iwagami 201404

 「いわがみごんげんそば」と読みます。大蔵村の赤松にあるそば屋。
 地元大蔵村の高地で栽培し、自家栽培製粉した「最上早生」の十割そば―――デアルとのこと。

 デパートの化粧品売り場にでもいそうなきりりと化粧をした女性がお茶を運んでくれます。服装もきちっとしていて、ここはたしか大蔵村だったよなとあたりを見回したり。

 メニューは蕎麦しかなく、権現蕎麦(一人前)、1.5人前盛り、二人前盛り、てんこ盛りの4種類。
 1.5人前1,100円をチョイス。
 まずは水そばから食べてみてくださいね~とのこと。
 ほかには蕪漬け、ポテサラ、佃煮。ポテサラというのはグー。これが付くのにはワケがあるようで。
 これだけの品数があるので、2人前を頼まなかったのは正解。
 さらに後半には、珍しい蕎麦羊羹、最後にコーヒーが付きます。

 蕎麦って値段が高めなので敬遠していたけど、こうして味わってみると、おいしいのですね。
 天気もいいし、蕎麦も旨いし、オネーサンもびっくりだし、サイコーでしたですな。
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senryu 201404

 「すすれ!麺の甲子園」などで椎名誠が絶賛する川柳食堂を初訪問。

 ワンタン麺の大盛り700+150円。
 素朴でいい味わいのラーメン。醤油の香りが際立つ、油の浮きのほとんどないあっさりしたもので、若者にはもしかしたら刺激に乏しく物足りないかもしれませんが、当たり前の味の中に何かが潜んでいるなと思わせるものがあります。

 麺は細めで、あっさりの感じと合わせて自分の場合、米沢のかまた食堂の中華そばを思い出しました。そう、米沢ラーメンのデキに相通じるものがあると思うのですよ。

 それにしても、ワンタンが大量に入っています。いったい何個入っていたのだろう?
 ワンタンはひらひらで、いわゆる皮越しにむこうの新聞が読めるようなもの。

 ああ、旨い! シーナが絶賛するだけある。
 このあっさり感に美学を見出すには、やはり少なくとも不惑の年齢は越えていなければなるまいなぁ。
kinryu 201404

 ある酒席があった夜に寄ってみた、七日町旭銀座のポールスタービルの中にある店。ここはかつて「ラーメン山頭火」があって、よく食べに通った場所だと思う。

 ラーメン550円。
 一口ライスがサービスだというので、それもつけてもらったところ。
 動物臭の強いスープに細めのストレート麺。チャーシューも厚みのある肉々しいものだし、黄身が双子の燻製卵が1/2入っていて、この値段なら立派と言っていいでしょう。
 しかも食後に杏仁豆腐までいただけます。

 中華料理の定食類が豊富。しかも定食はライス、スープがおかわり自由だって。今回は酔っぱらっているし超空腹というわけでもないないのでラーメンで十分だったけど、この店の場合、麺類よりも定食を食べるべきなのかもしれません。
kumpu 201404

 初訪問。
 店のイチオシと思われる辛白味噌らーめんの大盛り810+100円をあっさりで。(こってりとあっさりが選べます)
 これを店では「カラシロ」と呼んでいました。辛味噌が付かない白味噌らーめんは30円安。

 まずもって、大盛りは充実の麺量。太めの平打ち麺が浅めに茹でられて、モヤシの下に大量に入っています。この麺がなかなかにうまい。
 そして、いいなぁと思ったのは野菜。モヤシはさらりと茹でられていてシャキシャキでありながら、特有の生臭さは上手に消されていていい塩梅。ネギだってみずみずしくて透明感すら漂わせています。

 チャーシューは立派なものが2枚で、存在感があります。
 スープは、あっさりとは言ってもけっこうコクがあり、自分にはこの程度がぴったり。こってりにしなくて正解。
 少しずつ辛味噌を溶いていきながら味わえば、味噌はニンニクの刺激がありながらも不思議な甘さを湛えていました。

 明るくてきれいな店だし、ご自由にドウゾのサラダも美味。卓上の水もキリリと冷えています。ほかにも現代人には好まれる要素が随所に見受けられました。
mineta 201404

 桜満開の時期、夕刻に初訪問。
 ここは蕎麦屋なのだけれど、あえてラーメン600円をいってみる。

 山形のそば屋のラーメンは旨い!というのは定説だけど、ここも旨い!
 スープを一口すすって唸る。牛ダシなのだな、これが。しかも、牛臭さがきつくなくまろやかで、そば屋らしくおそらくは返しも上等なのだろうな。

 麺のほうはやや茹でが強く、格別の感慨は持ちませんでしたが、チャーシュー(これは豚肉)とメンマの味がスープよりもやや強めで相性がよく、どんぶり全体として考えてつくられているなと感じました。

 今回は普通盛りにしたけど、この春からの消費税アップにより大盛りは160円増しという半端値。(笑)
 蕎麦を頼むと本ワサビがそのまま一本、自分で好きなだけすりおろしてねとオロシガネとセットで登場する店のようです。
dai2-yamacho 201404

 市内では由緒ある蕎麦屋のひとつではあるのだが、自分は初訪問。
 昔ながらの中華そばが好評のようだけど、ここは奇を衒って、あるパンフレットに載っていたカレーラーメン880円をいってみる。

 いい値段なので何かあるのではないかと期待していたのですが、普通の味でしょうか。
 卑近な例えをすると、ラーメンとカレーしかない浜茶屋などの急造のパーラーで、両方使ってカレーラーメンをつくってみましたぁみたいなところがありますよね。どうもあのレベルを大きく凌駕したものとは思えないのだけどな。

 麺はなかなかいい。カレーはとろみがちょうどよく、万人向けの味なのだけど、ひとつ間違うと業務用ではと言われてしまいそう。
 もう一度食べたいかと訊かれれば、今度はオーソドックスな中華そばでいきたいと答えるでしょうな。
benibana 201404

 国道48号関山街道途中にある「手打ちらーめん紅花」。
 たしかここは9年ほど前に、今は引退している某県議から、「ここは旨いんだ」というので連れてきてもらったことがあり、それ以来久々の入店となります。しかし、当時を思い出すよすがとなるものがなく、事実上の初訪問と言っていいでしょう。
 そこには「味噌バターポテトらーめん」という変わったラーメンがあるというので、これを食べるためにわざわざ赴いてみました。

 味噌バターポテトらーめん800円。ここもこの4月から50円値上げしています。
 厚めにスライスしたジャガイモを自家でフライドポテトにしたものが大量にトッピングされています。はじめはパリパリ、だんだんスープを吸ってもっちりで、イモ好きにとってはなかなか楽しい。

 スープは赤味噌中心のコク深いもので、擂鉢状のどんぶりを使っているので雰囲気も上々。これに上方左手に見えるバターがこっくりとした味わいを加えており、いい感じです。
 麺は、極太の手揉み縮れでガッツリ感があり好感。
 写真では見えませんが、チャーシュー、メンマ、海苔、ナルトもポテトの下にしっかり入っていますので、ご安心を。

 たいへんに美味しい1杯でしたが、ポテトがやたらと多いために、そのポテトを食べているのか麺を食べているのか、脳内はやや混乱気味でしたでしょうか。
 普通盛りでも十分腹がくちくなります。なにせジャガイモですからね。
maru9 201404

 仕事がらみで西置賜方面に赴いた際に初訪問。前から行ってみたかったのだ。

 馬肉支那そばの大盛り、630+100円。4月から30円アップで、大盛り料金は据え置き。
 たまらないルックス。写真ではわからないけど、換気扇から外に流れるダシの香りもまた良し。

 山形市内のラーメンよりも数段細い見た目博多ラーメンのような麺は、きりりと浅茹で。細麺なので足が速く、徐々に量が増えていく印象があり、その段階でもっちりとしてきます。中華麺らしい香りがして、こういうのはいいなぁと思わせます。

 立派な馬肉チャーシューが3枚。馬肉の常として色は悪いが味はよく、弾力のある硬い食感のものを塩辛めに仕上げています。
 メンマは穂先づくりで繊維質がしっかり感じられるものでグッド。あとはネギのみといったトッピングですが、この素朴さが秀逸で、これらは食べる者に食感のバラエティさを意識させてくれます。

 スープは、臭み消しの生姜香がほのかに感じられるまろやかな醤油味。これまた馬肉ラーメンの常として色が濃いものですが、味は逸品。

 麺、スープ、チャーシュー、トッピングの3つのバランスの妙味がすばらしく、このようなすごいラーメンをつくる店が長井市の五十川という小さな集落に存在することに、山形ラーメンの奥深さを感じざるを得ません。

 レンゲが付かないので、両手でどんぶりを持ってスープを堪能。
 久々に奥様の「おしょうしなぁ」の声に送られて、気分よく店をあとにしました。
zaimokutei 201404

 平日の昼休みに7ヶ月ぶりに訪問。けっこう繁盛しています。

 冷したぬきそば570円。
 相変わらず素朴な味でよろし。
 前回は、いつも出前で食べていた冷したぬき手ぶりうどんを店に赴いて食べたところ、ダレがなくえらく美味しかった。そばも同様で、やはりできれば出前ではなく行って食べるべきであることを再認識したところ。

 消費税アップを受けて、従来の520円から一気に50円値上がりしてお得感はやや薄らいだものの、他店に比べればそれでも値ごろ感があります。
seika 201404

 ある夜の帰宅途中、21時まで開いているらしいので、門伝にある西華を初訪問。
 スーツを着たまま熱い汁ものは食べたくないので、五目あんかけ焼そば770円を頼んでみる。

 運ばれてきたのはコレ。う~む、見た目にカラフルさがなくどうも・・・。
 ニンジンが少々入っているのですが、大量の白菜が邪魔をして見えません。青い野菜は入っていません。わりと大きなむきエビが入っているのですがこれも白っぽくて目立ちません。
 基本細麺よりも太麺派でしっかり焦げアリを好む自分ですが、麺は細麺を使っており、焦げ目も少なめ。期待の餡もこれといって特徴がありません。

 卵スープ付き。
 「西華」の店名ロゴがステキなので応援したいのですが、少し残念といったところ。
 今度行くことがあれば、900円台で食べられる酢豚定食あたりを狙ってみようかな。
tsubo6 201404

 2年ぶりの訪問。
 前回はチャーシューメンを食べ、その時の記録に「やはりここの味噌ラーメンは食べずにはおれまい。ということで、再訪の機会を設けてみたいと思います」と書きましたが、今回はそのとおり、みそラーメンの大盛り600+100円を注文しました。

 ドウデスカ、このユニークな見た目。
 煮出し系。白菜を中心としてタマネギ、ニンジン、キクラゲ、シイタケなどが大量に入っています。十分に茹でられていてこの量ということは、もとはかなりの量だったろうと推測されます。
 ウェブ上では熱いラーメンだという感想を目にしますが、これは白菜などに含まれる汁が口の中で炸裂するからだということを実食して理解します。
 そして野菜の上にはこれまた大量の挽肉。

 スープは、自家製の味噌を用いており、ダシに凝るというよりも、野菜の煮出し汁の甘みを中心に、挽肉のコクを加えてできあがった味のよう。今どきこういう味は珍しいかもしれません。

 さらに評価を高めるのは麺。太くてエッジの立った麺線を持ち、噛めばもっちりとした食感。小麦らしい味はあまり感じませんが、見た目と食感はスバラシイ。
 大盛りにすると、この秀逸麺が極めてたっぷりで登場します。勢いと美味しさで全部食べましたが、こんなに多いとは思わなんだ。

 挽肉などが沈んでいるので、スープは丼を手で持ち上げて全部飲みましょう。
 ああ、腹いっぱい! 天晴! マイリマシタ!
 これで700円は立派過ぎです。
ishiyama 201404

 年度末・年度初めはいろいろあってできないでいたお店めぐりを久々に。
 ラーメンが食べたいと思い、先にローカル放送局のラーメン番組にも登場していた十日町の蕎麦いしやまに行ってみました。

 中華そば大盛り、600+150円。
 生姜の香り立つ、素朴な名品といった印象。
 麺は、やや細めの透明感が残るもので、酒井製麺が得意としているようなつくり。鼻に抜ける独特の味があり、判然と説明できないですが、これは米沢ラーメンにも通じるもののよう。シンプルに言えば、「あぁ、旨い!」ということなのだろうけれど。

 スープは薄味。インパクトはありませんが、安心して喉を通せる玄人好みの味とでも言いましょうか。ブラックペッパーを少量ふりかけると味が引き締まりました。
 麺を掬って、長ネギの白い部分とともに味わったり、メンマ数本とともに口に放り込んだり、溶け始めた海苔と混ぜて味わったりと、あれこれ組み合わせて食べる楽しさを堪能。

 いいセン行っているんじゃないかな、この店。
 味噌ラーメンのほうがオススメかな。
 五目あんかけ焼きそばが復活していたようなので、いずれそれにも挑戦してみようか。