ある日の昼、食べてきました。
 4人掛けのテーブル4つの小さな店。そこから見えないところにも座敷か何かがあるらしいが、見えないので不明。
 店主と思われるおじぃとアイコンタクトをとってここに座るよと合図して、テーブルで一人で食べていたおじさんと相席させてもらう。

 お品書きには堂々と“米沢ラーメン”と書かれているのがスバラシイ。
 なので、喜び勇んで米沢ラーメン大盛り550+100円を。

 オネーサンが運んできたブツは、うひゃぁ、これは大盛りだね。(笑)
 米沢の細い麺がどんぶりにたーくさん。一瞬ヒルんだものの、黒胡椒をふりかけて食べれば極めて美味。麺がうまいんだなぁ。
 なので、はじめのうちは、具に惑わされることなく何口かたて続けに麺をすすってしまった。
 うめぇうめぇ。フツーの店の2玉以上のボリュームはあったと思う。

 メンマは昔風のこりこりとした硬めの食感でグッド。
 それ以外はスープ、具材とも取り立てて紹介するようなものはない。ないのだが、食べながらのトータルインプレッションはとてもハイレベルである。

 その昔、支那そばと言われていた時代のラーメンとはこういうものだったはずだ。
 あとで胸焼けが来るようなコテコテ凝り過ぎスープの新進ラーメン屋を営む店主は、どうしたら店が長続きするかを学ぶため、こういう老舗のホスピタリティを見習うべきだと思うよ。

(2009年6月記)
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 以前から目をつけていた、赤湯温泉街の「ほとり」に行ってきました。
 夕食時にもかかわらずあまり食欲がなかったので、基本である醤油ラーメンの普通盛り520円を。

 太麺か細麺かを選べるようですが、ここは赤湯。迷うことなく太麺でしょう。おれの直前に入店したオヤジ二人連れも太麺を注文していたぞ。

 やはり赤湯ラーメンはレベルが高い。赤湯ラーメンの特徴である太めの縮れ麺は、想像どおりつるつるもっちりでナイス!
 スープはブシが強く、こういう赤湯ラーメンもあったんだなぁと、ちょっと感心。
 チャーシューもまた赤湯系。豚肉の油っこいところを柔らかくつくりあげています。

 あまりに美味しいので、このところの暑さにもかかわらず、スープもすべていただきました。結果、大汗・・・。
 この充実の味で520円はリーズナブルだと思うなぁ。
 合格! 次に行くときは大盛りにしようっと。

(2009年6月記)


 ある日の午前中、長井に出張。その後米沢に戻る途中、昼食に寄ったのが、川西町は羽前小松駅前にあるあっさり食堂です。

 ココの牛スジ煮込みが天下に名を轟かせており(大げさか?)、前からソイツを食べてみたかったのだった。
 だけど、なかなか昼時に川西にいるということがないため、ありつくことができなかった。
 このたびようやく千載一遇の機会がやってきたというわけだ。(大げさだってば)

 店の前に車を停める。駅前で道は広く、人通りは少ないので路駐も問題なし。
 12時過ぎ、さほど広くない店内は6分ほどの客の入り。
 座敷に座って注文を取りに来るのを待とうかとも思ったが、新たな客が来たことを認識していないような気がしたので、まずは厨房に声を掛けて、と。
 応対に出てきた店主風のオニーサン、こちらが思わず誤って口にした「モツ・・・」という言葉に、「スジ、・・・ですね」と笑顔で対応。そうそう、それそれ。(笑)

 牛スジ煮込み定食は950円。チト高いが、甘辛い煮込みダレが染みた牛スジは、豆腐とともに実にウマイ!
 旨みたっぷりの濃い目の味なので、メシが進む。なので適量のはずのごはんがなんだか少ないように感じてしまう。
 そのメシも真っ白。やや柔らかめに炊き上げられていて、煮込みに合う。
 最後はごはんにタレをかけてかっ込む。これまた美味し。
 漬物も、塩だけでなく少し粕を入れて漬けているようで美味。

 これであと150~200円ほど安ければ、通いつめる店になりうるのだがなぁ。
 米沢の大沼デパートに支店があるそうなので、いつかそこにも行ってみようか。

 川西町では「繁昌軒」という定食屋も気になるところ。
 食べる楽しみは尽きないねぇ。

(2009年6月記)


 で、昼の納得のいかなさを晴らすべく、夕食は高畠町亀岡の名店「志づ美」に行ってみた。
 中華そば550円。

 運ばれてきた瞬間に思うのは、「麺が細い!」ということ。
 でも、博多ラーメンみたいなものだったら怒るゾ! ・・・なんて心配はまったくない。ココも「ひらま」の麺を使っているのだから。
 ちなみに、「ひらま」の麺を使っているラーメン店はいずれも水曜日が休み、と覚えておくと便利です。

 食してみると、これはうまい!
 本日2杯目にもかかわらず、うまい!
 ほんのりと生姜の香り。これは数日前に食べた「孫悟空」(米沢市)と同じだ。
 麺は当然、米沢ラーメンの王道を行くものだし、スープもまたあっさりしている中に絶妙の旨みがある。これは逸品だ。

 しかし、同じ材料を使って同じものをつくっているのに、作品というものはかくも違うものになるのだなぁ。
 人気店であるワケがよ~くわかりました。

(2009年6月記)


 ある日のこと。昼食は、思い立って米沢市役所近くの「金時」へ。
 ココは、実は2009年4月、米沢に赴任して2番目に行った店なのです。
 が、そのときは写真を撮るのを忘れたので、やっぱ、一回行って撮っておかんとなぁと思っていたのでした。
 1番目に行ったのはどこかって? それは、まだ紹介していないので、また今度。

 昼時にしては比較的空いている店に入り、厨房を臨むカウンターに陣取って、中華そばの大盛り550+150円を。

 どうです、なかなかいいルックスしてるでしょ。
 でも、なのですよ。
 米沢らしい細麺なのですが、あの独特のほろほろとした感覚がいまいち。
 そして、わりとこってりした強めのスープ。味自体は悪いとは言えないのですが、これっていわゆる米沢ラーメンじゃないよね。

 どうもバランスがホントでないという印象。
 まぁ、これって、おれの贅沢な要求なのだろうけれど・・・。

 それに、大盛り150円増しというところも、気に食わない。

 ということで、少々納得のいかないまま店を出たのでした。

(2009年6月記)


 米沢のラーメン店の数は、人口のわりにはとても多いような気がする。なので、あちこちの店を楽しんでみるのだが、とても底が知れない感じ。まだまだ行ってみたい店は多い。

 今日は市立病院近くの「孫悟空」に行ってみた。
 とても評判の高い店。暖簾には誇らしく「自家製麺」の文字が躍っている。これは期待ができそうだぞ。

 まずはと基本のラーメン600円をたのんでみる。今回は「・・・の大盛り」の言葉はなんとか飲み込んで・・・と。

 これがまた、噂に違わず非常に美味。スープを一口啜って思わず唸ってしまった。いやぁ、うまい。生姜の香りがほのかに感じられて、コクも深く、これぞラーメンという印象。
 黒胡椒との相性もまた抜群。金ちゃんラーメンのスープとよく似ているかもしれない。

 麺もまた、手もみがほどよく入った中太の金ちゃん風。いわゆる米沢ラーメンではない。金ちゃん系列の山形南原店のそれに近い気がするが、どうだろう。スープのからみ具合はこっちのほうが上かも。

 具に関しては、ネギの多いのが好評価。チャーシューは上質のものが2枚。メンマもナルトも十分に吟味をしてのものと見た。
 これはもう、文句のつけようがないでしょう。

 スープもすべていただいて完食。満足。納得。
 ココは、スープが見えないほどに青ネギをたっぷりトッピングした味噌ラーメンもウリのよう。これも食してみなければ。
 昼は混雑するそうなので、また夕刻にでも寄ってみようと思う。

(2009年6月記)


 その日はなにかとバタバタした一日だった。時間がどんどん迫ってくる感じで、まぁ、ある意味充実していた、とも言えるのかもしれない。

 で、この妙な緊張感を一気に払拭するために、というのはとってつけた理由だけど、久々に「麺屋いなせ」に行って、つけ麺750円を食べよう。

 この前は細麺の醤油ラーメンを食べたのだが、今回は超極太のつけ麺。同価格で200gまたは300gを選べるのがウレシイ。当然300g。
 茹で時間はなんと7分。おれより後に入店した人のラーメンのほうがず~っと早くサーヴされた。

 出てきた麺はうどんのようで、箸で持ち上げればプリプリ感たっぷり。スープにつけてズズーッと啜れば、麺の端っこがぴんぴんあちこちに踊って、スープの飛沫がテーブルや衣服に飛び散るほど。これは強烈な個性だ!

 スープは、ラーメン同様ブシ粉がバリバリに効いた、どろりとしたもの。からみもよく、アツアツでよろし。

 食後には、残ったスープに割り下を注いでごくり、これもまた至福。飲み干す直前に味わうことのできる大量のブシ粉がうまいんだな。

 派手さこそないけれど、ここのスープは癖になりそうですな。

(2009年6月記)


 仕事のあがりが遅くなってしまい、米沢で夕食を。当然ラーメンだな。
 だが、米沢のラーメン店って、20時を過ぎてしまうとあらかた店じまいしてしまう。ではまあ、あちこち行かずとも職場近くでわりと遅くまでやっている「味噌蔵麺駒亭」へ行ってみよう。

 ということで、スーパーの入口のような広々とした自動ドアを入って店内へ。
 広~い店内には客は2組。激安の焼肉店を改装したらしく、テーブルは焼肉用のもの。これでわびしい演歌でも流れていれば風前の灯といった雰囲気だが、それも寄った時間が時間だから、ということなのだろうな、きっと。

 赤、白、黒の味噌ラーメンから選択できるようで、今回は白、そして白髪ネギが乗る白味噌ねぎラーメン700円を。

 たっぷりのシャキシャキのネギの下には大量のモヤシ。こういうのって好きだなあ。
 そしてその下に沈む太い麺はなかなか存在感があり、うまい。
 スープはコクのある味噌仕立てだが、辛味噌を溶かさないとやや淡白かも。ま、そのぐらいがちょうどいいのだけど。

 レベルの高い仕上がりだと思う。しかし、食べていると、なぜおれはココで、このラーメンを食べているのか?という疑問がフツフツと湧いてくる。
 簡単に言ってしまえば、「ご当地風」のものが何もないのだ。

 家の近くにあったなら時々食べに行くだろうおいしさだが、なにもわざわざ米沢で食べるものではないのではないか。
 ――そんな贅沢なことを考えていたのでした。

 でも、深夜に開いているラーメン屋というものは、残業で退社が遅くなってしまった長距離通勤者(おれですね)には極めてありがたい存在であることは確かだ。
 そのうちまたお世話になることがあるのだろうな。

(2009年6月記)


 帰りに南陽市で夕食。どこにしようかな~♪と迷いつつ、フラワー長井線宮内駅近くのまるひろ食堂に行ってみた。

 この日の昼は小国町に出張し、小国町内にあるジャズがかかるいい雰囲気の店で昼食をとった。
 そこのランチはもちきびのニョッキや地元の山菜を使ったスープ、キノコソースのかかった豆腐などの凝ったプレート料理で、見た目もなかなかよかったのたが、どうも写真を撮るという気になれなかった。やっぱりおれはラーメンが合っているのだなあと思う。

 で、まるひろの中華はしっかり撮影。ラーメンどんぶりのなかにはこざかしさが鼻につく気取った美しさにはない、朴訥で優れた世界があるんだよな。
 中華そば600円を所望。広い厨房で手際よくつくられた中華そばはご覧のとおり。

 食堂の中華そばではあるが、なかなかうまい。スープは澄んでいて、いかにも胃にやさしい感じ。
 秀逸なのは麺。製麺所のものと思われるが、よく手もみがされていてくねくねツヤツヤ。黄色が強く、しっかりとした硬さがあって独特の舌触りだ。一見すると白河のとら食堂のものとよく似ているが、食感は別のもの。赤湯ラーメン特有のもっちり感は少ない。時間が経ってもダレないような麺だ。

 しばらくしてやって来た客は麺4玉、スープ2リットルのジャンボラーメン(千円)に挑戦していました。
 15分以内で食べれば500円の商品券がプレゼントされ、もし完食できなくてもペナルティなしとのこと。好きなだけ食べて千円ならしょうがないよな。

 結果を見ずに店を出たが、おれは普通盛りで十分満足したゾ。

(2009年6月記)