misawaya 201512

 旧平田町、北俣字仁助新田にある「三沢屋」を初訪問。2015年12月末日をもって閉店するようなので、今のうちにと思い立って行ってみたところ。
 齢60をとうに越した、ご夫婦と思われる男女二人での切り盛りのよう。長いカウンターがあり、奥が座敷になっている一風変わった店のつくりは、昭和のノスタルジーが漂います。

 中華の中、600円。
 メニューは中華と味噌ラーメンで、それぞれ小、中、大、ジャンボがあり、100円刻みで値段が上がっていくという設定。価格的にも「中」が普通の量なのだろうと思って注文したわけですが、けっこうな量がありましたね。

 きれいなルックス。薄切りのネギがたんまり入っているのは、地味ではあるけれどポイントは高いです。チャーシューも3枚入っているし、メンマだって“ざくざく”といった感じの量です。シンプルなトッピングながら高い充実度だと言っていいでしょう。

 想像するに、野菜を多用していると思われるスープは、透明度が高く雑味のない味でなかなかに秀逸。今どきの、旨すぎて舌にまとわりついてくるようなダシのえげつなさのようなものはなく、生姜を使って上手に臭み消しをしているんだなあといった印象。

 麺は、このあたりのものにしてはけっこうな太さを湛え、もっちりとした弾力があるスグレモノ。

 この味が引き継がれることなく今年いっぱいで失われてしまうと思うと、常連でも何でもないのだけれど、無念さ余って不思議と口惜しさがこみ上げてきました。
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