長井市内の、年季の入った老舗っぽい馬肉ラーメン屋。長井出張の際に寄ってみました。
 支那そば550円。
 冷房が入っていることと、逆光が作用して、立ち上がる湯気が神々しく写っています。

「私、長井の新来軒のラーメンが好きなんです。わざわざ食べに行ったりするんです」
と、わが課の女性職員が言っていたので、そのうち一度試してみなければと思っていたのですな。

 その人は南陽市在住なのですが、わざわざ隣の市まで食べに来るという気持ちもわからないではないユニークさ。
 麺は、今しがた製麺機から押し出されてきたばかりの出来立てです~という感じの、にゅるにゅるとしたストレート麺。これまであまり経験したことのないもっちりとした不思議な食感があり、なかなかウマイ。珍しい。

 ある男性職員は、「あれはあまり好きじゃないな・・・」と言っていたけれど、その気持ちもまた、わからないではない。(笑)
 つまりは、一風というか、かなり変わっているのだ。ラーメンに対する固定的概念を打破し、柔軟な思考ができる者こそこの味を理解することができる。――ということにしておこう。おれは女性の味方だからな。

 チャーシューは、馬肉なんです。長井らしいです。
 スープはあっさりした印象ですが、食後しばらくしてからも、おそらく馬肉のものと思われる脂のねちっこさが口に残ったのが、自分的にはマイナス要素でした。

 まあ、たまに食べるのならオモシロイ、という位置づけかな。やはり奇を衒ったものというのは所詮は王道にはかなわない、ということなのだろうな。

(2009年7月記)
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 またまた美味なる米沢ラーメンにありつくことができました。
 夕刻、市街の北側にある職場からわざわざ帰宅方向と逆になる南側の太田町まで出向いての発見です。
 福原屋食堂。あるところにはあるのだなあ、いい店というのは。

 中華そば大盛り550+100円。
 特徴はやはり麺。米沢細麺とはいいながら、適度な太さがあって、い~い具合に縮れています。手揉みだね、これは。
 で、かなりしっかりした食感。好き嫌いが別れそうな特徴と言えそうですが、おれは好きだぞ、こういうの。
 なんたって、伸びやダレがこないきりりとした感じがいい。これなら出前でも、近間ならばなんとか耐えられるのではなかろうか。米ラーの決定的弱点は出前が利かないということだから、こういうのも大事なことかも。

 テーブルの黒胡椒がぴったり。
 これにパサパサ系のチャーシュー2枚。けっこう分厚いのがウレシイ。
 メンマ、海苔、ネギ。いずれもさりげない。こういうのをカジュアルと言うのではないか。

 情報にあるとおり、スープはやや塩辛め。食べている間はそうでもないのですが、食後にコップに3杯くらい冷水がほしくなるタイプ。(笑)
 この感じは「中華そばこやなぎ」と似ている。もちろん麺はベツモノだが・・・。
 もしかしたら味の素系のうまみ成分もけっこう入っているかも。

 なんだかんだ言っていますが、合格ラインは軽くクリアしています。
 大盛りもなんのその、うめいうめいと大汗をかきながらスープも全部いただきました。
 店のにいさんに「うまかったぁ~」と勘定を払い、「おしょうしなぁ・・・」の声に送られて気持ちよく退店。

(2009年7月記)


 「かしゅくや」と読みます。大町一丁目の本店のほうで、城西の支店とは違います。
 蕎麦屋さんなのですが、米沢ラーメンらしい米ラーが食べたいと思い、厳選してみました。(笑)

 「中華」の大盛り550+100円。ご覧のとおり、純正米ラーです。大きなどんぶりで堂々の登場!
 スープは、透明度が高く、余計な脂分はほとんど浮いていません。「鶏がら・ニボシのゴールデンコンビに加え、蕎麦つゆの甘味を感じる」という情報どおりで、たいへんグッド。うまいですよ~!

 麺も、縮れの強い、しみじみ美味い細麺です。
 具は、パサパサ系のチャーシュー2枚と何本かのメンマ、それにネギのみ。つまらないという人もいるでしょうが、この潔さがシンプルラーメンの真髄だと言う気もします。

 唯一残念なのは、スープが熱々でないこと。
 この一点さえクリアすれば、自分の中ではかなり上位に食い込む米ラーであることは間違いアリマセヌ。

 でもまぁ、このクソ暑い夏の時期に食べるラーメンとしてはむしろ好ましいことなのかもしれないなぁ。あまり汗をかかないで済んだという事実は厳然として残るので・・・。

(2009年7月記)


 昼に職場で、ちょっと遅い土用の丑の日。
 いつものラーメンと違ってちょっと豪華でしょ。

 どんなグレードなのか、そして値段はいくらなのかなどまったくわからないけど、インスタントのお吸い物付きでおいしくいただきました。

(2009年7月記)


 米沢市の巨盛り系食堂発見!
 山形大学工学部キャンパスが近く、食べ盛りの大学生などをターゲットにしているらしい店。「めし山翠」との看板が神々しい。

 今日の日替わり定食750円は、味噌ラーメンと鶏の唐揚。情報によるとこれは「当たり」の日らしい。

 味噌ラーメンのほうは、本格的な札幌系。野菜にラードを加えて強火でジャッジャッとやり、そのエキスがたっぷり入ったスープがとても香ばしい。麺も、この地域特有の細縮れ麺を使わず、太めのもっちりしたものを使っています。これがきっちり一人前。

 それに、鶏の胸肉を使った大振りな唐揚げが2個とたっぷりキャベツ、さらにラジウム卵が1個。
 唐揚は、カレー味なのだろうか、香辛料が効いていて独特。齧ればカリカリとした食感がよく、クセになる人はなるのだろうなという印象。
 なお、この唐揚が6個程度つく唐揚げ定食は700円です。

 食事中はとてもおいしくいただけましたが、自分にはやはり多かったようで、夜の焼酎がおいしく感じられなかったり、翌日の朝も胸やけがしたり。もう大食はいい加減卒業しろと、身体が言っているのでしょう。

 店内は、テーブル3のほかカウンター席数席。厨房ではこの仕事に永年携わっていることを感じさせるおばさんが1人で切り盛りしていました。一人じゃ大変なのだろうな。

(2009年7月記)


 ココの麺は美味い!
 米沢ラーメンのような極細ではなく、適当な太さを持ったつやつやの手もみ縮れ麺。金ちゃんラーメン系とでも言おうか。

 前回はふつうのラーメンを食べたので、今回は店の自慢の味噌ラーメン700円を。
 見た目びっくりですが、細ネギたっぷりのほかに青海苔も混じっています。
 芝生のような緑に添えられた色鮮やかなナルトの下には、おいしいメンマとチャーシューが隠れてトッピング。
 ご覧のとおり、辛味噌は別皿ですので、自分にあった量を溶かして・・・。

 洋食の修行を積んだ経験のある店主らしく、味にはこだわりがあると見えてなかなか上質。
 しっかり冷えた冷水がポットごと供されるし、冷房も適度に効いているし、とてもよかったです。

 前回食べたラーメンにはない濃厚な味わいがありますが、おれは麺、スープ、添え物が高いレベルで融合しているラーメンのほうが好きかも。
 で、こういう濃厚味のものを食べているうちから、シンプルな米沢ラーメンが食べたくなったりして。(笑)

(2009年7月記)


 山形大工学部や米沢女子短大の学生なども利用する大盛り系の店らしいと聞いて、行って見ました。
 セットものが中心のようで、ラーメンセット1000円とかの貼り紙があちこちに。1000円かぁ・・・。
 また、麺の大盛りは200円増し。麺2玉使用で、擂り鉢大のどんぶりになるのだそうだ。

 おろしトンカツセット850円をオーダーしましたが、思いのほか量的にあっさりとしたものが運ばれてきました。
 ぶっかけ麺と称する、けっこうな量の冷やしラーメンがついています。
 食後にはコーヒーも。

 麺のほうは、しっかり米ラーしていて、具もあれこれとあってマルであった。
 しかし、トンカツはいただけまへん。衣がサクサクとしていて口当たりはいいのですが、これって出来合い冷凍モノだと思うぞ。コンビニじゃないんだから、町の定食屋はこういうところで手を抜いてはナラヌ!
 メインがそんな感じだから、青々として美味しそうな野菜にまでケチがつく。生野菜が常温で生温かいというのも「?」だったぞ。
 ご飯は真っ白でいい炊き具合、漬物も適塩でグーした。

 米沢の食堂はラーメン屋ばかりだなあと思って見ていましたが、こういう定食屋もあったことにちょっと安心。毎日ラーメンというのもどうかと思うのでね。

 だが、これで850円というのは、特に割安感はない。
 米沢にはきっと、もっと優れた定食屋があるはず。
 定食はどうしても麺類に押されがちになってしまうきらいはありますが、細々とながらも定食方面の探求も続けていこうと思います。

(2009年7月記)


 その日は午後から本庁で大事な会議。
 午前中は課内ミーティング1、協議のための来客1、主催の打ち合わせ会議の説明2、懸案事項の上司協議とそれを受けた指示出し1・・・という具合にめまぐるしかった。

 で、気がつけば正午が近い。
 やべっ! 時間がねぇっ!! どこかで昼メシ喰って、午後1時15分までには本庁に到達したい。ということは、メシはアソコしかないな・・・。

 というので寄ったのは、イオンタウン南陽内の「ととや三代目」。
 ココはランチタイムには先着10食の日替わり定食500円がある。
 もう遅いかな~と思いつつトツゲキすれば、渡された札番号はNo5。ふぅ~、ゲットだぜ。

 これで500円って、お徳だと思いませんか?
 大き目のハンバーグにツナサラダ、まぐろのぶつ切りに御新香、これにたっぷりとしたご飯とアオサのたっぷり入った味噌汁がつきます。

 今どき職場の職員食堂だって、これよりずっと質素なもので500円だからね。
 でもこれ、これまで3回食べた500円ランチの中ではいちばんボリュームが少なかった。
 いつものランチはこれよりスゴイんです。(笑)

(2009年7月記)


 山形には冷やし肉そばというカテゴリーが定着している。
 冷やしかけそばに鶏肉の切れ端が数枚入っているといった趣向のもので、西村山郡河北町あたりがその震源地となっている。
 で、近年、山形市を中心として、県内のあちこちにコレを賞味することができる店が出現している。一種のブームと言ってもいいくらい。

 市内にあるそのひとつが一休庵。
 そば自体は、製麺所への大量発注のものと思われ、手打ちの打ち立て、切り立てといった崇高なものではなく、むしろ下品の範疇に入ってしまうのかもしれない。
 でもそれは、やや太めの適度な太さ、蕎麦の黒々とした威風を兼ね備えており、個人的な好みとしては、乱立気味の新興勢力に対して大きなアドバンテージがあると思っている。

 冷たい肉そばの大盛り650+150円。
 特筆すべきはつゆ。甘みがあり、鶏肉の脂が濃厚に染み出ていて美味。
 肉は、お約束のとおり硬めでコリコリとした食感。
 これにしっかりと刻んだネギが風味を加えており、七味をパラパラと振りかけてズズーッと啜れば至福のうまみが口内に広がり、最高の喉越しが楽しめます。

 豪快にかっ込むのが流儀ですので、基本的に普通盛りでは足りません。
 大盛りで足りない人には特盛りも用意されています。

 山形の場合、そばなんて、所詮銀シャリにありつけない貧しい農家の食い扶持として食べられていたもの。お江戸のように酒やニシンとともに少量を・・・なんてやってられるかいっての。
 さりげなくたのんで、サッと出されたものをガーッと食べて、はいサヨウナラ、というのが山形流です。

(2009年7月記)


 市役所の近く、こんなところにこんな店があったのかというような地味なたたずまいの愛染(アイセン)食堂に行き、中華そば550円を食べてきました。

 冷やしラーメン(この店では「特中」と呼んでいるらしい)にしようかとも思ったが、おれのラーメン店めぐりの本旨は何だったのかということについてよく考え、この暑い中ではあるが熱いほうをオーダー。

 広くない店内は、デコラ張りのテーブルが3つ、小上がりにはテーブル2つ。すべての椅子が客で埋まったら間をすり抜けるスペースはゼロでしょう。(笑)

 味のほうはなかなかグー。
 醤油の香りが立つシンプルなスープ。濃い色でやや塩辛いものの、飾るところのない庶民的な味だ。
 麺は、米沢ラーメンにしてはやや太めの縮れ麺。微妙に食感が違うが、普通に美味しい。
 ぼそぼそとしたチャーシュー2枚に細裂きメンマ。メンマは保存料の匂いが気にならないでもないが、まぁ、こんなものか。小さな海苔の上には胡椒が少々。ナルトはなし。

 昔風の小さいどんぶりになみなみと注がれたスープと麺。特別多くはない量だと思うのだが、見た目としてはとてもボリューム感があり、それだけで満腹中枢は刺激されるのだね。普通盛りとしては十分なものだと思う。

 昼メシに一人でふらりと縄暖簾をくぐって食べる――という我が行動形態にふさわしい店構えとラーメン。けっこうこういう店って、好きだな。

 市内門東町、伝国の杜の近くに「愛染」というラーメン店がありますが、これとは別ですので、ご留意を。

(2009年7月記)


 赤湯から宮内に抜ける道沿いにあるこの店、バラック風の佇まいが前から気になっていたので、仕事の帰りにちょこっと寄ってみました。

 ネットで見て美味しそうだったので、醤油ラーメン+チャーシュー550+200円をチョイス。
 う~む、写真がよくないな、ピンボケだ。

 濃厚なスープ。というよりも豚骨からだしたと思われる油分が多いこってりしたスープ。それにブシ粉をたっぷり投入している模様で、ややくどい感じがしました。
 こういう味のつくりかたもあるのですね。旨いかと訊かれれば、まちがいなく旨い。特に、ラーメンにこってりした濃厚さを求めている人や若者たちなどにとってはさぞかし旨いことでしょう。

 自分はどうかといえば、こういうのもアリだけど、もっとシンプルな、昔ながらのラーメンに想いを致しているので、少し方向が違うかもね。

 麺は、宮内・赤湯方面にしてはやや細め。ちぢれ具合はなかなかいい。ツヤやコシは合格ラインではあるものの、特に優れていると言うわけではないと思う。

 漬物つき。青海苔の瓶つき。自由にかけてね、ということらしい。

 何がウリなのかを一人で店を切り盛りしていたオヤジに尋ねると、「暑い今どきはつけめんだな」とのこと。「でもな、もっと暑くなっど味噌が結構でんのよな」とも言っていました。
 味噌なぁ。味噌だったらどんなスープなのだろう。味噌にはブシ粉はぶち込まないだろうと思うのだが・・・。

(2009年7月記)


 暑い!
 昼は米沢ラーメンが食べたいと思ったが、こうも暑いと気も萎える。
 でも、そうか、冷やしラーメンという手があったかと思い直し、おもむろに車を駆って出発。
 ラーメンは熱くなければならないという基本姿勢すら、この場合あっさり放棄です。

 市役所近くの庶民的な老舗を狙ってみたが、どうもこの日は休みらしい。ならばココはこの次ということにして、ちょっと遠めの「東部食堂」へ。

 ココでは冷やしラーメンを冷たい中華というらしい。中華そばより100円高い650円。冷やす手間と金糸卵代か?!
 スープは、ワカメが入っているからなのか、一口目はやや違和感あり。でも2口目からは美味い印象に変わります。冷やしとあってやや甘め。黒胡椒をささっと振って全部いただき~♪
 認識を新たにしたのは、冷やして食べる米沢の細麺。かちっとした硬さがとてもよいのですな。極細なのにもかかわらず非常に弾力性が高く、平城冷麺を細くしたような口当たりがスバラシイ。米らーって、冷やしもグーなんですね。
 ネギは緑色の細ネギ、おいしいメンマ数本にチャーシュー2枚、ナルトもしっかり入ってとても満足です。

 こぢんまりとしているけれど、わりと新しくて、清潔感のある店でした。
 ココでは近いうちにぜひノーマルあつあつの中華そばを味わってみたい。(強い意志)

(2009年7月記)


 職場の女性職員が「いちばんの味噌ラーメンなんて、おいしいですよ~」と話していたので、どんなもんかなぁと思って行ってみました。

 味噌ラーメン大盛り700+150円。
 すり鉢のような器で登場。すげっ。

 ラードの香り高いなかなか上等な味噌ラーメン。キャベツ、もやし、にんじんなどを炒めたものの上に美味い味のついた挽肉が乗っています。チャーシュー、メンマ、なると、ネギなどは入りません。
 その下には、味噌定番の太麺ではなく、細縮れの米沢ラーメンが。こういう組み合わせって斬新だと思う。

 「ここの味噌のスープは甘い」という意見をよく聞きましたが、確かに甘い。食べている間よりも、食後しばらくしてからそれを実感することになりました。
 本場の札幌味噌ラーメンにもこういうのがあるよね。「味の時計台チェーン」の味噌ラーメンなんかもこれに近いかも。ま、ここまで甘くはないにしろ、ラードの効き具合なんかそっくり。

 スープの最期に残る挽肉を掬って食べるのがフィニッシュ時の楽しみです。
 つまるところ、このスープが理解できるかどうかでこの店の評価は分かれるのかもしれないな。
 おれはまぁ、たまにならばこういうのも悪くないかなと思います。

(2009年7月記)


 その日は米沢市の南部に出張。
 昼過ぎに用件を終え、昼メシはどうするかと同行者に問えば、「弁当持ってきていますけど、食べていっても大丈夫ですよ」とのこと。そうかい?じゃあ食べていこうか。どこかいいトコあるかな?

 ということで、用務先の近くの「かまた食堂」に連れて行ってもらいました。
 この界隈ではちょっとは名の知れたラーメン店なのだそう。

 中華そば大盛り550+100円。
 素朴でいい表情をしたラーメンである。
 麺も、具も、スープも、すべてが主張するということを知らないでそこにある、という感じ。
 なのに、とても口や胃にやさしく、心を安らかにして食べることができる。

 言わば、普段はでしゃばるようなことなんか絶対にないようなひたすら地味な存在なのに、なぜかとても気になるあの子――という感じかな。
 そうだったなぁ。小学校のときなど、同じクラスにもそういう子が一人二人いたよな。

 麺がやや茹で過ぎだったのが残念。
 鄙には稀な・・・と言うと怒られるかもしれないが、とても繁盛しているいい店でした。ゴチソウサマ。

(2009年7月記)


 ある日のこと。人間ドック明けなので、なにかうまいものが喰いたい。
 なのだが、今日は飲み会があるのでクルマなし。外は雨。まぁ、昼は我慢して、職員食堂ででも喰おうか。
 ・・・って、今日職員食堂休みぃ~?? そんなの聞いていないぞ。ドックでわずか2日来ない間に突然決めるなよ。

 仕方がないので、傘をさして雨の中、最寄りの中華料理屋「椿楼」へと赴く。
 別に、ココに行きたいわけではない。近いから行く。

 ココは4月、米沢に赴任して第1日目に昼食をとった店。そのときはランチタイムの酢豚セットをオーダーしたのだった。酸味の効いた熱々のなかなかウマイものだったが、量やコスパなどに特筆点はなく、その後は行っていなかった。

 今回はラーメンを食べて写真を撮ろうと、メンマラーメン650円を。
 運ばれてきたものはこのとおり。ナルホド、中華料理だなぁ・・・。
 スープは極めて一般的だし、わざわざ130円も余計に奮発してメンマ投入を所望したのに、それもたいした量ではない。量も少ない。チャーシューもぴらぴら。
 でも、麺は確かに多少“米ラー”していましたですかね。

 今後たとえ庁内食堂が急に休みになって、外が大雨になって、マイカーがなかったとしても、もうここでラーメンを食べることはないのだろうな。
 店の名誉のために付け加えると、五目あんのたっぷりかかった焼きそばはうまいらしいです。

(2009年7月記)


 ある日曜のことだが、午前中米沢で開かれるシンポジウムに参加。終了は12時前。
 では昼食を、と考えるが、今日は細麺はパスしたい気分。
 それではと、山形に戻る途中で南陽市宮内に向かう。宮内は赤湯風太麺の宝庫ですからね。

 「沖ふじ中華店」。店の名前がいいではないか。宮内の老舗。
 午後1時前に入店も、客はなく、テレビののど自慢を見ながら一人ゆったりと。
 中華そば大盛り550+100円を。漬物付き、レンゲなし。でも、オヤジさんにレンゲをもらえないかと所望したら持ってきてくれた。ラーメンはまずスープを啜ってからでないとね。

 そのスープは、まぁ、ふつう。やや濁りがあり、なぜか少しではあるが唐辛子が浮いている。それと、札幌ラーメンのような炒め物の香りが。
 どうやらチャーシューに“焼き”が入れてあるようで、その焼き汁がスープに加えられているようだ。そして唐辛子は、焼きの際に加えられたものだろうか。
 醤油ラーメンに唐辛子というのは、違和感がないといったらウソになるよな。

 不ぞろいに切られたネギや細めに裂かれたメンマには好感。
 そして、麺はというと、本日の望みどおり立派な中太の縮れ麺。にゅるにゅるとしていて、ウマイなぁ・・・。

 いくつか難点はあるものの、不思議な魅力がある逸品でした。

 ココは焼きそばがウリのよう。と言ってもフツーのソース焼きそばなのだろうけど。
 この麺でつくった焼きそばなら、さぞかし美味いだろうな。次回は焼きそばだな。

(2009年7月記)


 その日は午後から本庁で会議。このチャンスを逃さじとばかりに、米沢市内のはずれにあるかわにし食堂に寄り道して中華そば550+150円を食べてきた。

 なにせ市内随一の人気店。土日や平日の昼過ぎなんかに行ったら満員覚悟だし、やや遠いのでふつうでも昼休みの1時間で往復するのはちょっとツライ。
 でも、読みどおり、1時前ぐらい前に行ったらコミコミでなくゆったりと食べられた。

 おおっ、デカいどんぶりに大量のスープ! その中を泳ぐようにして横たわっている麺はウワサどおり典型的米沢ラーメン。だってそうだよな、「ひらま」の麺なんだもん。
 米沢ラーメンの王道を行く黄金のスープも澄んでいてすばらしい。してまた、素っ気ないメンマ、チャーシュー、海苔、ナルトもまことにそれらしい。(笑)

 しかし、である。オーソドックススタイルなところは十分評価に値するが、米沢市内の各店の中華そばのレベルの高さを知ってしまった今となっては、なんか当たり前のもののようにも感じてしまったことをここに告白しなければならない。

 わざわざ並んでまで食べるほどのものではない、ということ。
 もちろん、すごくうまい。だけど、それはある意味、無個性といもの。
 先に訪問した喜久家のような、ウチはこれなんだかんなっ、ガツン!という、店のオリジナリティが味付けとしてほしいのだ。
 そして、大盛り150円増しというのも気に食わない。(って、またそれかよ・・・)

 情報によると、味噌ラーメンは黄色い太麺なのだという。
 次回訪問時は(また行くワケね)辛味噌ラーメンに挑戦してみようと考えている。

(2009年7月記)


 地元の方々の評価が高いようなので、以前から行ってみたいと思っていた店。
 何回か車で近くの街なかを通ってみたものの、なかなか発見することができずにこの日に至る。しかし、今回は執念深く路地を虱潰しに当たって(というのは大げさだが)、ようやっと見つけた。
 なぁに、小さくて目立たないなんていうわけではなく、持っていた地図の示していた場所がビミョーに違っていたのでした。

 夕刻の、他に客のいない店に入って、中華そば大盛り550+100円を。
 ご覧のとおり、レンゲのつかない店のよう。だがしかし、どんぶりの縁がヌルヌルなので、躊躇なく店主にレンゲを所望してゲット。

 そのレンゲでスープを一口啜るや、うへぇ、こりゃあ美味! 米沢ラーメンにしては珍しく、というか、こんなの他にないだろうと思うくらいに深いコクがある。これはいいなぁ。
 白胡椒をふりかけてまた一口。う~ん、ウマイ・・・。うっとり。
 けっこう動物系の油が浮いているが、これが旨みの元とあれば苦にならない。むしろ、それがウマイ。

 麺は見事に米沢でホロホロ。
 チャーシューは3枚で2種類。渦巻き風のものが特に厚みがあってうまかった。

 これで650円ならリーズナブル。納得です。
 気に入った。いずれまた行くことになるだろうな。

 ひとつ難があるとすれば、店内の雰囲気。観葉植物から端を発したであろうと思われる蜘蛛軍団が跳梁跋扈。麺の上から蜘蛛が降ってきやしないかと思わず天井を見上げてしまいました。(笑)
 テレビの前のテーブルになにか広げて黙々と作業をしているおばさん、ときどき掃除しましょうね。

(2009年7月記)