misoya 201603

 2日目の夜は長野泊。善光寺周辺をみっちりと巡り、権堂商店街にも足を延ばして街歩き。
 ホテルが駅前なので、今夜のお楽しみは駅前の飲み屋街だ。

 飲み屋街を歩いて、串揚げとおでんというゴールデンタッグを供する店を見つけて入り、まずは生中とおでん3品(大根、厚揚げ、はんぺん)を頼んでみました。しかし、店内のテレビがうるさく、若い大将は厨房で席をゲホゲホ。どうもしらけてしまって、おでんのあとは串揚げをいこうと目論んでいたのだけどそれはやめて、早々に店を出ました。

 今夜はこれで切り上げようかとも考えたけれど、だめだめ、ラーメンをいかなきゃと思い直して、そのすぐ近く、JR長野駅善光寺口から至近の「らぁめんみそ家」へ。

 味噌らぁめん670円。
 発注からサーヴまでちょっぴり時間がかかるのは麺が太いからなのだろうなと思っていたところ、予想どおりの太麺仕立ての味噌ラーメンがやってきました。味噌を食べるならやっぱ太麺だよなと一人納得。
 大将が炎を立てながら豪快に鍋を振って炒めた野菜がたっぷり入っています。それはモヤシとタマネギに彩りのニンジンなどでできていて、シャキ感が高い職人技の逸品でした。
 味噌スープは、赤だしが勝る合わせ味噌で深いコクが感じられ、寒い夜に食べるのにぴったり。東日本の人間の味覚にビシビシ訴えてくるものがありました。

 味噌ラーメンだけどきちんとチャーシューも入っていて(かなりしょっぱめだけど)、とてもおいしい1杯でした。
 これなら繁盛するよなあ。きっと激戦区の長野駅前ではだいぶ老舗の部類に位置付けられるのではないか。
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yuiga 201603

 2日目は、午前中に旧松本高校の跡地のあがたの森公園、松本深志高校、信州大学などを見て、松代方面へ。
 その途中、長野市川中島町の「ゆいが総本店」へと赴いてラーメンタイム。

 昼過ぎの時間帯とあって、外に行列ができているところに並びました。
 並んでいるところに店員さんが注文を先に訊きに来たので、いわゆる全部乗せの「特ゆいが」1,000円は消費税込かと尋ねると、外税とのこと。ポケットには千円札1枚しかないので、ではと予定を変更して、「らーめん味玉」864円にしました。
 ようやく店に入ると、生臭いほどにブシの香りが充満。これは期待できるぞ。

 らーめん味玉、864円。
 円形と四角形の中間のような形の間口の狭いどんぶりで登場。
 一言でいえば、どろりのブシブシ。麺は細口のストレート。スープの味は濃くて濃厚なので、なんだかごはんが欲しくなります。

 チャーシューは、大きいものが1枚で、おいしいですが三枚肉的な一般的なもの。ところがメンマは極太で、歯応えがあって美味。味玉は黄身とろ~りでグー。

 「らーめん」はブシですが、「中華そば」というのあって、同料金でこちらは平たいどんぶりで供されます。これもうまそうだったな。でも、中華そばも同じ細麺だったら「?」かもな。
kariyushi 201603

 松本の泊まりは駅近くのビジネスホテル。ホテルを出た目の前に「花時計公園」というのがあって、そこに面したところに焼きとん屋と沖縄料理店を見つけました。おお、今夜はここで決定だな。

 旧開智学校や松本城、なわて通り、中町通りなど松本の街のメインスポットを一巡りして、呑兵衛にとっていわゆる「いい時間」になってきたのを見計らって、まずは焼きとん屋の「信州ゴールデン新館」にGO。「ボール」といわれるハイボールと生ビール、豚のカシラ、ハラミ、タン。

 いい気分になって、続いてその隣にある「沖縄料理カリユシ」へ。長野で沖縄料理もないのでしょうが、おれはどこでも沖縄料理を食べたいので、これでいいのだ。
 入ると、案内されたのは入口すぐそばの二人掛け席。いちばんよくない席だなと思いつつ、オリオンの生と豆腐チャンプルーを注文。
 すると、その後店を出るまでにやってきた5~6組はすべて、予約でいっぱいとのことで入店すらできない様子でした。
 てことは、おれはフリの客の最後だったというわけか。これはよくないどころかラッキーだったのだな。

 店内は、沖縄民謡ガンガンでもなく、カチャーシーでもなく、三線の爪弾きが静かに流れているといった雰囲気。それは名曲「梅の香り」のスローバラード風だったりして、格調が高い。
 沖縄料理店というとウチナーンチュの共和国みたいになっていてヤマトンチュにとっては多少居心地が悪いこともあるのですが、ここはそんな雰囲気ではなく、誰にでも心地よい感じでした。
 だからといって料理までヤマト風かというとそうではなく、この豆腐チャンプルーを見てわかるとおり、本格的な沖縄感が漂っているのでご安心。鰹のダシが出ていて、豆腐も沖縄風の硬いもので美味。器も壺屋焼ですし。

 お通し、オリオン生、豆腐チャンプルーで1,740円。
 ああ、飲んだし、食べた。
 店員さんたちのホスピタリティもよく、松本でいい夜を過ごしたなと満足でした。
tachibana 201603

 3月後半の3連休を利用して、長野・松本方面へドライブ旅行に行ってきました。その道々に食べたものシリーズです。

 まずは、妙高市の住所で言うと栗原の、「たちばな」という豚汁の店に寄ってみたところ。妙高はねうまラインの北新井駅界隈。ここの豚汁は「新井名物」なのだそうです。
 入店は11時前。10時開店のようです。

 とん汁定食(小)、850円。
 サーヴが早っ! ものの30秒ぐらい? まあ、汁をよそって出すだけだからね。
 腹の減り具合の都合上「小」にしてみましたが、量はこれで普通かつ十分でしょ。

 豚汁は、白味噌が勝ったとろりとした味わいで美味。具は、たくさんの豚バラ肉にこれまたたくさんのタマネギ、そして木綿豆腐。ジャガイモやニンジンなどは入っていません。少し塩味が強めに仕立ててあるので、これだけで十分ごはんのおかずになる勢いです。七味をふりかけて熱々のところを食べれば舌も、身体も、心も喜びます。
 これにひじきの煮物と白菜の漬物が付いて、ごはんが進みます。

 ちょっぴり高いかもしれないけど、満足度は高いです。
 この店が監修した「妙高豚汁ラーメン」というカップラーメンを130円で売っていたので、それを1個購入して店をあとにしました。
 「とん汁ラーメン」というメニューもあって、それにも興味津々。近くにあったなら通いたくなるような店でした。
whitehouse 201603

 食堂の町と言ってもいい余目にある、その名のとおり白い建物が目印の店。昼定食660円が人気のようで、これまではいつも駐車場がいっぱいなのでなかなか入れないでいて、今回が初訪問となります。

 10種類ある昼定食のなかから、いちばん上に記されていた味噌焼き肉定食660円をチョイス。
 しばらく待って、どどーんと登場。ここはCoffee&パブレストランを名乗っていて、そのような店の内外観からは到底想像できない充実した定食です。

 第一、ごはんのどんぶりがデカい。味噌汁だってそれに負けていないぐらいたっぷりの量があります。小鉢のきんぴらごぼうもごまかしのない量です。タクアンもデカ厚で、一切れで2口分はあります。
 メインディッシュの味噌焼肉はかなりしょっぱい味付けになっていて、ごはんが進むこと請け合い。しょっぱいおかずでたっぷりのごはんをかっ込むという大衆食堂における至高のシアワセを久々に堪能したところ。

 これはいい店だぞ。そんじょそこいらの軽薄な定食屋よりもずっと定食屋らしいテイストがあるものな。
 ソースの出が悪く、容器のキャップをそっくり回し取ってかけなければならなかったのは御愛嬌。また、ごはんのデキはイマイチ。もう少しいい米を使っていれば120点!だったのですが。

 定食はほかに、醤油焼き肉、白身魚フライ、豚かつ、串かつ、カキフライ、ホルモン焼き、ハンバーグ、野菜炒め、ハムエッグ。
 これらがすべて660円(ランチタイムを外すと950円になる)。950円というのはいかがかと思うけど、660円ならかなりの値打ちものだと思います。
 これらのメニューを一つひとつ試すために通い詰める楽しみもありますね。人気なのがうなずけました。
tonta-amarume 201603

 ある日の昼休み時間帯に、第1~第3候補店まで考えて余目へ。しかしそれらは、既閉店、不定休の休み、定休日と全敗。なんなんだよいったい・・・。
 で、目についた「ラーメンとん太余目店」に飛び込んで、ようやく本日の昼メシにありつけたところ。

 初訪問。とん太と言えば、あれは四半世紀以上前になるのかな、店舗展開を始めた当時は具志堅用高が専属キャラクターになって、東北地方には珍しいとんこつラーメンを出したのでした。山形の家の近くにも店舗があって、何度かそこで食べた記憶がありますが、いつのまにか別の店舗になり、何回か代替わりして今は肉そば屋の「つる福」になっています。

 野菜味噌ラーメン780円。ごはんがサービスだというので、それも。
 全国どこでも通用するであろう太め、ストレート、黄色の角麺。これ、山形の「札幌ラーメンどさんこ駅前店」とよく似ています。
 トッピングの野菜は、豚挽肉とともにラードを効かせて炒めたもので、いいボリューム。スープとは別につくっていて、炒めたものにスープを注ぐいわゆる煮出しはしていません。

 スープは、とん太共通のようで、かなり塩気の強いこってりしたもの。
 こうなると、これにご飯をぶち込みたくなります。
 小さいながら下膨れの器に入ったご飯は思ったよりも充実した量。これの全部を残ったスープに投入し、レンゲを使ってかっ込みます。スープの味が強いので、量の多さもなんのその、あっさり完食となりました。

 正直言って大きな期待はしなかったのですが、店内には様々なラーメンが写真とともに掲げられていて、何を食べたらよいか目移りしてしまいました。
 ラータンとかNEOとか、一見の者にはにわかに理解できないものもあったので、いずれ再訪してそれらの一部を確かめてみたいと思います。
 年中無休でやっているというのも、安心感があっていいですね。
tairyo 201603

 いろり火の里なの花ホールの建物内にある「鯛ラーメン大漁」を初訪問。
 鶴岡市家中新町にあった店が、2015年9月にこちらに移転してきたようです。明るくてこぎれい。昼どきで、客数もけっこうありました。

 鯛らーめん塩+鯛めし、690+100円。
 動物系油脂、化学調味料は一切使わずに、鯛のうまさを凝縮させたというラーメンで、「塩」がウリのよう。上品かつ和テイストな味わいで、塩ラーメンの好きな人にはたまらないのだろうな。
 麺は、これは自家製なのかな、どちらかというと製麺所っぽいオーソドックス、つまりは凡庸な感じがしないでもないですが、まあまあの中太、もっちり。

 具のほうは、チャーシューがスグレモノ。チャーシュー1枚のほかに小さな端肉が4~5個入っていて、むしろ端肉のほうが煮だれの味が染みていてとろり。
 しかしメンマは、ちょっと見、刻み生姜のような白くてしょぼいもので、味も薄くてイマイチ。
 ほかに水菜、ネギ、糸唐辛子、白ゴマなど。

 塩ラーメンって、その世界のうまさがあるのはよくわかるのだけど、自分にとっては塩は味が淡白すぎる。やはり醤油や味噌のコクの深みがほしいなと感じたところ。

 もうひとつの鯛めし。これは秀逸。
 そのまま食べても鯛の風味があってうまいのですが、これにラーメンスープをかけて鯛茶漬けにして、わさびを溶いてかっ込めば極めて至福感の高い味がしました。少量ですがちょうどいい感じ。ここで鯛ラーメンを食べるなら鯛めしは必須アイテムでしょう。
tsukishiro 201603

 清住町の「お食事処つきしろ」を初訪問。
 山形市内では数少ない未訪店のひとつ。なかなかチャンスがなくて行けなかった店です。スパゲティがレギュラーメニューのようで、定食も出すという感じでしょうか。
 メニューを持ってきてくれた店のおばさんは、すぐさま「今日のランチは固焼きそばです」と告げます。おお、ではそれをお願いします。

 日替わりランチセット800円。
 メインディッシュの固焼きそばに味噌汁がセットされています。
 焼きそばは、中華麺をフライパンに薄く敷いてその両面に焦げをつけたもの。箸でつまむと麺全体が持ち上がってくるような揚げ具合になっていて、うーん、どうなのかな。
 かけられた五目餡は、味は悪くないけれども家庭的でまあそれなり。白菜中心で、ホウレン草、ニンジンなど。豚肉のほか、ナポリタンで使うようなベーコンっぽい肉が入っていますが、中華料理店のようにうずら卵、イカ、エビなどはありません。
 味噌汁は、油揚げに大きい豆腐、エノキ茸が入った正統派です。

 量も質も、店の看板メニューとしては全体としてややしょぼいんじゃないのというのが正直な感想。もうひとつ、小鉢ぐらいついていてもいいかもしれません。そういえば漬物もなかったな。
 これに食後のコーヒーが付いたので、なんとか恰好がついたというところでしょうか。
ajiyoshi-yodogawa 201603

 「味好淀川店」を2015年5月以来10カ月ぶりに再訪。前回はみそネギコーンラーメンを食べたのだけど、この店、なかなかいいのですよ。

 カラフトラーメンの半チャンセット。各種ラーメンとの組み合わせで半チャーハンが250円でプラスすることができ、780+250円。
 カラフトラーメンは、豚挽肉を入れて作ったニラ玉子を餡でからめてラーメンの上に載せましたといったつくりのもので、この店でなければ食べられないユニークなもの。
 スープは、ゲンコツ、トリガラに飛島産トビウオの焼干しで仕込んでいるのだそう。

 麺が秀逸で、もっちりとした弾力を湛えた自家製、多加水のやや太麺。旨いです。
 途中から卓上のラー油を回しかけて食べてみたらそれもまたおいしかったです。

 半チャーハンは、いろいろ具の入ったしっかりした味付け。というか、塩が多いのかかなりしょっぱい。
 ひらひらのタクアン2枚も大衆食堂らしい雰囲気を演出しています。

 卓上に置いてあるポットの冷水をグラスに注ぎなおし、ごくごくと飲み干して完食です。
 納得、満足。
mikawa 201603

 職場の売店の弁当が売り切れで買えなかったので、3度目の訪問。

 カレーライス600円。
 これはいいです。職場の社員食堂のカレーライスよりも数段上だな。
 とは言っても、大衆食堂のカレー。まさにこれ、大衆食堂にふさわしいつくりになっているのです。

 ルーは、少し小麦粉で伸ばしたなという感じのもったりとした仕上がり。ぴりりとした辛口で、ある程度の塩辛さあり。これこそが庶民にとってジョートーなカレーなのだ。
 具材は、タマネギと、大ぶりで厚みのある豚肉こま切れがメイン。ジャガイモとニンジンは溶けてしまっているのだろうか。

 ボリュームもしかるべくあり、勤務中に食べる昼食としては十分満足。
 何よりもウレシイのは、普通に食べているとルーがかなり余ること。つまりは、少なくない量のごはんと比べても、ルーはそれ以上に多いというわけなのですよ。

 働く男たちで賑わっていて、厨房ではおばさんたち数人が忙しそう。いかにも大衆食堂って感じがして、好きだな、こういう雰囲気。
 半ラーメンと、半カレーまたは半チャーハンがセットになったものが650円というメニューも。けっこう満腹になるそうなので、近日中にこれにも挑戦してみようと思います。
zen 201603

 鶴岡市布目の鶴岡バイパス沿い、「らー麺工房はくが。」のとなりにある「お食事処善」を初訪問。この店、庄内では珍しく肉そばを供する店のようなので、以前から気になっていたのでした。
 大山方面に「麺工房 善」というラーメン店があるけれど、そことの関係はどうなのでしょうね?

 肉そばを出すのだから蕎麦屋なのだろうな、ぐらいのノリで入店。蕎麦のほかに天丼などのどんぶり物もある様子。
 メニューを見て気になったのが、“善の限定”だというまぜそば。肉そば目当てだったのに「限定」に目が眩んでこっちを選んでしまいました。

 まぜそば900円。
 ラーメンのまぜそばは何度か食べたことがあるけれど、蕎麦のまぜそばは初体験です。
 ご覧のようにつくりはラーメンのまぜそばの応用系。
 「すこしラー油をかけてもおいしいですよ」とのことなので、ラー油を回しかけていただきます。

 トッピングは、上から時計回りにタマネギのかき揚、糸唐辛子、ネギ、鶏チャーシュー?、ネギ、そして中央に半熟卵。さすがにメンマは入っていません。
 この下に蕎麦。つゆは熱々で、和風味だけではない濃密なテイストがあります。
 これ、けっこう旨いです。「アリ」です。

 で、余ったつゆに無料のごはんをどぼりと入れて、レンゲではくはくと。ああ、いいなあ、これ。
 最後のひと啜りには蕎麦湯を注ぎ込んで、こっくりと飲んでゴチソウサマ。

 店はご夫婦二人での切り盛りかな。とても感じのよい方々で、またどうぞ~♪の声に送られて気持ちよく店をあとにしました。
abe 201603

 酒田市若竹町の「麺処あべ」を初訪問。
 酒田のラーメン処として確固たる地位を築いている店のようですが、ここでしか食べられないものとして「十勝ラーメン」があると聞いていました。

 十勝ラーメンの大盛り、750+100円。
 注文するメニューは入店前から決まっていて、大盛りが100円以下だったら大盛りにしようとこれも決めていました。

 なぜこれが「十勝」ラーメンなのかはよくわかりませんが、白濁したスープが独特。白湯スープ? いや、違うな、豚骨でもないし、何でできているのか知りたいところです。クリーミーな口当たりで、ナッツ類のようなバタ臭さもあって、不思議なおいしさがありました。
 このあたりでサッポロラーメンと呼び習わされている、野菜を炒めてスープを煮出す製法を採っているものと思われます。
 これってどんな調味料を使うのがベストなのかしばし迷って、卓上の七味唐辛子をふりかけてみたのですが、これは正しかったのでしょうか?
 スープがおいしいので掬うレンゲのペースが上がりますが、塩味が強めなので、全部飲むのは我慢したところ。

 麺がまた美味。細打ちの自家製、手もみ麺で、国産小麦100%使用を謳っています。茹でが硬めで、細麺なのにきりりとしているのが好感。
 炒め野菜は、モヤシ、キャベツ、タマネギに加えてニンジン、ピーマンの彩りも。これらが多めの豚挽肉とともにいい味を出しています。
 メンマもチャーシューもありませんが、これはいいデキだと思いました。

 大盛りは、自分にとってはボリューム的には申し分なし。プラス100円で得られる満腹感がウレシイ。
soupya 201603

 以前から気になっていた酒田市の宮海、R7沿いにある「すうぷ屋」を初訪問。スープに自信があっての店名でしょうからね。

 えび油入り中華そば(L)680円。
 この店では、ふつうの中華そばを「あっさり」といい、えび油入りのこちらを「こってり」と呼びならわしているのかもしれません。

 メニューに記されていたリード文を転記。
 「スープは数種類の煮干、鰹から取った“和風だし”に丸鶏、豚骨、野菜の澄んだ“清湯スープ”をプラスして、さっぱりしながらコクのある味に仕上げております。麺は、最高級の小麦を使い、表面ツルツル、中はもっちりの“手もみ自家製麺”です。」

 スープの表面にはえび油。海老らしい香りが漂ってきて食欲がそそられます。えび油のみでむき海老や干し海老などは投入されていませんが、むしろこのことが海老を主張し過ぎない奥ゆかしさになっていて、好感が持てます。和風テイストに加えて醤油味の深みもしっかりと感じることができ、立派、ナイスというしかありません。

 メニューに書かれていたとおり、麺は自家製に手もみが加わり、その表面にえび油がついて光り輝き、口当たりがとても艶やか。麺とスープのマッチングはかなり良好と言っていいでしょう。
 チャーシューは、厚みこそありませんが、どんぶりの表面を覆ってしまう勢いの大きさ。ホロホロとした柔らかい上等品です。本来の味が際立つメンマにもホレボレでした。

 Lの麺量は、おそらくはMの1.5倍。Mが600円なので、プラス80円でこの量なら満足です。
hanatsutsumi 201603

 使用期限が3月9日までとなっている「MyBloom」を使い倒そうと、華包を昨年11月以来4か月ぶりに再訪。

 麻婆ラーメン、850円のところ540円。
 注文してからサーヴまでが速っ!
 あっちゃあ、赤い! 唐辛子が強そうだぞ。

 まずはいつものとおりスープの部分をレンゲで数口啜って、スープ内の麻婆餡の比率を高めてから麺を食します。う~ん、いい味・・・。
 配膳が速いのは、麺が細麺だからということも理由の一つでしょう。ラーメン店ではないので製麺所のものでしょうが、茹での具合が極めてよく、きりっとした感じに仕上がっています。

 麻婆のほうは、はじめのうちは肉の割合が低く、全体の量もたいしたことないな、なんて思って食べていましたが、それは完全に間違いで、肉の割合も麻婆のボリュームも十分以上。しかも美味でした。

 その辛さはあとでじんわりとくるタイプ。食べ終わる頃には頭髪の間から汗がしたたり落ちるようになり、ハンカチで拭けば布の色が変わるほどの発汗量。
 ああ、あっちい。ラーメンを食べて久々に大汗をかいたぞっと。
 まだ冬だというのに、上着を着れずに手に持ってワイシャツ姿で外に出て、しばらく涼んでからでないとクルマに乗れないほどでした。

 麻婆ラーメンで850円なんてちょっと高いんじゃないとの予見は誤り。汗を拭きながらこれを540円で食べられるなら大儲けだなと、考えを改めたところデス。
tenten 201603

 余目の庄内町役場近くにある「テンテン」を初訪問。
 荻窪の焼鳥居酒屋「鳥もと本店」の名物オヤジのキャラを多少薄くしたような(それでも十分に濃い)店主が一人で店を切り盛りしていました。

 庄内シーフード焼そば(普盛)、750円のところ「MyBloom」を使って540円。
 すんげえ刻み海苔の量。これ、海苔好きなのでウレシイ悲鳴です。これに卓上のこの店オリジナルの配合と思われるウースターソースを回しかけると、海苔同士がくっついて大きな塊になって口に運ばれてきます。ほへぇ、うめぇうめぇ。

 写真を撮っては見たものの、海苔しか見えないのが残念。この下には目玉焼きが鎮座していて、この黄身を割って食べればマイルド感が増して旨い。
 麺とともに炒められているのはキャベツ、むき海老、干し海老、イカの身の部分とゲソ、アサリなど。
 麺量250gだそうで、圧倒されるほどのボリュームではありませんが、それでも十分な量でした。

 しかし、余目って、飲食店が多いよなあ。車で流しているとそこかしこに店の看板が見えます。これらの店が共存共栄して仲良くやっている商店街って、なんてステキなんだ。
ikkyuan 201603

 山形市に出張。内陸に戻ったなら蕎麦でしょう。
 ということで、一仕事終えてからの昼メシは「一休庵」で。ここでの食事は2014年12月に「みそラーメン」を食べて以来となります。
 
 肉そば(冷たい)+ゲソ天、650+150円。
 蕎麦は製麺機製のもので、ストレートの真っ黒仕立て。そして鶏肉はかなりくたびれた親鳥、というよりもババ肉と言っていいような固いものです。まあ、それがまたいいのだけど。
 あわせて注文したゲソ天も硬めの足のごりごりした揚げっぷり。2~3日前に庄内地方で食べた麦切りについてきたソフトなゲソ天とは雲泥の違いです。
 しかし、どこをとってもこの下品な品物が、村山衆を欣喜雀躍させるのですよ。
 これだよ、これ。肉そばはこうこなくっちゃ。ゲソ天とはかくあるべしだよな。

 というわけで、かなり満足。
 食べ慣れたものが一番おいしい、ということなのでしょうね。
ichi 201602

 イオンタウン三川の目立たない一角にある「らーめんいち」を初訪問。
 さあ、何を食べようか。
 醤油らーめん700円で、味噌らーめん720円、辛味噌らーめんがたしか800円だったかな。この価格設定で選べというなら、味噌らーめんだよな。

 味噌らーめんのこってり。
 口径の広くない背高のどんぶりに入っているので、見た目少ないかなと思いましたが、食べてみれば量は標準で、それほど不足感はありません。
 味噌だとチャーシューが入らないのは残念。メンマもネギもなし。野菜はキャベツ、ニンジン、タマネギ、モヤシなどがさらりと軽めに炒められていて、こういう素材を生かす炒め方も悪くありません。
 麺は、自家製風のもっちりタイプで、手もみされてピロピロの形状になっています。食感がよく、内陸地方の金ちゃん系列の麺にも相通じるものがあります。つまりは、なかなかいい麺だということです。
 トッピングされた味付け挽肉は、作り置きされたもののようで、本音を言ってしまえば、しょぼい。
 スープは、旨みとコクがたっぷりの合わせ味噌仕立てで、少量背脂が入ってこってり。湯気の立ち方が少なかったので、けっこう油分はあったのでしょう。

 全体としてはいいセン行っていると思うものの、敢えてこの店を選択させるに至るまでの決定力はやや乏しいのかもしれません。
 今回は夕食時の訪問でしたが、平日のランチタイムにはお得なセットが設定されているようなので、再度行くとしたら昼だろうな。

 この時間、客は自分だけ。それなのに店内の温度はかなり高く、この季節なのにワイシャツ姿になって食べても大汗をかいてしまいました。それほど熱々のラーメンでもなかったのだけどな。
 こんなに暑くする必要はないと思うぞ。お冷は温くなっているしね。
nagomi 201602

 「My Bloom第3弾」の使用期間が3月9日までと迫ってきているので、掲載店の「手打ちそば和み」を初訪問。第3弾の利用回数は、数えてみるとこれで17回目。まあまあ健闘したというところかな。
 勝手に大箱だろうと想像していた店内は、案外にもこぢんまりとしていました。

 ゲソ天付き麦きり540円。
 通常は麦きり680円、ゲソ天単品170円、計850円をセットにしてみましたというもの。
 麦切りは、つるりとして美味い。この店らしい部分というのは格別感じませんが、しっかりとしたコシと艶やかな口当たりが素晴らしく、非の打ちどころはありません。

 ゲソ天は、ゲソの部分は一つだけで、ほかは胴体の部分の輪切り1と、耳の部分が1の都合3個。もちろん揚げ立てでしょりしょり。いずれの部位も極めて柔らかく、これなら歯の弱い高齢者だって楽に行けちゃうだろうなと思わせます。
 太い足をゴリゴリに揚げたゲソ天を食べて育った内陸の村山地方の人間(自分のことですね)にとってはちょっと上品過ぎかも。もっと下品でいいからもう少し量をくださいという感じでしょうか。

 会計時のオバサンの笑顔がグッド。メニュー的には、麦切りまたは蕎麦とミニ天丼のセット1,080円あたりが魅力的でした。
asunaro 201602

 昨年10月以来久々のあすなろ食堂。

 あすなろ定食790円。
 白身魚のフライをメインとして、肉団子のカレーかけ、細切り竹の子の煮物。

 この店の場合当然ながら白身魚は出来合いのものではなく、注文を受けてからおじさんがパン粉をつけてひとつひとつ揚げています。肉団子も揚げ立てのものに自家製カレーをかけているし、煮物も筍のほかに豚肉の細切れとピーマンが入って、だし巻き卵が添えられていました。
 つまりは、今日のあすなろ定食の献立を示す黒板を見ただけでは、実際に供される内容の実力すべてを読み取ることはできず、出されてからのお楽しみもあるというわけです。まあこれまでは、期待を裏切られたことはまずありません。

 画像を見てください。彩りがいいし、ひと手間かかっていることがわかっていただけるでしょう。
 写っているもののほか、どんぶりのライスと、大根、ワカメ、ネギの味噌汁。
 庄内地方であれこれ飲食店を試していますが、このような高いレベルのものをこの価格で、しかも日々バラエティに富んだ形で供している店を、いまだに知りません。

kobayashi 201602

 庄内から山形に戻る途中、寒河江で昼食。
 初見参の「味処こばやし」をチョイスしてみましたが、玄関には3月27日をもって閉店する旨の貼り紙が。17年間の歴史に幕を閉じるというのでありゃまあと思いましたが、よく読んでみると4月からは「そば処あじこば」としてリニューアルオープンするのだそうです。なあんだ、そういうことか。

 奥の座敷に着席し、いろいろあるメニューからしばし黙考して「肉そば&ミニ野菜天丼」840円+税=907円をオーダーしてみました。

 メインの冷たいそばからいくべきか、それとも熱々の天丼から食らいつくべきか、ここでまたもや黙考しましたが、麺派ならばやっぱり蕎麦からだろうと、まずは肉そばから。
 鶏脂がたっぷり入ったスープは、醤油味が控えめのつくりで、甘すぎず塩辛すぎずの上出来なもの。
 麺はごっつりとした太さがある黒めのもので、喉越しがよく美味。
 鶏肉は白っぽく、身がしっかりついていて、谷地あたりの鶏肉とは少し趣が異なっています。ほどよい噛み応えがあり、加えて量があるので、顎に心地よい疲労感を覚えます。
 このつくり、全体としてオリジナリティが高いです。

 蕎麦を全部平らげて、ミニ野菜天丼へと移行。
 茄子、カボチャ、ジャガイモ、大葉、4種の天ぷら。間口が狭くて深さのある器に盛られているので、まずはでっかいかぼちゃ天をいったん小鉢に避難させて、おもむろに食べ始めました。しかしそれでも食べづらさがあり、天ぷらとご飯の間に配置された揚げ玉がこぼれることひとしきり。あれあれ・・・。
 でもまあ、こうしておぼつかない手元を嘆きながら食べるのもまた、案外それなりに楽しかったりして。

 とてもおいしゅうございました。「あじこば」になってからまた寄ってみたいと思います。