kobayashi 201703

 余目の「小林食堂」を初訪問。
 旧余目町の食事処はこの2年で眼中にあるほぼすべての店を巡っていますが、商店街にあるこの店は取りこぼしていました。理由は、繁華街にあって狭い区画の駐車場が3台分しかないこと、WEBで見られる画像では細麺を使っていること、かつて庄内の食に明るいある人がこの店についてあまりよく語っていなかったこと、などがあります。しかし、行かずには語るなかれ、そして自分で確かめてみなければナラヌということで、訪問に至ったというわけです。

 幸い駐車場は空いていたので頭から停めて入店。昼どきなのに客は不在。真ん中に8人ぐらいは掛けられる大テーブル、その周りに2人掛けテーブルが数卓、小上がり2卓の、昭和然とした回顧感たっぷりの店内。白髪頭の亭主に、その連れ合いにしては若い細面、メイク、ネイルばっちりの女将の二人での切り盛りのようです。

 メニュー短冊は定食、ラーメン、丼物など基本メニューがズラリ。
 あの細い麺ならばラーメン類はいかがなものかと考え、ココは焼きそばのメッカでもある余目だしと、焼きそば650円を選んでみたところ。

 麺の茹で、野菜の炒め、そして両者の合えと、ていねいな仕事ぶりがつくっている厨房から伝わってきます。運ばれたのは、注文してから15分近くかかったでしょうか。
 余目オーソドックスの後がけソースタイプ。卓上のブルドッグ中濃ソースをくるくるとかけ回せば、味にオリジナルも何もなく、フツーのソース焼きそばになります。

 麺は、予期どおりの細麺。ぼそぼそした食感はソース焼きそばで食べるならばベストマッチではないかとさえ思えます。まあやはり、これをかけ麺で食べるのはどうかという気がしますが。

 スープは、大きめの器にたっぷり。ラーメンスープに、中華そばトッピング用の4cm四方ぐらいの海苔が5~6枚と刻みネギが入っているもの。味は、やや雑みがありますが、これをうまいと評する人も結構多いのではないか、というぐらいの許容範囲で、むしろ斬新です。もしかしたら鶏や豚のガラの灰汁取りが甘いのかもしれません。

 全体量は、余目の店らしく、充実度が高いです。焼きそばは量が入る食べ物ですが、自分の場合、ここでは普通盛りで十分でした。
 鄙びた感じはするものの、悪くなかったですよ、「小林食堂」。
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