nishikisoba 201611

 酒田市南千日町の「にしきそば屋」を初訪問。自家製麺を力強く謳う店構えとなっており、期待ができそう。
 この日の昼メシをここにしたのは、メニューにしょうゆ、塩、味噌の「サッポロラーメン」があるから。以前から庄内地方の店でよく見かける「サッポロラーメン」とはナニカ?!ということを解明したいものだと考えて。

 3種のスープからサッポロミソラーメン750円をチョイス。門外漢の自分にはやはり醤油や塩の札幌ラーメンなんて想像できないので。

 いやこれ、驚きです。スープの風味はしっかり「赤湯ラーメン」です。
 煮干しから滲み出たと思われる濃密な脂がスープの表面を覆っており、そのために湯気が極少。啜ってみれば、赤湯ラーメンの名店「龍上海」を彷彿とさせる味わい深さがあり、おそらくそこと同じ煮干しを使っているのではないか。
 そうは言っても味噌の使い方は別。味噌のコクを強調する龍上海とは異なり、醤油に赤味噌の割合が高い味噌を合わせてみましたといった風情の比較的さらりとしたもので、例えが適切ではないかもしれませんが、インスタントのサッポロ一番味噌ラーメンのスープの見た目に似ています。
 いずれにしても、特筆すべき上出来なスープです。

 麺は、多加水の艶やかなもの。形状的にも変哲を感じさせるものはありませんが、なかなかおいしいスグレモノです。

 で、「サッポロラーメン」なのだけど、トッピングを見ると、浅く炒めたしゃっきりモヤシの上に味付けされた豚挽肉、そしてよく見ると、細切れにしたタマネギ(?)に焦げをつけたものがパラパラと入っています。このあたりがポイントなのかもしれません。ほかにはメンマ、ネギで、チャーシューはなし。

 庄内地方で「サッポロ」を冠するラーメンはこれまでに、庄内町の「花のドライブイン」、旧藤島町の「駅前食堂」、庄内町の「成多食堂」、酒田市の「中国料理吉・亭」と食べ歩いてきましたが、今回の「にしきそば屋」を含めた5店舗に共通して言えることは、いずれもチャーシューが入らないことのほかには・・・ありませんでした。(驚)
 強いて類似点を挙げれば、このうち4店がモヤシを中心とした野菜をトッピングしていること、3店が豚挽肉を使っていること――ぐらいでしょうか。

 うーむ・・・、庄内の「サッポロラーメン」の謎は深まる一方。もっと経験値を上げる必要がありそうです。
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