ある日のこと。台風が接近しているようで、昼の米沢は土砂降り。そんな中、久しぶりに米沢に来たので(たった5日ぶりなのだけど)ラーメンが食べたくなり、車でふらりと町へ。
 行き当たりばったりで、今日は寿ゞ喜家をチョイスした。

 以前行った可祝屋の筋向い。どうやら蕎麦屋らしいが、ラーメンぐらいはあるだろう、ということで。
 中華そば大盛り550+150円を。

 生姜の効いたスープ。このあたりは米沢ラーメンのお約束。鶏がらの効いたコクのあるスープに仕上がっている。ブシ系も濃厚。もしかしたら中華料理用のうまみ調味料が少し入っているかも。
 麺は、米ラーらしいやや黒ずんだ肌色なのですが、ココの麺は細くはなく、そこいらの麺と同じくらいの太さがありました。
 トッピングのネギが多いのが好印象。メンマもとてもうまい。ほかに固めのチャーシュー2枚に小さな海苔。ナルトはなし。大根の漬物付き。

 細くはないのですが、口当たりのモソモソ感や独特の喉越しに米沢ラーメンの片鱗は感じられました。
 大盛りをたのんでも量的には特別多いとは感じられません。なのに150円増しというのはいただけませぬ。

(2009年8月記)
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 帰宅する街道筋に「カツ丼、カツカレー300円」という看板があって、それがいつも気になっていました。300円? ウソだろ!?
 スピードを落として様子を伺ってみますが、どうもフツーの住宅風にしか見えず、店舗らしいところがないので、行くのを逡巡していたのでした。

 で、このたび、トツゲキ。
 車を駐車場に乗り入れて中を覗いてみると、おお、狭い部屋にテーブルが3つある。入口には暖簾すら出ていないが、まあいいか、行こう。

 「いらっしゃいませー」
 ・・・おぉ、フツーではないか。
 他に客はいない。どうやら、民宿を経営していて、その食堂がココということらしい。

 カツ丼300円を所望。
 カツはカリカリ、肉は一丁前の厚さがある。しかもアツアツ。丼つゆもいい香り。
 いつもの大衆食堂6大要素(速い、安い、美味い、熱い、多い、楽しい)に照らすと、「安い」は文句ナシ、「熱い」、「楽しい」も合格、「美味い」、「多い」はそこそこ、「速い」はたまたまなのかやや不満、というところ。

 このほかにもメニューはカツカレー、ハンバーグライス、イカカレー、焼肉ライス、豚カツライス、カキフライライスなどいくつかあり、いずれも300円。
 これはオモシロイ。夜8時まで営業だそうなので、そのうちまた行ってレポートします。

(2009年8月記)


 なんだかんだで退庁が21時半を過ぎたある日。しょうがないなぁ、米沢で空腹を満たしていこうか。
 この時間ではフツーの米沢ラーメンの店は閉まっている。では・・・。
 ということで、米沢市役所近くの味噌蔵麺駒亭へ。

 前回は白味噌を食したので、今回は赤味噌のネギ700円に挑戦。
 表面積は大きくないけどやや深みのあるドンブリに入ってどど~んと登場。
 米沢ラーメンではありません。麺はどちらかというと東京ラーメン風。
 ニンニク風味のある香ばしいスープ。シャキシャキとしたメンマ。辛味噌が少々添えられています。
 そして、トッピングの白髪ネギが、ネギ独特の辛味があって美味い。
 なんだかんだ言っても、ココは案外美味いのではないか。

 広々とした店なので、混んでいるということは基本的になさそうなところもいい。
 しかし、それは角度を変えればあまり繁盛していない、とも言える。
 店員さんは三国人(これは差別用語なのか?)だというところも、不思議な哀愁が漂っていて、それもまた良しというところか。

(2009年8月記)


 ちょっと前のことになるけれど、8月18日、沖縄からの帰りに笹谷街道のラーメン渓流に寄って名物の味噌ラーメンを食べてきた。

 最近は高速を使うことが多く、この店の前を通ることはめっきり少なくなった。
 しかし今回は、仙台空港から岩沼、村田経由でひたすら一般道を使って帰ったところ、おっ、まだ開いているぞ。
 てなことで、おそらく10年以上ぶりで食べることができました。

 いつも賑わっていてなかなか入れないほどなのに、19時半ぐらいの時間帯になると客は数人。ある意味贅沢。

 880円。ちと高い。
 しかし味はいい。
 渓流ラーメン系の店は近年やたらとあちこちにできたけど、ココはやっぱり独特。麺が太いのなんの。
 そして具には、モヤシ、筍、ニンジン、キクラゲ、袋茸などに混じって茎にんにく様のものが入っている。
 ゆで卵はサービスです。

 オキナワ三昧の5日間だったので、東日本の味とも言える味噌ラーメンが実に美味でありました。

 宮城県柴田郡川崎町大字今宿字道下25-6

(2009年8月記)


 昼はこの日もラーメンだよなぁ・・・。さて、どこに行こうか。
 この日は、どうしても米ラーでなければならないというほどの気分ではない。だったら、職場近くの未訪問店、醤々ラーメン金池店にトツゲキしてみよう!

 赤湯ラーメン系の店。
 醤油味に決まってるじゃんと思いつつ入店したけれど、お品書きのオススメを確認すると、醤々味噌ラーメン780円がウリらしい。店名は醤々なのに。じゃあ、それかな・・・という感じ。

 味噌味は久しぶり。全体として金ちゃんラーメンの味噌味と漂う香りは似ている。
 が、金ちゃんより味も香りも少しずつ薄め。インパクトという点では金ちゃんチェーンに軍配ですかな。

 札幌ラーメン風にいい味がついた挽肉が乗っているのが特徴ですが、これが乗ったがためにチャーシューがカットされてしまうとあっては少々意気消沈。やっぱりおれはチャーシューのほうがいいな。

 麺は、平打ちの中太縮れ麺。シコシコして美味いが、これもまた際立った印象はない。
 メンマ、ナルトのほか白髪ネギ、ワカメ、ごま、青海苔、挽肉の上の香辛料などいろいろ入っていましたが、こういうのを食べている間にも、なぜかあの、珍しいものなど何も入っていない米沢ラーメンが懐かしく思えたりして。(笑)

 値段は高いし、感動はそう高くないし、今後しばらくは行くことはないのだろうな・・・。
 やはりラーメンはシンプル・イズ・ベストであるということが、よ~くわかった夏の暑い一日でした。いやはや、大汗・・・。

(2009年8月記)


 市内の東の端のほうにある「幸来軒」を選んでみる。
 けっこう職場から距離があるのですが、市内なら渋滞さえなければ昼休みの1時間内にどこまでだって行って来れる、ということをようやく経験上理解したので、12時過ぎにゆっくりと、クルマですい~っと。

 初来店の店に対する初心者の心得として、まずはスタンダードなラーメン550円を。
 待つことしばし。その間中、鶏がら、煮干と思われるダシの香りが漂っていい感じ。
 運ばれてくるや、それに加えてほのかな生姜の香りが。

 スープに脂の浮きは少なく、啜ってみればあっさりとした味わい。それに生姜。くどさがまったくないシンプルな醤油味。でしゃばるものが何もなく、丸みのある感じ。昔のラーメンのスープってこういう感じだったよなぁ・・・。
 いやはや美味い。麺にいく前にスープを10口ぐらいは啜ってしまっただろうか。始めはそのまま、その後は黒胡椒をかけて。

 米沢ラーメンにあってはこの生姜の効きがひとつのポイントなのかもしれない。
 これまで食べてきて「美味いなぁ」と感じたスープはいずれもいい生姜の香りがしたものだ。

 麺については、細いし、縮れているし、しっかり米沢。特筆すべきことがないほどの正統派の米沢ラーメンです。
 “主張しない”いいラーメンという意味では、かなり秀逸。ラーメンにはそういう価値判断があってもいいと思う。

 かわにし食堂やひらまや熊文などが外来者の人気店となっていますが、ボクたちはなにもそんな店に並ばなくたって、それと同等またはそれ以上のラーメンが簡単、素朴に、ちょっと行って食べてくることができるのダ! そういう店を知るヨロコビ。うれしーじゃーないですか。

 ちなみにこの店、麺類にプラス250円で半カレーまたは半チャーハンがつけられます。
 食べている人の様子を見ると、どうも「半」という範疇を逸脱するボリュームがあったように見受けました。次回はソレかな。

(2009年8月記)


 わがラーメンライフのメルクマールとなっている金ちゃん城西店も、振り返ればしばらくぶりの訪問。
 いつものように中華そば大盛り550+120円を。
 大盛り代を20円値上げした模様。まぁ、150円としなかったことは評価してあげなければナラヌ。(その後本体部分も50円程度値上げ)

 いつものように絶妙のバランスで、実に美味い。分厚いチャーシューが3枚というのも大納得。
 だけど、米沢ラーメンにどっぷりと浸りこんでいる最近の自分の感覚からいえば、あれ、城西金ちゃんの麺ってこんなに太かったっけ??という印象。自慢の麺が心に響いてこない。・・・ドウシタンダ・・・。

 こうして食べ比べてみて改めて思うのは、米沢ラーメンの水準はものすごく高いレベルにあるのだなということ。
 麺の茹で加減が・・・とか、スープが・・・とか米沢の各店について述べていますが、思い出してみると、ココはまったくダメという店は、今のところ1店もない。
 米ラー恐るべしである。

(2009年8月記)


 職場の近くにある「和ごはん」屋さん。天ぷらが得意の店らしく、学割天丼700円というのがあるということを、学生と地域を結ぶコミュニティ誌「ざわわ」で知った。
 おれは学生ではないので、なにかオトナが食べられるものはないものかとネットで調べたところ、ランチタイムに800円で豪華日替わり定食が食べられる、という情報をキャッチ。

 で、本日、昼休みにふらりと散歩がてら訪問。
 12時10分を過ぎていましたが、昼の一人目の客。4席あるカウンターに陣取って、その日替わり定食を。
 今日は、串かつ2本、まぐろとアボカドと枝豆の和え物、ジャコ入りのナス焼きなどが、デザート付きでずらり。すげぇすげぇ。

 値段設定はやや高めですが、内容もなかなか。大衆食堂の家庭料理風定食よりもグレード感は1、2枚上を行っています。
 量的にも、男性成人にとっても、過大なものを求めなければこのぐらいで十分です。

 とても美味しかったので、また行きたいと思います。
 それから、天丼も食べてみたいなぁ。

 反面、難点あり。
 厨房を仕切る兄貴の接客態度がよろしくない。というか、他の従業員に指示を出すことが得意らしい。それも大声で。
 それって、威勢がいいというのとは別モノではないの? こういうのを見ていると、店にもいろいろ個性があるのだなぁと・・・。
 従業員はほかに女性が3人ほどいるのですが、その仕事ぶりは、どうも緩慢というか、遅い。

 あのね、君たち、山形市の「あすなろ食堂」に行ってごらんよ。
 客の前で大声なんか、何があっても出しませんよ。客との会話は相手の目を見てやりますよ。
 そして、見事な手際。いかに熱いものを、熱いうちに、速く出すか。このことに職人的な集中力で取り組んでいるあの神々しい姿を一度見てみなさいって。
 手厳しいかもしれませんが、仕事に取り組む姿勢が変わると思いますよ、きっと。

(2009年8月記)


 午後から本庁で会議があるので、向かう途中のととや三代目で日替わり定食500円を。
 お得なランチはこれが4回目。

 今日はトンカツ3切れとハンパなメインディッシュに、ホウレンソウと菊のおひたし、カレーと冷奴です。
 うーむ、ややグレード下がってないか??

 でもまぁ、これで500円なら納得できるよね、野菜系が豊富でカロリー的にも量のわりにはそう高くなさそうだし。

(2009年8月記)


 月曜日になると。う~~、米沢ラーメンが食べたい。
 ということで夕刻、まだ見ぬ強豪の一つ、「お堀端さっぽろ」に行ってみました。
 「さっぽろ」を冠していますが、札幌ラーメンとはまったく関係がなく、純正の米ラーを供する店。なお、桂町さっぽろとは別の店です。

 いやはや、米沢ラーメンはホント、奥が深い。こんなすばらしい店が、あまり評価されずに存在していることに驚きを新たにします。

 中華そば大盛り550+100円。
 透きとおった濃いめの色のスープには、背脂とまではいかないにしろ、少しだけ豚の脂が散らしてあって、これがあっさりの中にも濃厚さを加えていてなかなか美味。多少塩辛い感じはありますが、優れているスープだと思う。

 何と言っても最大のウリは、手打ちの麺。手打ちですよ、手打ち。
 ラーメンとはそもそも麺を味わうものだという基本姿勢を堅持しているワタシとしては、手打ちと聞いただけで唾液腺が刺激されます。

 掬ってみれば、極細とまではいかないけれど、米沢ラーメンを名乗るに恥じない細さは確保しており、手打ち独特のバラツキと十分に揉まれた縮れ具合。これはいいなぁ・・・。
 黄土色というか、ややくすんだ色が「オレは手打ちなんだかんな、文句あっか!」と主張しているようです。(笑)

 手打ち麺らしく、できたて時とフィニッシュ時とでは麺のコンディションが変わってきますが、その変わり具合がマニアックな心を動かし、嬉し涙をそそります。
 その変化と競争しながらフハフハと麺を啜る楽しさよ。

 ほとんど注文をつけるところはありませんが、あえて言うとしたら、メンマの保存料臭がやや気になりました。

 店の前の駐車スペースは2台分。バックで停めた後に気づいたのですが、スロープ状になっているためにフロントバンパーが地面に付きそうになっていました。シャコタン車は要注意です。

(2009年8月記)