shanghai3 201303

 このところ連日帰りが遅いので、深夜までやっているこの店にお世話になる機会が増えている。
 この日はラストオーダーの22時直前にすべり込み、これまで食べたことがないものをと、天津飯787円を。あんがたっぷりのサンプル写真を見て美味そうだなぁと。
 
 確かにメニューどおりのルックスでの登場。あんがとてもやさしい味で、天津飯らしい酸味があってよろし。
 しかし予想外にごはんが多いのと相俟って、このやさしさは少し裏目に出ているようで、やや具が足りないかなといった印象を与えてしまいます。
 卵焼きのほうも、シイタケ風味が効いていて美味いのですが、やはり味は薄いよう。
 
 ここのメニューはたいてい万人受けしそうな味、量、つくりなのですが、天津飯も全体としてはそんな感じ。
 優等生よりも腕白なくらいの児童のほうがかわいいように、あまりまとまり過ぎず、たとえば油が強いとか、辛いとか、しょっぱいとか、何らかの形でもう少しアクが強くてもいいかなぁという気がしましたが、どんなもんでしょうね。
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ikuyo 201303

 上山金ちゃんを目指したものの、開店時刻を過ぎても準備中。サービス業なら時間を守ることは基本であるべきだ。
 なので、ここは躊躇なくパスして、第2候補のいく代やぶそばに行先を変更。
 
 1年8か月ぶりの訪問。
 ラーメンの大盛り600+150円。
 前回は普通盛りでいってしまい、至高の美味を心ゆくまでとはいかなかったので、今回は大盛りで。
 
 前回よりもスープの色の濃さとふくよかな脂分が減ったような気がしますが、相変わらずの美味。
 とりわけここはスープが出色だと思う。醤油そのものの味を消さない素朴さが感じられますが、さりとてダシが弱いわけではなく、七重八重の旨みが十分に満ち満ちています。この味のふくらみは、どこの店でも出せるというものではないと思います。
 
 麺はストレートなのが、この辺りではユニーク。
 長さ3センチほどの柱状をなすメンマは、極めて筋が通っており噛み応えたっぷり。硬いから短くしているのか、それとも短いから噛むときに繊維が直角に当たって硬いのか? いずれにしても、これもなかなかグー。
 ほかには、2枚のパサ系チャーシュー、2枚の海苔、鮮やかなナルトに、極薄に刻まれてスープと一体化しているネギ。どれをとっても非の打ちどころがありません。
kuniaji 201303

 鶏唐揚げ定食のカテゴリーでは総合力で市内屈指、というよりも随一と言っていい国味。
 その鶏の唐揚定食680円を久々に食べました。
 
 愛好者の方々はすでに十分その実力をご存知だろうと思うので、インプレッションについては改めて書きませんが、今回はメインディッシュだけを写してみましたので、涎を垂らしながらご覧ください。(笑)
 
 これにワカメと油揚げが定番の味噌汁、というよりも味噌スープ、大盛りのごはん、季節等によって変わる漬物が付いています。
 
 ココは揚げ物の定食が中心ですが、ラーメン類、丼類、カレー、チャーハンなどもあり、誰が行ってもお気に入りのメニューが見つけられそう。
 自分としては、焼肉などの焼き物類の定食をまだ食べたことかないので、そのうちチャレンジしてみようと思っています。
katsuya 201303

 夜11時の一人メシ。こういうシチュエーションにはちょうどいい安・近・旨の店。
 定番のノーマルなかつ丼ではないものを食べようかと考えて入店したところ。カレーカツ丼というフェア丼をやっていたので、それを。
 
 カレーカツ丼514円。
 カレーの香りが、仕事で疲弊した神経を鼻腔経由でくすぐり、いい具合。いつものカツ丼と比較すれば、カレーが加わり、タマネギがなくなり、卵が少ない――というシロモノか。
 カツの肉自体もやや薄めと感じですが、気のせいだっただろうか。
 
 それでも自分としては、骨からへつった肉と汁を鍋から掬ってごはんにぶっかけましたと言わんばかりのチェーン店仕様の牛丼よりは、こちらのほうがずっとご馳走のように思えてならなりません。
 ジャンキーの範疇からは抜け出せないにしても、ひとつひとつ揚げて、切って、煮込んでできるどんぶりですからね。
 
 ボリュームも、深夜に食べるにしては多いくらい。
 この値段であれば、味、グレードともに立派と言えるのではないでしょうか。
yushoken 201303

 特製もりそば(並)680円。
 優勝軒も14か月ぶり。“特製もりそば”という、大勝軒と同じ名前の響きが心地よい。
 
 太麺もさることながら、つけスープが秀逸。とんこつ魚介と銘打っているもののそれだけではなさそうで、蕎麦屋のつゆのような後味も。これは昆布かな。きりりと熱いし、とにかく甘みがあって、美味いのだ。
 特にはじめの2~3箸はきりりとした熱さがいい。
 
 麺量は、並は300グラム、その上の中は380グラム、さらにその上の大盛りは600グラムなのだとか。
 今回は訪問したのが21時だったので、並が適量。
 脂身たっぷりの豚バラ・チャーシューも、でかくてうまい。
 
 麺を食べきった後の割りスープ・タイムも至福。なにせ刻みネギが入れ放題。なので、まずは残ったつけ汁に温度90度の割りスープをしゃもじに1杯半注ぎ入れ、そこにネギをたっぷり泳がせてゴクリと。レンゲなどには手も触れず、左手でどんぶりを持ち、直接飲むのがサイコーなのだ。
hokkai 201303

 久々の北海。ちょうど1年ぶりとなります。
 ここはまずもって五目焼きそばがピカイチ。ほかにはカツ丼、カツカレー、中華丼などが豪快でオシですが、ラーメン類ってあまり食べたことがなかったなと反省。
 で、今回はラーメン類の中からかき玉ラーメン700円をチョイスしてみました。
 
 とろみたっぷりのかき玉の中にはコーン、豚挽肉、唐辛子などが混じっており、若干の辛みと挽肉のバタ臭さが混在した味。
 いちおうメンマ、カマボコ、海苔、ネギなどのラーメン具材は入っていますが、チャーシューはないのがちょっと残念。
 
 麺は、この店の自家製と思われる、ダレのこない弾力のある中太麺。ノーマルと言ってしまえばそれまでですが、ここなりの存在感というものはしっかりとあって、なかなかに美味いです。
 漬物とりんごがさりげなく添えられています。
 
 これはこれで美味しいですが、同行者が注文した味噌ラーメンも、炒めた肉と野菜がたっぷりでなおかつやさしい味噌の香りが秀逸。メンマとチャーシューが入っていない、などとぼやいていましたが、自分は同じ700円ならあっちのほうがよかったかもな、などと密かに思ったところ。
 
 ま、北海でつゆもののラーメンを初めて食べたわけで、これで北海における経験値はまたひとつ高まったことになるのかな。
kounanshun 201303

 酸辣湯麺の大盛り、680+100円。
 
 ココの酸辣湯麺は酸味が強めで味も爽やか。なかなかに美味いと思う。
 具の材料は、溶き卵の中に短冊様にカットされた豆腐がたっぷり。肉類は豚肉と細切りのボンレスハム。このハムの味が多くの具の中でユニークな位置取りをしているように思います。
 椎茸、キクラゲ、タケノコにホウレン草。ホウレン草は彩りに入れているのでしょうが、特有のえぐみが出ていて味的にはちょっぴりマイナスかも。
 
 麺は、製麺所でつくられたもののようですが、しっかりした硬さと具に負けない太さを兼ね備えており、他の自家製麺と比べても遜色は感じません。
 
 大盛りの量も十分で、全体として、具材を主とする中華麺としてはかなりのハイレベルと見ました。
 いつぞや食べた五十番飯店上海厨房のスーラータンメン840円より、自分的にはグレードは上。それで大盛り780円ですからねぇ。
 日々の食べものは、味とともに値段も重要。多少の値段差が判断の分かれ目になることだってあるのだ。そう、神々は細部に宿るのだから。
mansyuken 201303

 2度目の訪問。前回は塩ラーメンだったので、今回はこの店のウリと思われる味噌ラーメンの大盛り650+100円を食べてみました。
 
 スープは、この店独特と言っていい荒々しくコク深いダシに、地物と思われるやさしい味の味噌を投入したもの。他店では味わえないこの店オリジナルの風味があり、クセになる人もいると思われます。
 スープの味は薄め設定ですが、どっかとトッピングされた辛味噌をこれに溶かせば、すぐれていい塩梅に。辛味噌自体もくどさ、辛さは比較的抑えられており、むしろスープに芳醇さを加えるテイストのものだと思います。
 製麺所製と思われる麺は、味噌にぶつけるにはやや細めの設定でしょうか。
 
 キャベツたっぷり、これにワカメと大量のネギ、そして青海苔パラパラ。
 味噌ではあっても、やはりチャーシューとメンマはほしいところです。
 
 全体のつくりは、かつて山が市域に多くの店舗が存在した五一ラーメン系の血統を引き継ぐものに違いないと思います。
 しかし、それとは似て非なるものだと断言してしまいましょう。五一ラーメンと比べるとスープのダシの取り方に違いが感じられ、ぐっとグレードが上がった印象があるし、辛味噌もマイルド。キャベツの刻みが細かくたっぷりなところなどにも、五一の味に一工夫加えていますから。
 一方で、麺に関しては太さや手もみの具合、また、チャーシューの入らないところあたりは、自分にとってはむしろ後退ではと感じられてしまいます。
 
 ある意味「異端」というレッテルを貼られる恐れはありますが、このオリジナリティはスグレモノ。この地域にあっては希少であり、貴重だと思う。
 
 美味なるスープをすべていただいて、大量発汗のはこびに。
 満足のいく食事となりました。
shanghai2 201303

 中一日で再訪問。また仕事で帰りが遅くなったのだ。
 この時間も開いていて、なおかつ写真を撮るのに十分な光量のある食堂というと、なかなか思い浮かばないもので。
 
 一昨日と同じカウンターに着席し、前回は麺類だったので、この日はマーボーライス756円をいってみました。
 芝麻醤とか四川花山椒がジンジン来るような辛さやどぎつさがあるわけではなく、日本人の口に合ったあっさりしたもの。油分も多くなく、こういうやさしい味にはむしろ好感が持てます。本物に近いものが必ずしも優れたものではない、ということでしょうか。
 
 豆腐は、ご覧のようにひとつひとつが小さめ。これは絹ごし豆腐?
 むしろ挽肉がたっぷりなのが印象的。
 ライスのほうは、これってジャポニカ米なのだろうかと思えるほどに小粒かつ長粒で、ぱさぱさした炊きあがり。常日頃、大粒ふっくらのつや姫を食しているのでそう感じるのかもしれないけれど・・・と、山形県人としてちょっと胸を張ってみたり。
 
 具とライスのバランスは、適度というよりも、具のほうが多いと思う。
 ザーサイと中華スープが付いてきます。
 夜にちょっと寄ってささっと食べてくるのに、なかなかしっくりくる店です。写真もいい具合に撮れるし。
shanghai 201303

 残業。職場を離れたのは21時過ぎ。この時間帯になると思うように店の選択ができなくなる。では、今晩は22時までオーダーがきくアソコかな。
 
 ということで上海厨房。
 いつもは焼きそばと言えば五目焼きそばですが、ここのあんかけ焼きそばは経験済みなので、今回は海鮮焼きそば840円にしてみました。
 
 値段もいいが、内容もいい。
 塩仕立てで、具の質感が一般の食堂系よりも一枚上。むきエビは衣をつけて軽く揚げたものが2個、うずらの卵が2個。
 野菜類は、白菜やホウレン草に加えてユリ根、ヤングコーン、フクロ茸、キクラゲなどの食材も入り、薄切りのニンジンやタマネギなども。
 主たる具材の海鮮系は、揚げたイカのほか、アサリやホタテがゴロゴロ。
 ほかにもタケノコ、ハム、ナルトなど。
 
 これぐらい具が充実していれば、おのずとあんの部分が麺に比して多くなる。これであんが足りないという人がいれば名乗り出てほしい!と思うぐらい。
 
 遅い夕食にしては量もちょうどいい、というかやや多いかも。
 価格相応の価値は十分にあると思う。
shoppe 201303

 約14カ月ぶりの訪問。
 外で食べたものについてずっとドキュメントしているので、こういうことがぴぴっとわかり、店の特徴や印象なども容易に思い出すことができるのですな。
 
 味噌ラーメンの大盛り、750+100円。
 ここの麺はもっちりとした、いかにも山形ラーメンといった感じのもの。これを味噌ラーメンで食したらきっと旨いのではないかと考えての訪問です。
 
 その考えはほぼ的中。美味いのだなぁ、これが。
 まず、強火でサッと炒めた野菜が旨い。豚バラ肉とともに炒めたもので、その豚肉も数枚含まれています。
 そして味噌スープを引き立てるのが、中央のもみじおろし様のニンニクと、その奥のほうに見える後がけのラー油。この2つがスープのコクをぐっと深いものにしています。
 さらには、太めの麺が味噌仕立てに合っています。
 
 大盛りにふさわしいたっぷりの麺量。
 食べ進めるにしたがって吹き出してくる全身からの汗。
 これは単なる食事ではなく、アツモノとの格闘、と言ったほうがしっくりきますね。
 納得の一杯でございました。
shunta 201303

 2006年7月以来の訪問。そうか、6年半も前になるのか。
 
 みそラーメンの大盛り700+100円。価格は据え置き。
 運ばれてきた段階では、ワカメと細かい青海苔たっぷりのせいか、魚屋のような生臭めの香り。むむっと思いつつスープをすすると、アラ不思議、魚介系とともに味噌ラーメンらしい濃厚さが口に広がります。どうやら豚挽肉が効いているからのようです。
 
 ほかにもいろいろ入っているようで、スープの底のほうはどろどろ。このたくさんのものから滲み出る風味を良しとするかどうかが好みの分かれどころなのかもしれません。
 自分としては、いろいろなフレーバーが含まれていること自体は評価するものの、どうもそれぞれの旨みがうまく親和していないような気がしながら食べました。
 
 しかしながら、いかにも赤湯だなぁと思わせるしっかりした食感の太麺や、ゴージャスなぐるぐるチャーシューなどは立派。メンマもおいしいし、ネギの刻み具合もスバラシイ。辛味噌のマッチングもほどよい。パーツパーツはすごくいいんだけどなぁ・・・。
 
 最後はレンゲをのけて、どんぶりを持ち上げてどろどろをごくり。
 ・・・なんだよ、なんだかんだ言いつつ、けっこう満足して食べているじゃないか。
 
 若い男性店員の愛想はよく、ホスピタリティについてはOK。厨房が離れているため、調理過程が見られないのは残念。注文からサーヴまでの所要時間は比較的長め。
hiroya 201302

 栃木の佐野ラーメンとよく似た手打ち麺を供する名店。
 ここの手打ち麺を味わうならばしょうゆラーメンを注文するに如かずと考えており、思い起こしてみると初訪問以来ずっと「しょうゆ」ばかりを食べてきたような気がする。
 
 その反省もあり今回は、味噌味で野菜も投入されるというみそ野菜ラーメンの大盛り700+100円にチャレンジ。みそも初だし、野菜も初。
 ここではしょうゆ、みそ、塩は同価格の600円。それに野菜が加わると+100円、大盛りで+100円となります。
 
 トッピングは、海苔、メンマ、チャーシュー、ネギなど、しょうゆの基本形から省かれるものはなく、それらに茹でたキャベツ、モヤシ、少しのニンジンなどが加わります。味噌ラーメンにはこのぐらいの野菜があるほうがしっくりくるのではないかと思う。
 
 スープは、辛みとニンニクを含んではいるものの、あっさりの部類に入るもの。辛みとニンニクは希望により抜くことができるそうですが、それらを抜いた味噌スープはおそらく味の深みがほとんどないものになってしまうのではないか。
 まぁ、この店のコンセプトは「麺を味わう」ところにあるのであり、スープについてはそう云々するものではないのだと思います。
 
 太さが不ぞろいの純粋手打ち麺は相変わらず美味。しかし、この麺を心底味わいたいならば、やはりしょうゆをチョイスすべきだし、野菜などはあまり投入する必要もないのではないかな。
 今回の訪問は、あの手打ち麺を味噌で食するとこうなる、ということを実体験したという位置づけになるのでしょうな。