akegarasu 201405

 出張で北村山方面へ。お楽しみの昼メシは、現地庁舎のK山課長から一緒に食べようと誘ってもらって、東根の明烏(あけがらす)という蕎麦屋に入って食べる。

 ゲソ天そば、800円。
 天ぷらがゲソ天だけでなくカボチャ、ピーマンなど盛り沢山で、消費税転嫁の値上げをしたとしてもこれで800円は安いと思う。
 蕎麦も申し分なし。北村山にもいい店があるのだな。

 あいにくカメラを忘れて行ってしまったため、同行者のカメラを借りて撮影。
 業務上の写真は撮らずにこういうものばかりを撮っていることに、現地の職員はあきれていたことと思う。
aoba 201403

 初訪問。
 肉そば(冷)の大盛り、650+100円。
 大盛り100円増しというのが良心的だし、付随する2皿は、小松菜のおひたし、豆モヤシのナムル、オレンジの3点盛りと、漬物たっぷり。これは評価すべきでしょう。

 メインもご覧のとおり堂々としたもの。つゆは少し塩辛めですが、鶏脂が適度に含まれてタマラヌおいしさ。濃い色をした蕎麦はしゃっきりと固茹でされており、蕎麦風味を漂わせます。

 これなら流行るよなぁ。開店直後からひっきりなしに客がやってきます。
 山形県がラーメン消費量日本一から転落したわけだけど、どうもラーメン屋よりも肉そば屋のほうが繁盛しているような気がするが、気のせいだろうか。
nitta-chouju 201401

 「寒河江 そばの散歩道」(寒河江市観光協会、寒河江そば散歩会発行)というパンフレットに載っていた、日田長寿庵という店のカレーそばの写真がなかなかよかった。どんぶり一面に盛り付けられたカレーが、とろみを湛えて盛り上がっているのだ。しかも焦げ茶色のいい色をしている。
 写真どおりのカレーそばが出てくるとは思えないけれど、多少の期待もあり、初めて赴いてみたところ。

 カレーそばの大盛り750+100円。
 やはり、盛り上がってはいませんでした。色も黄土色というか、一般的なカレーそばの色でしょうか。

 でもまあカレーは、豚のバラ肉とタマネギが主とし、かつお風味がする和風のもので、それでいてカレーらしいバタ臭さも兼ね備えたなかなかのもの。おいしいと思う。

 パンフレットによれば、東京日本橋茅場町にて蕎麦打ちを伝授されて50余年とのこと。しかし、そのような上品な蕎麦はカレーそばにはそぐわないようで、やや弱いというか、味もコシもカレーに負けてしまっている面があるように感じました。

 60代と思われる御夫婦による切り盛り。おばちゃんが親切で、お茶のおかわりを出してくれたり、新聞を持ってきてくれたり。
fumoto 201310

 白岩バイパス沿いの、昼時はいつも車が満杯のそば屋。立地がいいのかな。もしかしたらお得感たっぷりの蕎麦が食べられるのかな。ということで、確認を。

 げそ天ざるそば750円。
 皿が大きいので少ないように見えますが、ふつうの一人前です。空腹時は大盛りかな。
 その蕎麦は、山芋系と思しきやさしいなめらかさがあり、喉越しもよく食べやすいと思う。
 げそ天は揚げたてでショリショリ。これらはいい点。

 そばつゆはスタンダード。漬物は3種。好みの問題でしょうが、甘酢漬けなどはいるだろうか。そば湯は透明度の高いもので、これも好き好きか。
 減点は、ネギがあまりにも少量であること。これは改善サレタシ。

 店内はこぎれいで、テーブルの拭き上げはきっちり。窓からの眺望も素晴しい。このあたりの評価は高いのだろうな。
aoi 201309

 河北病院入り口近く、「といや」の隣りにある「葵」を、昼食時に初訪問。

 温かい肉そば+セット(なっとう餅5コ付)600+150円。
 ラーメン・そばに150円で納豆餅5個が付けられるという趣向。もともとは餅屋だったのだろうな。

 肌寒いので温かい肉そばのセットにしてみました。しかしその選択は賢かったかどうか。
 肉そばは温かいと普通のかけそばのようになってしまうのですね。この店がたまたまそうなのかどうかわかりませんが、肉そばらしい鶏脂のコクや甘さが際立たなくなってしまい、逆にソバの蕎麦らしい香りがして、インパクトが下がってしまうようです。やはり肉そばは“冷 > 温”ですね。
 しかしそれでも、納豆餅と合わせるならばやはり550円のラーメンがよかったのかもしれません。

 納豆餅は、5個も食べたら腹は大丈夫なのかと不安でしたが、小ぶりの一口サイズのものがだったので、朝食抜き人間にはちょうどいいぐらいの量でした。
 ちなみに、ラーメンと餅のセットって、山形あたりではわりと一般的なのですが、よその地域の人には奇異なものに感じられるようですね。
toiya 201307

 この季節になると谷地の冷たい肉そばが食べたくなる。
 っちゅうことで、ある日曜日、ドライブがてら肉そばの町河北へ約40分かけて行ってみました。
 
 寒河江方面から谷地に入っていちばん手前の店がこの「といや」。他店を物色することなくつい車を駐車場へと進めてしまう。
 肉そば(冷)プラス ミニかつ丼セット、1,000円。肉そば単品が650円なので、かつ丼は350円だ。
 
 開店直後に入店するも、客はすでに7分の入り。すごい有名店というわけではないのだけどなぁ。
 窓側の席はすべて埋まっており、店員は店内の最も暗い席へと案内する。ああ、もう。写真が・・・。
 でも、帰宅してからガンマを当てて加工し、なんとかブログに載せられる程度の写真にしたのが上のもの。
 
 ネギも鶏肉もたっぷりで、いいんじゃないですか、コレ。
 蕎麦はちょうどいい太さ、というか細さで、大方の人たちが許容するであろう口当たりのやさしいしなやかタイプ。鶏脂が滲み出た旨みたっぷりの甘いつゆも、その濃さや塩梅はすばらしい。べつに一寸亭やいろはで並ばなくても、おれはこれで十分だな。
 
 そばを全部食べ終えてからミニかつ丼へと移行。加齢じゃなかった、カレーの香ばしい香りが鼻をくすぐり、その時点ですでに「これは美味い」という脳内理解が決定づけられます。
 カツ自体は格別優れたものではありませんが、すでに頭は美味いと決めているので、美味いのだ。ボリュームも適度でよろし。
 
 食後、満足して店を出ると、狭いわけではない駐車場が渋滞するほどの客足。また、町内のあちこちに存する他の肉そば店の多くでも行列ができていました。
 河北の肉そばは恐るべしだな、肉そばでB級グルメの町おこしをしているというのも肯けるというものです。
aoki 201306

 ある日曜日、新車で、遠乗りとまではいかないまでも河北町まで足を伸ばして、谷地名物の肉そばを食べてきました。
 一寸亭とかいろはとかの行列店は避けたい。まだ見ぬ強豪店はたくさんあるからね。
 そば処あお木か白鳥十郎そば本舗に狙いを定め、より遠いところということであお木へ。
 
 冷たい肉そば600円とミニげそ天丼250円をセットでたのむと800円になるというので、それを。
 
 手打ち蕎麦もやっているけれども、肉そばはあえて(?)製麺所製を使っているようです。普通盛りだと足りない量。河北らしいあまり色の黒くない細めのものを用いており、そば自体はココでなければというものではないようです。田舎そば系のゴツいものがお望みの方にはやや物足りないかもしれません。
 
 そばつゆは絶品。河北の肉そばらしい甘い味に深い鶏脂の風味。しかし過度に脂っぽくはなく、脂の浮きは少ないほうかも。肉そばを左右するのはこのつゆの味だよね。
 
 セットのミニげそ天丼は、量的には値段相応の適量。小さいゲソ3つと紫蘇の天ぷらに刻み海苔と紅生姜があしらわれています。ごはんはふっくらでほんわかとした温かみがあり、冷たいそばの名脇役となっていると思う。
 
 このそばとこのどんぶりでの腹の満たされ具合はちょうどよく、腹8.5分といったところでしょうか。
 カウンター席が多く、一人でそばをたぐりに行くシチュエーションにぴったりのこぎれいな店でした。
tenryubo 201306

 今シーズン、ホーム初ナイターとなったモンテディオ山形vs松本山雅FC戦を観るためNDスタジアムに向かう途中、早めの夕食をとりに寄ってみました。
 
 本格中華料理を標榜している店なので一品料理に定食セットを付けていってみようかと思ったものの、おやおや、あんかけ焼きそばが美味そうだな。まだ早い時間だし、定食を食べるほど腹も減っていないしな。
 ということで、五目あんかけ焼そば780円を。
 メニュー表示は「五目焼きそば」ではなく、五目の「あんかけ」の「焼そば」。
 
 あんのつくりは、何を添加しているのか不明ですが白濁の度合いが強く、全体として砂漠の白砂に近い色合い。独特だなぁと思いつつ食べると、なかなかに美味。いいんじゃない、コレ。
 具材は海鮮系だけでなく豚肉も入る標準的なもので、格別特徴的なものはありません。
 
 麺は、焦げが多くないタイプ。もう少し焼いて万人の好む焦げ臭が鼻腔を刺激するようにすれば、ぐっと価値は上がると思う。
 
 超アツアツのこれらに、添えられた洋ガラシを少量まとわせつつ口に運べば、もう何も言うことはありません。
 
 ところで、五目焼きそばに洋ガラシを添えるというのは、本格中華の範疇なのだろうか。それって日本人が考え出したものではないかと思うのだが、どうなのだろう?
suzutei 201207

 暑い。いよいよ夏も本格化した模様だねぇ。
 こうも暑いと大好物のラーメンに挑戦するのもチトしんどい。でも、冷やしラーメンとか冷やし中華とかつけめんなんていう王道を外れたものにはどうもイマイチ食指が動かない。
 では、というので、この日は肉そば方面かな。
 
 国道458沿いの鈴亭に初訪問。多少の距離など関係ナシ。
 肉そばの大盛り650+100円。
 蕎麦は、色が黒い細麺。これ、乾麺じゃないだろうな?と思ってしまうぐらいの見た目と味なのですが、どうなのでしょう。
 
 肉は薄いですが、とても軟らかく、歯の弱い、たとえば高齢者の方でもきっとおいしくいただけるであろう仕上がりです。
 つゆは、色こそ薄いですが、鶏脂の味がしっかりゆきわたっていて美味し! ズルズルの合間に丼を持ち上げてゴクリゴクリ。むぅ、至福・・・。
 
 つゆは申し分なしですが、麺はもっと太打ちのほうが、また、鶏肉はもっと歯応えのあるほうが、個人的には好きです。
 なお、量は、男性なら大盛りが無難だと思います。
naniwatei 201205

 念願の浪花亭。この前はココを目指したのに別の店に入ってしまったからな。
 
 きそばの大盛りと天ぷら、500+100+100円。
 予想どおり、ごっつい田舎そば。喉越しなどは関係なく、噛まないと喉を通らない。(笑)
 ふつうの大きさのそば猪口なので、そばつゆが足りない場合はどうするのだろうと思っていましたが、店もさるもの、各テーブルにはよく冷えたつゆが大徳利に入れられてスタンバっていました。
 
 大盛りとはいえほどほどで、苦しくなるほどの量ではありません。
 そばつゆは、醤油と鰹節が効いた一般的なもので、さほど甘さはありません。チューブに入ったわさびを絞り出してつゆに投入。
 天ぷらは、100円にしては小さめ。ゴリゴリとしたものですが、手を使わなければならないほど硬いというわけではありません。
 ネギは、乱雑に切ったものが比較的少量。
 漬物は、甘酢漬けかと思ってしまうような甘~いもの。
 フィニッシュとなる蕎麦湯は、小型のアルミ製の薬缶に入って登場。オモシロイ。
 
 クセになる人が多いと思われ、次々にサーヴされるにもかかわらず狭い店は大繁盛。
 一度は経験しておきたい、田舎そば好きには格好の店だと言えましょう。
 第一、このそばをたったの500円で供するという心意気がいい。
 
 ですが正直言うと、トータルコスト700円ならば、自分は山形のまるごそばのほうがいいな。
 個人差があるでしょうが、まるごそばのあの盛り、あのつゆ、あのゲソ天、そしてあの喉越しと卵サービスと、いずれをとっても浪花亭を上回っていると思えてしまったのだ。
 ま、蕎麦通には、あまり高いレベルの比較にはなっていないと言われるのだろうけれど…。
hironoya1 201204

 ハマる焼きそばを提供するという噂の、前から気になっていた広野屋を初訪問。
 昔からの店構えのようですが、都市計画道路の拡幅でいよいよ再建もしくは立ち退きが近いのではとの懸念もあり、気が急いての訪問となりました。
 
 入ってみると、客がいっぱい。そのうちその場で食べる人は半分ぐらいで、持ち帰り待ちの人が多いよう。中には焼きそば25人前、12,500円也を待っている人もいたりして、なぁんだ、風前の灯かと思ったらすげぇ繁盛しているじゃん。
 店で働く人についても、きっと引退直前の60台の老夫婦かなんかがやっているのだろうと考えていましたが、さにあらず、気風のいい壮年世代が店を切り盛りしていました。
 ということは、ここ数年安泰なのでしょうな。
  
 発注したものは、周囲の皆さんと同じく、焼きそばと煮込み500+450円。
 まずは焼きそばをご紹介。
 
 大盛りはヤヴァイと聞いていたので、無難に普通盛りを。
 それは全くの正解で、普通盛りでも十分な量。
 聞いていたとおりボソボソとした感じのするもので、太麺の口当たりは焼きそばとしては秀逸な部類に入るのではないか。
 具は、キャベツ、短冊切りの魚肉ソーセージ、紅生姜、錦糸卵、青海苔、以上! モヤシも豚バラ肉も入らないという、シンプルの極みです。
 
 そう大きな変哲を感じないごくフツーの焼きそば。ソース焼きそばのあり方としてはこのようなシンプルかつ平凡な味なのがよいと思う。凝ったソース焼きそばなんて、なんだか気色悪いものね。
 
 まあ、普通ならば上記程度のインプレッションで終わるものなのですが、これ、どこかに仕掛けがあるような気がする…。
 すげぇ美味い!というものではありません。でもこの味、家庭では再現不可なのでは?
 なんだか、近いうちにまた行ってしまいそうな気がするのだな、なんとなく。
ichian 201203

 久々の一庵。ココはこの界隈の人気店でいつも大賑わい。コストパフォーマンスが高く、食べる楽しみがいろいろある店。
 
 前回はゲソ天付きの板そばを食べましたが、今回は肉そば(冷)+ミニソースカツ丼600+200円を。
 前回もそうだったけれど、このソースカツ丼のカレー風味が店内にほのかにただよい、妙に食欲をそそるのです。
 
 あまじょっぱいそばつゆに入った少しぬめりのある蕎麦を、刻みネギをたっぷりまとわせてすすり上げる贅沢。
 そして、それだけでも至福なのに、カレーの香りを嗅ぎながら食べるソースカツ丼もなかなかすばらしい。ミニとはいいながら、一膳以上は確実にあるごはんの量もまた立派。
 これなら繁盛しないわけがないなぁと思わせる名店です。
hifumi 201112

 ここのげそ天ざるそば750円がウマイと聞いていたので、それを。

 噂どおり、普通盛りでもけっこうな量。蕎麦らしい香りがあり、庶民的でありながらも、蕎麦好きを納得させるようなしっかりした感じのもの。さすが、西村山の蕎麦はレベルが高いですね♪
 店のパンフレットには、月山が育てた美味しい水を使い、当店独自の製法で打っている――と書かれていました。まぁ、機械打ちだとは思いますが。

 ゲソ天は、しょりっとした揚げたてで、二本足のものが4つも。衣に青海苔が入っているあたり、なかなかいいです。

 卵も付いて、そばつゆたっぷりで、これまたたっぷりの蕎麦湯も登場するタイミングが絶妙。おいしい蕎麦を腹に納めた後、漬物を齧り、そばつゆを足しながら蕎麦湯をたっぷり堪能できるというのは至福です。

 しっかりした量がありながら、山形のまるごそばあたりよりもひとまわり上品な感じがする店です。
shichifuku 201111

 銘店セノ食堂の並びにある中華料理店。ここのあんかけ焼きそばが旨いというので初訪問。

 あんかけ焼きそば750円。
 たしかに旨そうですが、なんだかあんの具が少ないように見えませんか?
 自分のファーストインプレッションはそういうものでした。しかし・・・。これはデスネ、具は標準なのですが、麺が多いためにそのように見えた、ということのよう。

 けっこう充実した量。味付けやとろみについてはクセがなく、誰もが満足できる標準的なもの。それを証明するように、この日のお客さんは三世代の家族連れ、老夫婦のカップル、自動車学校のセンセイ、ブルーカラーの労働者風といった具合にバラエティ豊かでした。

 白菜、ニンジン、青菜、タケノコ、キクラゲ、イカ、蒲鉾、ボンレスハム、豚肉、うずらの卵。
 しかし、やはり具の質及び量は少ないかも。中華あんを追究してあちこちの有名店を巡ってきてしまうと、それらの比較対照によって見えなくてもいいものが見えてしまうこともある。
 いや、うす面倒なことではなくて、コストカットが具の質・量に出てしまうなぁ、というだけのことです、はい。
 ということで、ちょっと辛口になりますが、680円なら通うのだけどな、ということにしておきます。
yoshitei 201111

 今日はそばが食べたい。冬がそこまで近づいているけれど、山形人であるならばここは冷たい肉そばでいこうか。
 ということで、わざわざ寒河江までドライブ。西村山地域は肉そばのレベルが一段高いところにあるからな。

 今回は「そば処吉亭」を初訪問。
 靴を脱いで、一面フローリングの広い部屋で食しました。いいですな、こういう店も。
 冷たい肉そばの大盛り650+100円。値段もまあ、リーズナブル。
 鶏肉の旨みがたっぷりの甘じょっぱいスープが秀逸。これがあるから肉そばを食べたくなるわけで。
 黒味を帯びた、長さたっぷりのそばは、独特の弾力を有するいい食感の、おそらくは製麺所製。
 間口の大きくないどんぶりなので、一瞬これで大盛り?と不安になりましたが、底が深くて量はたっぷりでした。

 美味いなぁ!寒河江の肉そばは。
 だがしかし、肉そば自体がそういうものなのかもしれないのですが、店ごとの個性って、あまり感じられなかったりする。
 ま、どこでも美味いから大きな問題はないのだけれど、だったらわざわざあちこちを食べ歩かなくてもいいことになってしまう。
 う~む・・・。
 でも、そのあたりはもう少しいろんな店で食べてみないとわからんよな、やっぱり。
 ということで、「ひふみ」「ふもと」「鈴亭」「十三」など、寒河江の未訪問の肉そば屋にはそのうち行ってみなければなるまいと考えてオリマス。
katsura 201110

 今日の昼は肉そばが食べたい。一度そう決めてしまえば、意志は固い。
 山形市内にもお気に入りの肉そば屋はいくつかあるが、休日でもあることだし行ったことのないところへ――ということで、寒河江のそば処かつらへ直行しました。
 近時山形市内に支店を出したみたいですが、やはりここは労を厭わず、遠くても本店のほうから攻めてみるのが王道だと考えて。エヘン、律儀でしょ、おれって。

 ココの人気メニューは、平日ランチタイム限定の肉そば(温・冷)またはざるそば+小柱かき揚げ丼+コーヒー(iceまたはhot)850円。
 これをいってみたいが、あいにくこの日は土曜日なので、肉そば(冷)650円と小柱かき揚げ丼400円の、しめて1,050円となりました。

 肉そばのほうは、さすがに西村山地方の人気店とあって、旨い!
 何が旨いって、なによりもそばつゆですよ。かつおダシの効いたさっぱりベースのつゆに、鶏から出た旨みたっぷりの脂。これが黄金色になってスープの表面をただよっています。
 あっさりがいいとか、こってりがいいとかの二者択一的発想を超越した美味なるスープ。これは一度は堪能してみるべきものでしょう。

 そばは、このあたりのオーソドックススタイルで、やや黒味をたたえた中太の田舎そば風。手打ちだというのですが、そんなに手打ちらしいというものではなく、万人受けするだろうと思われるもの。
 肉そばのネギというと、すごく薄く刻んだものがみずみずしく載っているイメージがありますが、ココのばあいはそれほどでもなく、ラーメンに入っている程度の普通の刻みネギです。
 鶏肉は、わりと柔らかいものがたっぷり。

 肉そばは完璧ですが、小柱かき揚げ丼はやや期待はずれでした。
 たまたまかもしれませんが、ご飯が柔らかすぎ。かき揚げは、天ぷらの味はしますがホタテ味はほとんど感じません。
 勝手ながら査定させてもらうと、400円ではやや無理があり、300円、高くても350円がいいところでしょう。
 したがって、個別発注ならばエクスペンシブ、しかし平日ランチセットならば、650円の肉そばに200円プラスしてこれが食べられるのはかなりお得だということになるのでしょうね。

 再訪の機会があれば、肉そばに専念しようかな。
 また、山形の支店にも行ってみたいと思います。
ichian 201110

 駐車場はいつも車であふれている繁盛店と聞いたので、行ってみました。

 板そばで天ぷらつき、しかもそばつゆと肉そばのスープの2種類で食べられて700円の「一庵そば」というのを目指しました。
 しかし、メニューを見て、肉そばのスープの代わりにおろしなめこがついて同価格の「板そば」があったので、気が変わってその大盛り100円増しを発注。

 板そばというものはそもそも量が多いことになっているので、それを大盛りでたのむことについてはかなり躊躇しました。
 また、運ばれてきたときにもなんと板が二段重ねになっていたので大いに焦りましたが、食べてみればそう多いものではなく、普通盛りだったらゼッタイに足りなかった。正解デアッタ。

 しかしまぁ、これほどの充実度で大盛り800円は安い!
 蕎麦は、太めの田舎風で、濃いめの色合い。手打ちではなさそうですが、山芋かなにかを用いてとろりとした口当たりのものにまとめてあり、喉越し良好。
 蕎麦らしい香りもいい具合に感じられ、蕎麦を食べた、という手応えが強い。変にこだわった蕎麦よりもこういうほうがまとまりとしてはいいのではなかろうか。
 通はジャンキーと言うかもしれないが、山形のまるごそば系よりも蕎麦らしいと思うぞ。

 加えて、どうですか、揚げたての立派な天ぷら。大きなかぼちゃ天とシシトウ、プラス、ゲソが2つ。フツーの店ならこれだけで200円はするぞ。
 これにおろしなめこと漬物、薬味。(そば猪口は薬味の下になっていて見えません)
 癖のないノーマルなそばつゆがたっぷりとトックリに入っており、不足感なし。食後にあらためてそば湯で割って楽しめるくらい十分にあります。

 ナルホドね。これで流行らないわけはないよな。
 肉そばもデカくて旨いらしいので、機会を捉えて再訪してみることにしましょう。
suiren2 201108

 いよいよ真打ち登場といった感じで運ばれてきたのは、五目あんかけ焼きそば大盛り、750+200円

 直径40センチ×30センチほどの巨大な器にあふれんばかりの五目あん。威風堂々、体躯頑健、質実剛健といった風情で、近くにあるスープや醤油さしなどがはるか遠くにあるように見えます。
 すごいなぁ・・・。これを一人で食べる猛者がいるということにまず驚嘆。

 ささ、喰おうぜと箸で取ろうとした麺は、適度な焦げを伴いながらかぐわしい芳香ととろみをたたえていて、「お願いだから持ち上げるのはやめて・・・」と言わんばかりの重量感と粘り。
 もしかしたらこの瞬間こそが、五目あんかけ焼きそばを食べるときのサイコーの醍醐味なのかもしれないなぁ、フフ。

 ところがその麺、あんがたっぷりだったのでわからなかったけれど、すげぇ量!
 あんの下は麺だらけで、特に皿の中央あたりは麺が異常に分厚く盛り付けされているのです。いったい何人前の麺が入っているの、コレ?!
 さすがの息子もコレハナンダ?という顔をしておったな。
 二人で来てよかった。一人でこんなのをたのんだ日には、死ぬ思いをするか、多くを残してしまうかしただろう。

 でも、驚くなかれ、これがまたとても美味なのダ。
 具材こそ高価なものは多用されていない印象はあるものの、おれは高価な具材を食べたいのではなく、むしろ五目あんをまとった野菜たちを麺とともにたっぷりと味わいたい。そういう意味ではヒジョーに優れたシロモノではあると思う。

 焼きそばだけで十分だったかも。
 炒飯、餃子とあわせてほうほうの体で食べ終えた後は、親子二人でボーゼン状態。いや、マイッタ。

 一人で行って両方味わいたい場合は、チャーハン&半あんかけ焼きそばセット800円があるようなのでそちらがよいかと思いますが、この大盛りの仰天感は一度は体験してみて損はないと思いますよ。