ikkou-sakata 201607

 R7の鶴岡・酒田間の広野付近を走るたびに、「中華食堂一幸」の赤い看板が目についていました。しかしこの店、この1年以上にわたって店を閉めていたようでした。廃業したのかなあと残念に思っていましたが、6月あたりから営業を再開したようです。それではぜひとも行ってみなければなるまいと、このたび初訪問しました。
 古い木造家屋を改装したような外観。背中の丸まった小柄なおばあさんが元気に接客。こういう店は大切にしなければなりません。

 カツカレー900円。
 この店の最高値メニューです。ちなみに2番は、カツ丼とチャーシューメンの800円となるようです。
 大衆食堂のカレーを絵に描いたような出来栄え。楕円の銀皿に、もうこれ以上かけたら溢れますというぐらいにカレーがぶっかけられていて、腹ペコの客をまずはビジュアルで喜ばせます。
 そしてまた、もったりした感じのこの味、この濃さ、このとろみ。小麦粉で伸ばし、中華ダシなんかで味を調えているような、いわゆる「そば屋の味」です。
 オリエンタルな香りが強いわけではありません。豚バラ肉とタマネギしか入っていないようなカレーです。味だって、正直言ってしまえば格別なものはありません。でも、おれは今、食堂でカレーを胃の中に流し込んでいるんだという充実感はきわめて強いものがあります。

 カツは、やや小ぶりですが厚みはしっかり。焦げ茶のいい色になるまで揚げられていて、その香ばしさが鼻腔をくすぐります。肉質も良好だと思います。
 なので、このカツだったら、カツ丼もさぞかし旨いのだろうなと思わせることしきり。

 ボリューム的にもまあまあといったところで、異常に多いわけではありません。したがって、少々コスパ的に難ありですが、なつかしい味のカレーをいただいたことへの深い満足感がありました。
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