家の近くに最近できたそば屋さん。
 ここって、この15年くらいの間にいろんな店が5~6回ほど開店、閉店を繰り返している場所なので、この店ももしかしたらそうなるのじゃないかと思い、早いトコ一度は行っておかないとなぁと考えていたのでした。

 ところが。
 本社での会議が正午前に終わったので、職場のある米沢に行く前に寄ってみたところ、おぉ、すんげぇ繁盛している! なんと、満員でした。

 冷たい肉そば大盛り600+100円。
 麺は、女性的な更科でもなく、男性的な田舎そばでもなく、ほどほどのごっつさで、なかなか美味い。
 スープも鶏肉の脂がいい具合に沁み出している秀逸なデキ。
 肉そば独特の極薄に刻まれた白ネギもたっぷりで、たいへんよろし。
 鶏肉もい~い硬さのものが思いのほかたっぷり入っています。
 それでいて値段は他店よりも100円ほど安いというのだから、そりゃあ繁盛しますよ。

 さらに。今なら会計時に100円引きのチケットがもらえるので、リピートだってしますよ。
 そして、肉そば専門店というわけでもなく、肉中華もあるし、ふつうのそばもありますから、次は・・・と考えますよ。

 おれの場合、次は100円チケットを携えて、ゲソ天もりそばの大盛り600+100-100円に挑戦したいと思います。

(2010年3月記)
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 米沢市役所近くの味噌蔵麺駒亭。味噌ラーメンが主で、これまでに白味噌、赤味噌を食べたので、残る「黒」も制覇しておかねばなるまいということで、昼休みに行ってみました。
 広い店内。昼どきなのに客は少なく、我が身はゆったりとできるが、店のほうは大丈夫なのか?

 黒味噌ラーメン650円。
 やっぱりネギとかをトッピングしないと見映えはイマイチですな。
 白ネギの刻んだのや、よく煮込んだホロホロのチャーシューがちゃんと入っているのですが、これらはすっかり海苔の下に隠れて見えません。なんだか宮古そばみたいだな。

 赤味噌よりもはるかに赤い、というか、茶色っぽいスープ。黒というから黒ゴマでも入っているのかというとそうでもなく、濃いめの味噌味です。
 その色が麺に移って、麺もまっ茶色になってやんの。

 ココのウリは、しっかりした横浜ラーメンのような太い麺。これが想像を超えて美味いのです。
 それから、麺と同量もしくはそれ以上かと思われる大量の炒めモヤシ。麺とともに箸で掬って食べればモヤシの食感と相まっていい具合なのですな。

 どの構成パーツも立派なものなのに、どうして客が少ないのだろうと思うくらい。
 やっぱり米沢の人たちは、米沢ラーメンのほうを志向しているのでしょうか。

(2010年3月記)


 市内南東部にあるという「沢田食堂」を探してみたのですが、場所がわからず結局不到達。あとで知りましたが、閉店したようです。残念!
 しょうがねぇな・・・とか独りごちつつ、ほんではまぁ、伝国の杜近くの「愛染」にでも行くかと方針変更。
 で、愛染の近くまで行って、そのすぐ近くに「上花輪」があるのを発見! ココはまだ行ったことがないので、またまた変更してこっちに行ってみようっと♪。

 コチラの店は看板のつくりからしても場所的にも明らかに観光客がターゲット。観光客がココのラーメンを食べ、これが米沢ラーメンなのかと皆さん納得して全国に散らばっていくわけですから、上花輪の責任は極めて重大なのだ。

 ラーメン600円。
 まず、値段からして、一般店と比較すると少なくとも50円は高い。
 次、本体。
 麺は、いわゆる米沢ラーメンよりも若干太め(といっても細麺なのだが)。その味も、あの独特のほろほろとした味とまでには至っていません。ですがまぁ、いいセンはいっていると思います。
 スープは、これは米沢。生姜の香りが先行し、食べ進めるうちに深みのある味が舌に沁みてきます。
 具に関しては、ビビーッ! メンマはスーパーの袋詰めメンマの味。チャーシューも、これもひょっとして自家製ではなく、業務用かもしれません。

 何というか、スーパーで材料を買い集めてくれば家でもどこでも味わえるといったようなラーメンという印象。米沢ラーメンのそれぞれの店の個性をできる限り削ぎ落とすと、こんなラーメンになるのかもしれません。
 いやね、スープなんか、美味いんです。麺もメンマもチャーシューもそれなりに美味いです。でも、食する者をして「おっ!」と言わせる何かに欠けるんだなぁ・・・。

 予想どおりという気がしないでもないですが、まぁ、何事も一度は経験ということで。

(2010年3月記)


 五目焼きそばなら、山形市内ではココはわりといいセンいっているのではないかと思う。

 五目焼きそば大盛り630+150円。
 大盛りを頼むと、中華皿ナンゾしゃらくせい!とばかりに中華どんぶりに入って出てきます。
 中華どんぶりに、ラーメンのような汁物でなしにこの量です。量の多さを想像してみてください。
 この量でこの値段なら、か・な・りお得だと思います。

 焼きの入った中華麺がたっぷり。そして、それよりも圧倒的に多い五目あんがスバラシイ。
 具は、白菜が中心で、ほかにホウレンソウ、ニンジン、豚肉、タケノコ。それにシイタケとイカがわずかとウズラの卵が1個。
 具材自体に豪華さはありませんが、何といってもその量がたっぷりというのがこの上ない魅力なのだな。

 できたてアツアツは口内火傷の危険性がたっぷり。
 油を多めに使っているためか湯気がほとんど立たないので、気を許してかぶりついたりするとゼッタイ火傷します。よ~くフーフーしてから食べましょう。
 おれの場合、そうとわかっていてもココでは毎回口の中に水ぶくれをつくります。(笑)

(2010年3月記)


 カツ丼が食べたいなぁ・・・と思って、大明食堂をセレクトしてみました。
 先にココに行ってカツカレーを食べたところ、カツが大きくてアツアツで美味しかったし、なぜか後に来るお客さんたちの多くがカツ丼を注文していたので。

 カツ丼700円。
 値段も、まぁ、良心的。

 ご覧のとおり、奇をてらうような素振りは寸分も見せない、ごくフツーのカツ丼です。
 この店の味ってのは、基本的にどのメニューも素朴な“おふくろの味”なのだなということがわかってきました。
 煮込み過ぎず、卵がちょうどよく薄白くなってきた状態の仕上がりはなかなかステキ。

 下に隠れているごはんは、外食系にありがちな粒のはっきりした硬めのものとちがって、もっちり感たっぷり。この食感がこの店に対する好みを分けそうな気がしますが、おれはコレ、いいと思ったぞ。

 してまた丼つゆの量も多くなく少なくなく、米が米としておいしく食べることができる絶妙な加減。その味も甘じょっぱさに角がなくまろやかです。

 納得のボリューム感があるカツは、1ヵ所スジがあったけれど、基本的には前歯であっさり噛み切れる質感がありました。

 漬物も、店のおばちゃんか誰かが漬けたものなのだろうな。

(2010年3月記)


 市内で評価の高い店のひとつ。「シチューのような超濃厚スープ、角がたつような角太麺、特製辛~い紅芯味噌のハーモニーは一度食べたら病み付きもん」ということなので、行ってみました。

 特製たまやら~麺のこってりの大盛り750+150円を。
 こってりとあっさりから選べる趣向ですが、食べてみて感じたのは、ココならやはりこってりでしょう。また、大盛りは正解。量的にはこの程度が十分でした。

 とろみのある魚粉が効いたスープは独特。ラーメンはコクが命と考える人はこういうスープに感動することでしょう。
 濃厚だけど、龍上海系のようなギトギト感はありませんし、食後の喉の乾きもそう強く出ませんでした。
 チャーシューも充実感があるし、海苔も大きいし、メンマも立派。味玉も半熟のおいしいデキだし、添えられた赤いナルトが彩りを加えて見映えもよろしい。これは人気が出ないわけはないよな。

 開店直後に行ったのに、店内はほぼ満員。でもそれ、客が多いということもあるけど、太麺のために麺の茹で時間がかかるとか、厨房が狭く火気の設備も貧弱だというあたりにも、混雑する理由は見出せそうです。

 旨みという点では他を圧倒する新作系ラーメン。このジャンルは個性が大切で、その個性もひとつ間違えばイヤミになって万人受けしなくなったりするものですが、この店はいいセンいっていると思う。
 こういう店があちこちにできてしまうと、伝統系の素朴な味のラーメン屋は苦戦するだろうなぁ。

(2010年3月記)