、その形のまま麺の上にチョモランマ風にパカッと乗っける――という極めてシンプルかつ明瞭なつくり方であった。
 油で炒めないので、くどくない味噌ラーメンに仕上がっていた。こういうのもいい。

 またまた大汗。
 これにて米沢の「味噌攻め」は終了。今後はシンプル、あっさり、醤油ベースが基本形の「米沢ラーメン」の旅へと移行します。(笑)

(2009年4月記)


 仕事で長井市を移動しているときに寄った店。長井のラーメンを食べるなら、ココの白味噌中華がウマイのだ、というのですな。

 白味噌中華大盛り750円。すり鉢型の逆三角錐、チト深めの器にて登場、ほほぉ。
 くどくないあっさりめの味噌味で、これは味噌「ラーメン」ではなく味噌「中華」なのだなと思いつつフハフハと。

 麺は細めの縮れ麺。米沢ラーメンほど細くはないが、よく手もみがしてあって美味。こういうスープなら細麺でも相性がいい。
 置賜のラーメン屋はいずこもサービス精神が旺盛なのか、スープをどんぶりにたっぷり注いでくれる。そのためこのように写真を撮ると、麺の容貌が見えなくなってしまうのだが、麺の口当たり、味はとてもグーなのだ。

 チャーシューも、しっかりしたものが4枚。納得である。
 全部溶かしても辛すぎない適当な量の辛味噌の下には、茹でたもやしが。このあたりがあっさり感を演出する隠れアイテムなのだろうか。

 やや熱さが足りなかったところが唯一の欠点。
 でも、これならば、つくる時間がややかかることや大盛りが150円増しとちょっと割高なことなどは難点の部類に入らない、ハイレベルなものだと思います。

(2009年4月記)


 少し早いけれど夕食をとろうと「山大前やまとや分店」に行って中華そば600円を。
 ここは味のわりにコストパフォーマンスが高い。少し前まではたしか500円だったのだが・・・。
 値上げをしたとはいうものの、味はいいです。今どき珍しいシンプルなつくりだけど、醤油の味わいがダシに負けていず、それがかえって新鮮だったりするのですね。
 チャーシュー、メンマ、ネギの3種のみの具もそれぞれがボリュームたっぷりで、フツーの店のチャーシューメン、メンマ増量並み。チャーシューなんか6枚だもんな。
 麺も米沢らしい細縮れ。矢来製麺所製のよう。

 おいしいスープも全部いただいて完食。また食べたいと思わせるに充分な逸品でした。

(2009年4月記)


 午後から本庁の会議へ。3時からなので、クルマで米沢市徳町の「味噌屋三男坊」に寄ってから向かうことに。職場近くの「三男坊」とは関係があるのだろうな。

 辛味噌ラーメン750円。
 近年流行りの赤湯系ラーメンで、「龍上海」をソフィスティケイトしたようなイメージ。
 麺は米沢ラーメンにあらず、太麺でしっかりしていて○。茎ワカメが入っているのが独特。そして、ナルトが赤いのが米沢らしい。

 ランチタイムは半ライスがサービスで、ラーメンを食べつくして残ったスープにこのライスをボトリ。辛~いスープとともに口に運べば、至福の旨みの広がりとともに大量の汗がほとばしりました。(笑)

 このところ味噌味ばかり攻めていて、こういう濃厚モノはちょっと・・・という感じもないではないですが、まぁ、おいしくいただけました。
 赤湯系は実は醤油味がウマイので、今度来ることがあったら醤油味を食べてみたいと思います。

 これと、金池の「三男坊」の味噌ラーメンとを比較してみて、いったん“味噌攻め”は終了とし、今後は純正・米沢ラーメン攻略へと移行しようかな。

(2009年4月記)


 休みの日はゆっくり起きて、朝食を省略し、昼前に充実のブランチをとることにしています。
 このたびは山形市鳥居が丘の「国味(くにあじ)」の鶏の唐揚定食にしてみました。

 ココは、山形では至上の極楽食堂だと、自分は密かに思っているのです。
 このボリュームで、880円・・・なんてことはなく、ナントたったの680円!

 自宅では購読していない地元の新聞をナナメ読みし、冷たい氷水をすすりながらテキパキ働く奥さんの様子を窺っているうちに、ドドーンと登場。
 揚げたてをできるだけ速くお客さんの手元に、というのが店のモットーのようで、何を注文してもとにかく熱い。これを口内火傷覚悟でかぶりつくシアワセよ。

 自分の場合、スバヤク唐揚にとんかつソースを多めにかけて一口目のむせかえるようなアツアツソースの感覚を楽しみ、キャベツはそのままドレッシングでいただく。
 漬物は口の中の熱さを減退させたいときにパリパリと。そして添え物のレモンは、カリカリの食感が失われぬよう唐揚にはかけず、冷水に絞りいれて食後の爽やか感を演出する。

 あぁ、満腹。充分に満足して代金を払えば、店主と奥さんからは「ありがとござい~んす」というゆるゆる感たっぷりのごあいさつを頂戴できる。

 このように、速い、美味い、安い、熱い、多い、楽しい――のすべてがそろう名店です!

 なおこの店、揚げ物が中心であるため、混雑時は店内に油分が蔓延して服に匂いがつくという唯一の欠点があります。夕食時などに背広を着て入店すると、一発でクリーニング行き。(笑)
 なので、おれの場合、午前11時の開店直後に行くことにしています。

(2009年4月記)


 昼休み時間、職場周辺を散歩。その際に食したのがコレ、「三男坊」の味噌定食800円です。

 三男坊は、前日に次いで2回目の訪問。(笑)
 前日は中華定食750円を食べたのですが、隣りの人が食べている味噌ラーメンが美味しそうだったので、今日は味噌定食を注文。でも味噌定食の「味噌中華」と単品の「味噌ラーメン」はベツモノらしく、ラーメン自体はご覧のようなシンプルなものでした。

 でもまあ、プラス200円程度で鶏の唐揚の甘酢あんかけと御新香、ライス、ソフトドリンクがついてくる。昨日の天津飯風よりも充実していて納得です。

 職場の同僚に訊くと、「アソコなら味噌ラーメンですよ」とのこと。やっぱり、そう?
 おーし、こうなりゃ来週もう一度行って、今度こそ具だくさんの味噌ラーメンを食べてやろうではないか。

 ちなみに、麺は細縮れの米沢ラーメンですが、そう特筆するほどのものではないかも。でも、日替わりのおかず&ライスがミステリアスでわくわく感あり。大盛りは2玉使用で100円増しとのことです。
 12時過ぎの来店では若干待ち時間があるかもしれません。

(2009年4月記)


 土曜の今日も米沢へ。米沢地区春の交通安全県民運動出発式。
 単なる出発式かと思ったらこれが大違い。置賜農業高校演劇部の創作劇や米沢東高校吹奏楽部の演奏などが繰り広げられ、これらがいずれもなかなかのハイレベル。高校生たちは、何人かが集まって目的に向かって団結すると、信じられないくらいにきらきらと輝く。その一途さや純真さに感動でした。はるばる山形から参加した甲斐がありました。

 さて、式が終わって昼食に寄ったのは、米沢郊外の「熊八珍」というラーメン屋。
 ここではおいしい沖縄そばが食べられるのですよ。それって山形県内では非常に貴重。山形にいながらにしてふらりと沖縄そばを食べに行けるなんて、これまた感動モノではないか。

 で、その沖縄そばを食べようと思って店に入ったのですが、ここのウリが「ダールラーメン」というものであるようなので、急遽コレに変更。(笑)

 要は、ラーメンに唐辛子を利かせた中華風五目あんをかけたもののことのよう。
 白菜、もやし、きくらげ、筍、ニンジン、ピーマン、豚肉などを高熱でジュワジュワやったものに水溶き片栗粉でとろみをつけて、これを麺の上にたっぷりかけて、蒸し海老をトッピングといった趣向で、750円。

 ほほ~。そういうものをダールラーメンと呼ぶのなら、県庁裏の「材木亭」の材木亭めんなんかもこの範疇に入るのだろうな。
 でも、「熊八珍」の場合はベースのスープが少なく、つゆの大部分がこのあんで、箸で麺を持ち上げるとあんがたっぷりとからんでとても美味。
 さらに無料で薬味の乗ったごはんがつく。これを残った汁に入れてかっこめば、これまた絶妙でした。

 ギョーザの無料券をもらって出店。
 近いうちにまた、この券を持って、今度は沖縄そばを食べに行こうっと。